ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「あの日」へのそれぞれ。強くなるために

2016年03月15日 02時48分12秒 | 障害者の自立

アメリカの現地時間で3月11日0時、AP通信のニュースが更新された。トップニュースは、東日本大震災に祈りを捧げる日本人の記事だった。

被災地となった東北を本拠とするイーグルスは11日、静岡で練習前に黙祷。日本中で多くの人が午後2時46分に祈りを捧げ、「あの日」に思いを馳せた。あれから5年。イーグルスには、特別な時間がこれからも流れる。

◆岩隈が震災遺児支援の強化を発表、田中は風化の懸念と活動継続を訴える

球団創設時のエース岩隈久志(現マリナーズ)は、被災した三陸鉄道が結成した草野球チーム「三陸キットDreams」のGMを務めるなど、これまでにも継続的にさまざまな活動を行っている。そんな岩隈が10日、今後さらに震災孤児の支援を強化していくと自身のブログで発表した。

2014年からヤンキースで活躍する田中将大は、ブログとツイッターで被災された人々へのお見舞いの気持ちを綴り、「5年という月日が経過しましたが、震災を風化させず、後世に伝えていくことが大切だと思います。」との決意とともに、今後の支援活動の継続を誓った。

◆嶋、銀次、今江。それぞれの思い

キャプテンの嶋基宏は、久米島キャンプの声だしで大絶叫した。「今年は震災から5年。少しずつ忘れかけています。日本一になった13年の感動を、皆さんともう一度味わいたい。ファン、監督、コーチ、チームのために全身全霊で戦います!」。

選手会長に就任した銀次も、嶋と同じように震災が忘れかけられていることへの危機感を募らせていた。そこで、声だしでは、同じ思いを違う言葉で伝えることにした。朝起きた時に、ふと思いついたという。「日本の子どもたち、もっと野球やろうぜー!」。思いは同じだった。

今季入団した今江敏晃は、社会貢献活動を称える「ゴールデンスピリッツ賞」を受賞。福島県いわき市の小・中学校を継続的に訪れ、群馬県の障害者野球チーム「群馬アトム」に交流を申し出るなど、さまざまな活動を長期に渡って続けている。

◆スポーツは日常で人生、けれども人それぞれ

日本にいても、アメリカに渡っても、風化することを憂え、未来に思いを馳せた選手たち。イーグルスには、特別な使命があるのかもしれない。

「見せましょう、野球の底力を」。2011年に嶋が行ったスピーチは、同年の流行語大賞にもノミネートされ、多方面で反響を呼んだ。ところが、この年イーグルスは5位と低迷。嶋も思うような成績を残せず。心ない野次が浴びせられたことも。言葉が一人歩きしたことで悩まされたという。

だが、この時、嶋が悩み抜いて自分で紡いだ言葉である。実際に大勢の人が勇気づけられた。そうではない人もいたかもしれないが、それは人それぞれでもある。

忘れてはいけないけれど、忘れたいという人もいるように。闇や未来はその人のもの。大きくなるほど人も言葉もそれだけでは無力。一人ひとりができることを行うという積み重ねがある限り、希望もあるはず。

スポーツに熱狂する心理を脳科学から読み解いた本「This Is Your Brain on Sports」によると、スポーツは日々の生活にあるもので、ファンにとっては人生。

競争相手がいたり、理不尽なことと折り合いをつけたり、目標を達成したり、あらゆることが自分のこととしてもリンクするから、何かにつけて感情移入するのだとか。

負ければ野次も飛ぶ。野次ってスカッとして、それで明日からがんばろうという人もいるかもしれない。それに応戦するファンもいれば、顔をしかめるファンも。負ければ悔しいし、勝てば胸がすく。

誰もが日常を投影し、それぞれに熱を放出する。応援も野次も、チームを思い、自分を投影するからこそ。さまざまなエネルギーを糧にして、これからまたチームとファンが共に強くなっていけますように。

2016年03月12日  Jsports


小中生対象の社会貢献体験が好評 徳島県内NPOなど開催

2016年03月15日 02時41分42秒 | 障害者の自立

 認定NPO法人とくしま県民活動プラザなどが、小中学生を対象に徳島市の沖洲マリンターミナルで開いているイベント「ぷらざタウン」が好評だ。県内のNPO法人やボランティア団体の取り組みを体験するという内容。参加者から「社会貢献に興味が湧いた」、団体からは「活動のPRにつながる」との声が多く寄せられている。

 イベントでは、読み聞かせボランティアや障害者支援、被災地支援などの団体が毎回15程度のブースを設置。子どもたちは興味のあるブースを訪れて約2時間、手作り菓子の包装や紙芝居朗読、手話を体験する。

 その後、ステージで成果を発表したりブースで物品を販売したりする。会場全体を街に、活動体験を仕事に見立てており、仕事をすると、子どもたちにブースでの買い物に使える通貨「プララ」が贈られる。

 イベントは2013年2月にスタート。16年3月までに7回開かれ、延べ440人が参加した。

 毎回参加している助任小5年四宮暖奈さん(11)は「学校ではできない経験ができて楽しい。防災や徳島の文化などに関心が高まった」と言う。北島小4年西久保みゆさん(10)は「誰かのためになる活動に参加してみたいと思った」と話す。

 参加団体からも「活動内容や取り組みへの思いを知ってもらえる」。紙芝居ボランティアの大家礼子さん(61)=徳島市名東町1=は「仲間に入りたいと言う子もいて、メンバーの意欲が高まっている」と喜ぶ。

 14年度までは徳島市のみで開いていたが、15年度は鳴門、三好両市で初めて行った。同プラザの吉野育也プランニングマネジャーは「今後も県内各地で開き、社会貢献する次世代の人材育成につなげたい」と話している。

【写真説明】紙芝居ボランティアの活動を体験する子どもたち=6日、徳島市東沖洲2のとくしま県民活動プラザ
 
  2016/3/13   徳島新聞

下半身まひの女性が大学卒業へ 海外留学も体験

2016年03月15日 02時32分45秒 | 障害者の自立

 両足に障害のある女性が車いすによる困難を自力で乗り切り、関西国際大学(兵庫県尼崎市)での学生生活を全うする。14日に卒業式を迎える尼崎市の谷奈央子さん(23)。海外の留学先を自分で探し、渡航先でも自立を目指して奮闘した。春からは宝塚市役所に勤める。「障害者や外国の人をサポートできる職員になりたい」と意気込んでいる。

 谷さんは生まれつきの脳性まひが原因で下半身にまひがあり、車いす生活を送ってきた。幼少時から遠い国の言葉に憧れた。中でも映画「ハリー・ポッター」に強く引かれ、主人公たちのように英語で学校生活を送りたいと思ったという。

関西国際大学を卒業する谷奈央子さん。春からは宝塚市役所で働く

2016/3/12   神戸新聞NEXT


台湾マクドナルドの男性店員の優しさに、ネットで感動広がる

2016年03月15日 02時22分04秒 | 障害者の自立

「台湾で最も美しい光景」「時給アップしてあげて」

2016年3月12日、鳳凰網によると、台湾のマクドナルドで起きた心温まる出来事がネット上で感動を呼んでいる。 

2日、マクドナルドの男性店員が両腕を失った障害者にハンバーガーを食べさせてあげている様子を写した写真が、フェイスブックにアップロードされた。舞台となったのは台湾南部の屏東県潮州鎮にあるマクドナルド。投稿した女性は「友達と潮州のマクドナルドに夜食を食べに行って、この感動的な一幕に出会った。現代の社会ではこういう人は少なくなった」とコメントしていて、投稿にはあっという間に数万件の“いいね”が付いた。 

この店員の行動に、ネットユーザーからは「台湾で最も美しい光景」「素晴らしい店員さんだね」「時給アップしてあげてよ」など、称賛の声が相次いだ。この店員は後に、19歳で大学1年生の林(リン)さんだということがわかった。林さんは同店でアルバイトをして2年になる。その日、ハンバーガーを席に運んだ時にお客さんが手が不自由であることに気付き、自ら食事の手伝いを申し出たという。ネット上で自らの行為が話題になっていることについて、林さんは「大したことではありません」と謙虚に語ったという。

2016年3月12日   Yahoo! JAPAN


南相馬市のNPO代表 避難計画、弱者支援訴え

2016年03月15日 02時16分32秒 | 障害者の自立

 東京電力福島第1原発事故から丸5年がたつのを機に、原発の危険性をあらためて考える集会が12日、佐賀市で開かれた。事故当時、福島県南相馬市で高齢者など災害弱者の支援に当たった青田由幸さん(61)が講演し、「過酷な状況の中で多くの人が命を失った。福島の教訓を生かした避難計画づくりが必要だ」と訴えた。

 青田さんは、原発から24キロの距離にあるNPO法人「さぽーとセンターぴあ」の代表。事故直後、ほとんどの住民が避難していく中、逃げられず取り残された障害者や高齢者の支援に当たった。

 当時、国は市内の住民に「屋内退避」を指示したが、放射能を恐れて逃げ出す人が続出した。病院や福祉施設にとどまった人たちも、物流が途絶えて食料などが不足したため、自主避難する事態になったという。

 青田さんは「国は原発で亡くなった人は1人もいないと言ったが、物資不足や無理な避難によって多くの高齢者らが亡くなった」と指摘。全国の原発立地地域で作成されている避難計画について、「災害弱者支援など福島での苦い経験が生かされているとはいえない」と語気を強めた。

 集会は県平和運動センターなどが主催し、約250人が参加した。

福島原発事故を教訓にした災害弱者の支援を訴える青田由幸さん(左)。右は「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の永野浩二事務局長

2016年03月13日  佐賀新聞