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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

福岡)西南学院大演劇部「伝えたい」知的障害者の劇

2015年12月17日 02時18分13秒 | 障害者の自立

 西南学院大の演劇部(29人)が18、19の両日、冬の定期公演で知的障害者を取りまく現実を笑いあり、涙ありのストーリーで描き出した作品を上演する。知的障害について演じるのは初めてだが、部員たちは「演劇だからこそ伝えられることがある」と意気込む。

 演じるのは、俳優で脚本・演出家の宅間孝行さん作の「くちづけ」。80代の男性が長年ずっと面倒をみてきた知的障害のある家族を殺したという新聞記事が題材で、2013年に映画化もされた。

 知的障害者が暮らすグループホーム「ひまわり荘」が舞台。そこに、2人だけで支え合って生きてきた元人気漫画家の父と、知的障害がある娘の「マコ」がやってくる。入居者それぞれが事情を抱えながら、周囲に支えられ、にぎやかな日々を過ごす。しかし、経営の問題からひまわり荘を閉めることが決まる。父は病にかかり、マコを守るための決断をする――。

 ログイン前の続きマコ役を演じるのは経済学部3年の宮地桃子さん(20)。宮地さんが小学生の頃、同じ学年に知的障害のある子どもがいた。普段は別々のクラスで勉強していたこともあり、「なんとなく違う存在なんだな」と感じていたという。

 キャナルシティ劇場(福岡市博多区)で11月、「TAKUMA FESTIVAL JAPAN」によるこの舞台の再演を見て、意識が変わった。公演後のあいさつで、知的障害者役で登場した一人の町田萌香さん(27)が実際に知的障害者であることを知った。

 それまで知的障害者の作業所へ見学に行った部員の話を聞いたことはあった。舞台で同じように役者として演じているのを見て、「表現の差があるだけで、うれしい、悲しいと感じる心は一緒なんだな」という実感を新たにした。

 国際文化学部2年で、演出担当の瀬川聖(しょう)さん(19)は知的障害について知識がなかったという。3月に初めて脚本を読んだとき、描かれている知的障害者の気持ちに衝撃を受けて、「こういう世界もあることを伝えなければという使命感が生まれた」と話す。

 同市早良区のキャンパスにある西南会館3階で18日午後6時半、19日は午後0時半と同6時開演。当日券300円(前売り券200円)。問い合わせは演劇部(seinan_act_club@yahoo.co.jp)へ。

写真・図版

公演に向けて練習する宮地さん(右)と演出担当の瀬川さん(左から2人目)

2015年12月16日      朝日新聞デジタル


伴走者と障がい乗り越え「続けたい」全国から視聴覚障がい者66人が参加

2015年12月17日 02時05分28秒 | 障害者の自立

 ◆報知新聞社後援 第33回JBMA神宮外苑ロードレース(6日、東京・神宮外苑周回道路)

 10キロ、5キロウォーキングの部に767人が出場した。主催はJBMA(日本盲人マラソン協会)で、全国から視覚障害者66人が参加。冬晴れの下、伴走者と神宮球場や聖徳記念絵画館を望む都心の周回コース(1周約2・5キロ)を駆け抜けた。

 福島・会津若松市から参加した菊池正光さん(61)は、伴走の安田亘さん(68)と53分53秒でゴール。目標の50分切りには届かなかったが、「安田さんにハッパをかけられ頑張った。天気もよくて気持ちよかった」と満足そうだった。

 26歳の時、病気で失明した菊池さん。視覚障害があっても伴走者がいれば屋外で走れることを知り、2005年からトレーニングを始めた。鍼灸(しんきゅう)と指圧マッサージの仕事の合間に、週2~3回はスポーツジムのトレッドミルで、週1回は伴走者と自宅周辺を走る。「外を走ると風や音、雰囲気を感じられる。汗をかくとスッキリして、ストレス解消には一番なんだ」とランの魅力を語った。

 東京都立八王子盲学校で英語を教える高橋しのぶさん(46)は1時間4分51秒でフィニッシュ。伴走の山口陽子さん(45)との打ち合わせ通り1キロ6分ちょっとのペースで走り切った。

 「少し風もあって暑かったけど、いい感じでした」と高橋さん。2歳で光を失い、運動経験もなかったが、知人に誘われ06年から走り始めた。以後、日程の合う伴走者が見つかれば都内の代々木公園などに出かけて練習を続けてきた。「自然の中で思い切り体を動かせる。仕事や難しい人間関係も忘れられるからランニングはずっと続けたい」。来年1月はフロストバイトロードレース(福生市)でハーフに挑む。

 ◆JBMAが伴走者募集 JBMAは毎月第1日曜日、代々木公園で伴走練習会を開催。最近は定員100人中、10~20人が伴走未体験者といい、在田宗悟事務局長は「ランナーの方々に障害者やボランティアへの関心が高まっているようです。伴走は資格不要で、障害者への気遣いと経験を積めばできますので、興味があれば練習会にご参加下さい」とPR。

 JBMA=http://www.jbma.or.jp

 伴走どっとCom=http://www.banso.com/

菊池正光さん

  • 菊池正光さん 
 高橋しのぶさん
  • 高橋しのぶさん
 JBMA神宮外苑ロードレース10キロコースマップ
  • JBMA神宮外苑ロードレース10キロコースマップ

2015年12月16日     スポーツ報知


障害者スポーツ 身近に楽しんで 市町職員 理解深める 岩見沢で研修会

2015年12月17日 02時01分43秒 | 障害者の自立

 【岩見沢】市町村職員対象のパラリンピックスポーツ研修会(道主催)が14日、道教大岩見沢校で開かれ、空知や石狩、上川管内の市町職員約20人が障害者スポーツに理解を深めた。

 同校スポーツ・コーチング科学コースの大山祐太講師(29)が障害者スポーツの現状について講演。「競技レベルが上がり、決して『気の毒な人が頑張るスポーツ』ではない。パラリンピックを機に、誰もがスポーツに取り組みやすい仕組み作りを」と強調した。

 参加者は体育館に移り、ゴールに向かい転がされた音が出るボールを、目隠しして全身で防ぐ「ゴールボール」、松葉づえのような器具を使い片足でプレーする「アンプティサッカー」など障害者スポーツ7種目を体験した。

 バンクーバーパラリンピック銀メダリストでアイススレッジホッケー元日本代表の永瀬充さん(39)=旭川市=は、パラリンピックの合宿・大会誘致をテーマに講演。「マチとして競技の普及をどう支援するか提案して」と訴えた。

 美唄市五輪・パラリンピック合宿誘致推進室の深尾善則主査は「ゴールボールは想像以上に集中力が必要だった。道外の選手が多い中、北海道に合宿を誘致することは簡単でないと再認識できた」と話していた。

2015年12月17日     北海道新聞


障害児者もお年寄りも 山間地でにぎわう共生型福祉施設

2015年12月17日 01時47分15秒 | 障害者の自立

かぼちゃがゆを囲んで話が弾んだ

 障害児・者、お年寄りが通える共生型福祉施設「すろーらいふ」(宮城県気仙沼市)が11月12日、かぼちゃがゆの昼食会を開いた。今年4月、東日本大震災の津波被害のなかった八瀬(やっせ)地区にオープンし、人口減少地域の新しいスタイルとして注目されている。

  施設の事業は介護保険の通所介護、障害者の通う生活介護、障害児の放課後等デイサービスの三つ。サービスの利用者でなくても、誰もが気軽にお茶飲みに通える「ほっこり感」がウリだ。

  この日は専門業者による足裏マッサージの出張サービスもあり、20人ほどのお年寄りたちでにぎわった。

  「施設ではなく拠点と呼びたい」と話すのは齊藤弘子所長。各サービスの登録人数は現在2人ずつで、事業としては不採算だ。

  しかし、世帯数250、高齢化率が35%超の八瀬地区では、お年寄りのよりどころとして重宝されている。

  「子どもたちの面倒をみてくれるおじいさん、おばあさんもいて助かる」と齊藤所長。近隣からは高齢者の一時的な宿泊、障害者の就労継続支援B型事業を望む声があるが、職員の確保は難しい。

  現在実施している障害者の生活介護は、人員配置基準などを満たしていないが、市内に同様の事業所が少ないため、介護保険の通所介護の定員内で実施を認められた基準該当サービス(気仙沼市で初)という位置付けだ。

  政府は特に山間地での人材確保難を踏まえ、こうした「共生型福祉施設」を広げる方針。一つの拠点が介護と障害それぞれの事業所指定を取得できない場合の基準該当サービスは、今後増えそうだ。

 すろーらいふの外観

すろーらいふの外観

2015年1216日     福祉新聞WEB


既成概念を打ち砕け

2015年12月17日 01時43分04秒 | 障害者の自立

トヨタ、日産、そしてホンダさんがファン感謝イベントを次々に行って2015年のシーズンエンドに一年を振り返ってファンとの交流を深めて大いに盛り上がった、と聞いています。
済みません全てのイベントに参加することが出来ませんでした。

富士スピードウエイで行われたトヨタさんのイベントには4万人を超える入場者があったとのこと。凄いです。そして、来場者アンケートを実施したところ4割近くが初めてサーキットに足を運んだ方だったというデータが出たそうです。4割ですよ!4割!これまた凄いデータです。本当にビックリポンです。モータースポーツの発展、振興は、新たなるファン、参加者の拡大が不可欠。高齢化社会といいますが、その流れでモータースポーツ界、それを取り巻く環境も高齢化してしまうことを避けなくてはならないですよね。これまで10回行ってきたモータースポーツジャパン フェスティバルinお台場(MSJ)の開催趣旨もより多くの方にモータースポーツを知っていただきたいというものです。MSJでは、来場者の約1割が初めてモータースポーツというもの触れた層です。トヨタさんは、今年AKB48のメンバーを起用してモータースポーツのプロモーションを展開しているのですが、それも先日のイベントで4割の初体験層を呼び込んだ所以かも知れません。これまでの既成概念を壊して、モータースポーツとはかけ離れていたと思われるようなことにも敢えて着手してトライしてみることも重要なのかも知れません。

さて、東京新聞の朝刊に既存の企業ロゴを知的障害者がリ・デザインしてそれを企業が採用するという記事が掲載されていました。そのひとつが千葉の自動車部品製造会社のトラストさん。以前は自社のレーシングチームで全日本耐久選手権やツーリングカー選手権に参戦していた。同社のブランド=GReddyのロゴをリ・デザインした写真が掲載されていました。少しコミカルでカラフルになった新ロゴになっています。トラストさんがスポンサーとなっているつちやエンジニアリングのスーパーGT参戦車にも新しいロゴがお目見えする計画もあるらしいです。

これまでになかった新たなトライのひとつとして注目が集まれば面白いと思います。 トラストさんのリ・デザインロゴの他に障害者の皆さんが描いた企業ロゴが18日まで東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル1階のギャラリーで展示されているそうです。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

2015年12月16日       Jsports