ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

3万円給付の対象者1250万人 低年金者、障害・遺族も

2015年12月03日 01時42分42秒 | 障害者の自立

 政府が検討している低所得の年金受給者を対象とした3万円の給付の実施案が1日分かった。対象者は計約1250万人で、65歳以上の高齢者世帯約1100万人に加え、65歳未満でも障害基礎年金や遺族基礎年金を受給している約150万人も対象とする。いずれも住民税非課税世帯が条件で、2015年度補正予算案と16年度当初予算案に計3900億円程度を計上する。

 給付金は、消費税が17年4月に10%に引き上げられる際の低所得の年金受給者向け給付を前倒しし、民間消費を下支えするのが狙い。来年4月以降に一時金で配るが、来夏予定の参院選を意識したばらまきとの批判も出そうだ。

2015年12月2日    中日新聞


ロボットスーツ技術は医療用にもテロ対策にも有効

2015年12月03日 01時36分16秒 | 障害者の自立

テロリズムが人類の安全にとって主要な脅威の一つになっている今、多くの国の警察・特務機関、軍などは、隊員や兵士の安全保護に極めて大きな関心を抱いている。そうした中、期待を集めているのがロボットスーツだ。その用途は幅広く、歩行困難な人を助けたりする医療用から、所謂「ユニバーサルソルジャー」となる軍事用まで様々である。このスーツを着用すれば、弾丸や破片から兵士の身体をしっかり守る事ができるし、その肉体的能力を何倍にも高める事もできる。

 そうした機能は、反テロ作戦を実施する際に必要不可欠なものだ。またロボットスーツは、人間にとって危険な条件下での作業、ガレキの撤去や宇宙飛行、深海での活動などにも適用できる。公開されているマスコミ情報によれば、現在、こうしたロボットスーツは、日本の他ロシア及び米国で実際に作られた。

数年前、筑波大学の専門家達が製作したロボットスーツ「HAL (ハル/Hybrid Assistive Limb)」をベースに、福島第一原発内で作業するロボットが試作された。そしてつい最近、日本の厚生労働省は、筋骨格系に障害を持つ人々のためにロボットスーツ「HAL」を販売する事を許可した。販売ライセンスを得たのは、筑波大学の山海嘉之(サンカイヨシユキ)教授をリーダーとするベンチャー企業サイバーダイン(Cyberdyne)社だ。この会社が製作した装着型医療ロボは、強さと軽さを兼ね備えた特別の素材から作られた下肢のための機器で、テストの結果、これを装着する事で失われた機能が補われ、高齢者や障害者、事故などで負傷した人々の生活支援に有益である事が証明された。

スプートニク日本のリュドミラ・サーキャン記者は、ロシアの専門家ボリス・ボヤルシノフ氏に、こうしたロボットスーツについて聞いた―

「ロボットスーツは、その本質は、人間が操縦するマニピュレータ―でありサイボーグです。脳は人間ですが、手足や胴体はロボットというわけです。普通は、筋肉の収縮は、脳が中枢および末梢神経系の構造を通じて送る刺激(パルス)により起こります。でも、何かの病気や損傷があった場合には、そうした刺激が不十分になるか、あるいは伝わるのが非常に難しくなり、そうすると人間は、自分で動く事ができません。

しかしロボットスーツを装着すると、特別のセンサーが刺激(パルス)を読み取り、最も微弱な生体電気信号も強めてくれます。そして健常者の歩行をもとに作られた特別のメカニズムが、四肢を動かす助けをします。さらに四肢の動きは、股関節と膝関節の部分にあるメカニズムにより刺激を受けます。つまり患者自身が、自分の身体と意志で、運動プロセスを引き起こすのです。患者のイニシアチブにより運動が起こされた後、今度は、四肢から戻ってきた信号に脳が反応します。その結果、脳の一部が再活性化し、失われた神経筋肉の連絡組織の再生につながるのです。」

こうした発明のおかげで、寝たきりだったり車いすでしか移動できなかった人達が、疲労を感じることなく、一人で歩いたり走ったり、身をかがめて重いものを持ち上げたりできるようになるだろう。またロボットスーツは、近所の薬屋まで行くのに悲壮な覚悟をしなくてはいけないような高齢者にとって、問題を解決してくれるユニークな存在になる可能性もある。

拓殖大学で教鞭をとるワシーリイ・モロヂャコフ教授は、スプートニク日本記者の取材に対し「日本にとって、こうした発明は、特別アクチュアルな意味を持つ」と指摘し、次のように続けた―

「日本社会は高齢化が進み、現在国内には、100歳以上のお年寄りがおよそ5万人もおられます。その数は、大変速いテンポで増えており、大きな問題となっています。それゆえ重病者や高齢者の介護を軽減する器具や、そうした人達が自分で歩くのを助けるような仕事は、実用科学的開発において非常に重大な方向性を持っています。高齢者や寝たきりの病人に対する医療やケアは、現在、ロボットを使う意味のある極めて重要な分野です。そしてロボットを実際に利用する、もう一つ有望な分野としては、事故後の福島第一原発のような放射線量の高い場所での作業や、倒壊した建物のガレキの撤去作業などが挙げられるでしょう。」

ロシアで初めて、下肢の運動機能に障害がある人達のリハビリや社会生活支援用に、装着型医療ロボットの販売がスタートするのは、来年2016年だ。こうしたロボットの開発プロジェクトは「ExoAtlet」と名付けられ、モスクワ郊外のイノベーションセンター「スコルコヴォ」の研究者達が取り組んでいる。今のところ外国製のロボットスーツは、ロシア製のものより優れているが、大変高く、障害者の大部分にとって手の届かないものだ。「スコルコヴォ」は、価格的に手頃で、より軽く機動性に優れた国産品を開発しようと努力を続けている。

最後に付け加えておきたい事がある。来年秋にチューリヒで、サイボーグとその開発者を対象にした初の世界規模での競技会が予定されている。エレクトリック・アイや人工四肢、思考するサイボーグなどが出品される見込みだ。この競技会は、サイバートロンという新しいスポーツ種目になるのではないかと注目されている。

続きを読む http://jp.sputniknews.com/science/20151202/1257837.html#ixzz3tBMD3Ozd

2015年12月02日    Sputnik 日本


川村さん 総理大臣賞 心の輪を広げる体験作文コン

2015年12月03日 01時29分03秒 | 障害者の自立

 障害のある人とない人の心のふれあい体験をテーマにした「心の輪を広げる体験作文」コンテスト(内閣府など主催)で、鳥取市の川村恵子さん(42)が最優秀賞に当たる内閣総理大臣賞を受賞した。知的障害のある妹、友加理さん(38)と、恵子さんの長男、湧志ちゃん(4)が寄り添う姿を通し、障害者とふれあう中での「気づき」を取り上げた。

 川村さんは鳥取湖陵高教諭。昨年6月、県のあいサポートメッセンジャー研修を受講した後にコンテストを知った。「湧志のおかげで妹について気づいた心を、この機会に掘り下げたい」と思った。

 友加理さんは1歳の時の髄膜炎の後遺症で知的障害がある。湧志ちゃんの名前を呼ぶのもすんなりとはいかず「知能は2歳くらい」(川村さん)。生活に介助は必要だが、ゆっくりとなら歩け、指示されればできることもたくさんある。通うデイサービスが楽しくて仕方なく、母親が勤務先から帰ってくるまで共に過ごすヘルパーさんたちが大好きだ。

 とはいえ、川村さんにとって妹のことはわざわざ人に話すことではないという位置付けだった。多忙な仕事もあり、「距離を置いていた。決して優しい、いい姉ではない」と自覚する。

 結婚を機にしばらく離れて暮らしていたが、湧志ちゃんが誕生し、近くに住んだ。妹と長男と3人で過ごす時間が少しずつ積み重なり、知らなかった妹の一面を見る。湧志ちゃんのおむつを替えようとする姿に「ずっと世話される側だった妹が世話する側になろうとしている。妹なりに関わろうとしている」。

 そばにはいても声一つ掛けてこない友加理さんを不思議そうにしていたこともあった湧志ちゃん。ある日のこと。「ゆかちゃん(友加理さん)はゆっくり歩くからね、(僕も)ゆっくり歩くの」。日々の積み重ねで障害を理解して受け入れ、出てきたのは友加理さんに寄り添う言葉。湧志ちゃんが成長した時、友加理さんの障害をどう伝えようか悩んだこともあったが、言葉の説明は不要だった。

 「障害のある人とのふれあいは特別なことではなく、日常の継続の中にある。そう気づくのに40年近くかかった」。二人の姿は一番そばにあるお手本だった。

 湧志ちゃんと友加理さんのいる日常がこれまで通り続いている。まだ十分ではないながらも心の距離を縮めている。一方、どちらかというと伏せてきたことを作文で公にしたことで、これからの自分のあり方が問われると気持ちが引き締まっている。

 川村さんは「これは妹と息子にくださった賞。二人の成長過程で生まれる新たな気づきと一緒に成長し、変化していきたい」と話している。

 ◇受賞作文「ゆかちゃんとチィ」は鳥取県のホームページ(HP)で閲覧できる(3日からは内閣府のHPでも)。

友加理さん(右から2人目)、母親の和子さん(中央)と川村さんの家族。一緒に過ごす積み重ねが「気づき」をもたらしてくれた(川村さん提供)

2015年12月1日   日本海新聞



チャリティコンサートを通じて障がい者グループホームを建設したい

2015年12月03日 01時20分51秒 | 障害者の自立

刈谷地区心身障害児者を守る会

2016年1月24日(日)に刈谷地区心身障害児者を守る会創立50周年を記念して川嶋あい&anointed mass choir(アノインテッドマスクワイヤー)のチャリティコンサートを開催します。コンサートの収益を重症心身障がい者を対象とした障がい者グループホーム建設の資金にしたいと思い、クラウドファンディングサービス(READYFOR)を通じて寄付を呼びかけています。

昭和40年より愛知県刈谷市で障がい児者福祉を実施してきたボランティア団体「刈谷地区心身障害児者を守る会」(住所:愛知県刈谷市小山町5-1-3、会長:鈴木小枝)は、2015年11月26日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて、重症心身障がい者のグループホームを建設するためのプロジェクトを開始しました。 

「重症心身障がい者のグループホームを建設したい」

https://readyfor.jp/projects/hikarinoie

重症心身障がい者を対象としたグループホームは知的障がいや精神障がいと違い、既存のアパート等を利用して実施することが困難な為、開設時施設整備費が多額にかかること、経験を積んだスタッフが必要なこと等の課題があり全国的にまだ数が少なく、施設整備が不足しているのが現状です。

 本プロジェクトでは、刈谷地区心身障害児者を守る会創立50周年を記念したコンサート「刈谷地区心身障害児者を守る会創立50周年記念ひかりかがやけコンサート川嶋あい&anointed mass choir」を2016年1月24日(日)刈谷市総合文化センター大ホール13:00開場14:00開演にて開催し、地域の皆様への日頃の感謝と障がい者理解及び障がい者施設建設の為の寄付を募りたいと考えています。

 一口3000円から支援を受け付けており、コンサートチケットや障がい者施設で作っているクッキーなどのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは平成28年1月13日23時〆切であり、目標金額の100万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

 【クラウドファンディングとは】

 インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

 【今後の展望】

 平成28年度当初予算にて社会福祉施設等施設整備費補助金を申請、平成28年8月の採択結果を受けて平成28年度中に障がい者グループホーム建設、平成29年4月1日運営開始を予定しています。

 「重症心身障がい者のグループホームを建設したい」

https://readyfor.jp/projects/hikarinoie

 【刈谷地区心身障害児者を守る会について】

 本社:〒448-0043 愛知県刈谷市小山町五丁目1番地3

代表者:会長 鈴木小枝

設立:1965年9月25日

資本金:なし

Tel:0566-23-1051

URL:http://www.kariya-mamorukai.org/

設立経緯:昭和40年福祉制度の整わない時代に、健康指導等で家庭訪問を行っていた保健師による障がい児支援の必要性の問題提起から刈谷市内の民生委員や保健師らが集まり、ボランティア団体を設立し、障がい幼児を外へ連れ出そうと1日保育活動を開始。

     昭和48年に障がいの有無や障がい種別に関わらず利用できる統合保育の通いの場を求める声に応じて「ひかりの家」を運営開始。(最盛期2200名程の会員会費と夏のバザー収益及び刈谷市からの補助金等で運営)

     平成14年に社会福祉法人格を取得「社会福祉法人ひかりの家」し、法人化後は、法人の後援団体として、現在1300名程の会員と共に障がい者福祉の啓蒙と、地域とのつながり作り等を行う。

 事業内容:①1日保育(障がい児者の余暇活動や療育支援)

      日帰り遠足や雪遊び等

     ②障がい者登山(車いすの障がい者を背負っての山登り登山)

      駒ヶ岳や横岳等(2007年TBSでドキュメンタリー番組放映、NHK、朝日新聞など掲載多数)

     ③ひかりの家バザー(毎年8月末の土日で行うバザー)

      市内の小学校体育館を借りて実施し毎年1500人程来場

     ④会報発行(年4回1月3月6月10月に発行)

     ⑤ひかりかがやけイベントの開催(不定期)

      海援隊や加藤登紀子、島田洋七等様々な方を招いて実施

     ⑥ひかりの家支援(社会福祉法人ひかりの家の運営支援)

受賞歴:2010年5月14日緑綬褒状受賞他

2015年12月1日     ValuePress! (プレスリリース)


江東区 住民アイデアで魅力発信へ 五輪契機にイメージアップ

2015年12月03日 01時15分00秒 | 障害者の自立

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの競技会場を最も多く抱える江東区が、「ブランディング戦略」と銘打ち、五輪を契機に区のイメージアップを図ろうと、早くもねじり鉢巻きの様相だ。区民のアイデアを生かそうと、二十九日には、江東区の亀戸文化センターでワークショップ(WS)を開いた。区民も自身の街を見つめ直そうとしている。

 「国内外に区の魅力を発信していく。行政の者が得意ではない分野でもあり、知恵を貸してほしい」

 WSの冒頭、武田正孝企画課長はそう切り出した。

 参加者は同課の予想を上回る約三十人。区は六月から、若手職員や研究者らで検討委員会を設置し「SPORTS&SUPPORTS KOTO City in TOKYO-スポーツと人情が熱いまち江東区-」をテーマに街づくりを進めることにしており、WSでは、その具体化を主眼に意見を交わした。

 「同じ江東区でも五輪会場になる豊洲と、下町感覚が残る亀戸では文化が全く違う。一体化したアピールには南北の交通不便解消が必要だ」と提案したのは、西大島在住の会社員荒瀬勇太さん(32)。「五輪もパラリンピックも、まだ他人ごとの人もいる。地元の区民から変わらなきゃ」と語った。

 台湾出身の傳資恵(ふしえん)さん(29)は「アジアからも注目されていく。外国人はカフェ巡りも好きだから、まずは身近なものから磨きをかけるのがいいのでは」と指摘した。

 障害者のカヌー体験会を開いている「亀戸カヌー万歩倶楽部」は、「江東区らしさを引き立たせるチャンス。水辺環境もあらためて整備してほしい」と求めた。その他にも、各小学校が担当の国を決めて交流する「一校一国キャンペーン」や「区民が作る観光マップ」なども話題に上った。

 区は、これらの意見を検討委員会でまとめ、来年度の施策に結び付けたい考え。ロゴマークも募集しており(一月十三日必着)、区民の声を生かして大会を盛り上げていくという。

 最年少の参加者、小学六年の日向凌君(12)は「五輪やパラリンピックでボランティアをしたい。自分の街で五輪があるのは、うれしい」と笑った。

 WSは、六、十三日もある。ロゴマークやWSの問い合わせは、江東区企画課=電03(3647)9168=へ。

東京五輪やパラリンピックを見据えて意見を交わす江東区民ら

2015年12月2日     東京新聞