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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

阿久根市長ブログに障害者団体抗議続く

2009年12月13日 00時57分22秒 | 障害者の自立
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログ(日記形式のホームページ)に障害者の出生を否定するような文章を掲載した問題で、障害者団体の抗議が続いている。

 竹原市長は、ブログに持論に賛同する意見だけを載せ、問題の記述は削除しないまま。これに対し、県議会と市議会は「看過できない差別意識」とし、それぞれ抗議決議案の提案を決めるなど、反発が強まっている。

 「福祉政策を預かる首長としての資質に疑問と失望の念を禁じ得ない」

 11日、阿久根市役所を訪れた県身体障害者福祉協会(戸口田三千尋会長)、県精神保健福祉会連合会(瀬戸口健理事長)など7団体の計20人は市長あてに抗議文を提出した。抗議文は「障害者の家族の心を土足で踏みつけにした」などとする内容。市長に面会を求めたが、市役所にいた市長は「用がある」として応じず、応対したのは総務課長だった。

 この後、会員らは市議会の浜之上大成議長に面会し、男性の一人は「市長にはひと言、申し訳なかったと言ってほしかった」。女性の一人は「私たちは一生懸命子育てをしています。よろしくお願いします」と声を詰まらせた。浜之上議長は「市長のブログで皆さんが胸を痛めたことに深く謝罪したい」と頭を下げた。

 今回の問題では、市長への批判が広がっており、全国に約5万人の会員がいる全国知的障害者施設家族会連合会(事務局・神戸市)が8日、福岡市で開いた全国支部長会議で発言の謝罪と撤回を求める抗議声明を決議。鹿児島県ソーシャルワーカー協会など4団体も9日、竹原市長に謝罪を求める声明を発表した。


:「働ける場を設けて」 障害者ら訴え /佐賀

2009年12月13日 00時55分08秒 | 障害者の自立
 11月7日から始まった障害者月間が今月9日、終了した。5~8日には目玉イベント「ウオークトゥギャザー(一緒に歩こう)!」があり、計1600人が参加した。8日に県庁で開かれた到着式では、障害者らが「働ける場を設けてほしい」などと理解を訴えた。

 ウオークトゥギャザーは、基山、玄海、太良の3町から佐賀市まで、障害者らによる「アピールウオーク」や中学生のリレーランでたすきをつないだ。ゴールの県庁では古川康知事らにたすきを渡し、障害者政策の推進を求めた。

 式典には、多久市から約24・5キロを走って障害者への理解を訴えたアトランタパラリンピック・フルマラソンの金メダリスト、柳川春己さん(佐賀市)も参加。「障害者と支える人が一緒になれば越えられない壁はない。勇気を持ってチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

:“ファミリーデイ”障害者と触れ合う--文化保健センター /和歌山

2009年12月13日 00時53分25秒 | 障害者の自立
 障害のある人とない人がふれ合う機会をと、有田地方障害児者ファミリーデイ(県有田振興局健康福祉部主催)が、有田川町金屋の町金屋文化保健センターで開かれ、約220人が訪れた。

 有田地方の5作業所が手作りクッキーなどを販売。広川町の県立たちばな支援学校の児童らが作成した切り絵なども展示された。また、有田川町の県立こころの医療センター副院長で、目が不自由な生駒芳久さん(60)が講演。視聴覚障害者に免許を与えないとした欠格条項が01年の医師法改正で撤廃され、視力を失った後に医師国家試験に挑戦した友人を紹介し、「勉強は耳で聞くしかなく、膨大な資料を何百本ものテープに吹き込んだ。ハンディキャップがあっても夢を持つ人の周囲には協力者が集まり、不可能が可能になる」と語った。

障害者らシイタケ収穫 高島

2009年12月13日 00時51分49秒 | 障害者の自立
 高島市マキノ町西浜の障害者支援施設「藤美寮」で11日、市内の障害者らが育てたシイタケの収穫作業が行われた。

 障害者の就労の場の創出と森林保全の推進を目的とした「湖西なごみの森づくり推進事業」(県高島健康福祉事務所など主催)の一環で、障害者が「藤美寮」近くの放置林の手入れをしてシイタケを栽培。今年2月には、ほだ木の切り出しや菌の植え付けを行った。

 この日は午前10時から作業を開始。障害者や福祉関係者ら約40人が、約500本のほだ木から約250本のシイタケを収穫し、焼いたり炊き込みご飯にしたりして味わった。市内の社会就労センターに通う男性(39)は「ほだ木を運ぶ作業が大変だったが、こんなにたくさんのシイタケができてうれしい」と喜んでいた。

 同事業は今年度で終わり、来年度以降は、市内の障害者支援施設に継続してもらう方向で調整しているという。


「市政身近に」手話通訳…三重・伊賀市議会が試験導入

2009年12月13日 00時50分13秒 | 障害者の自立
 三重県伊賀市議会の一般質問で11日、手話通訳が試験導入され、聴覚障害者ら16人が議員と執行部のやりとりを傍聴した。3月議会から本格導入する予定で、参加者は「議場で傍聴した方がわかりやすく、知識を広げるためにもまた参加したい」と話していた。

 この日は手話通訳士2人が交代しながら傍聴者と対面して質疑応答を通訳。参加者は川上ダム建設計画の是非など活発に議論される様子を真剣な表情で見守り、マイクの音声だけが専用の補聴器に届く磁気誘導ループを使って聞き入る人もいた。

 参加者は議会のこうした取り組みを歓迎し、「これまで議会だよりなどで情報を得ていたが、実際にやりとりを見るとよりわかりやすい」と満足そう。一方で「ケーブルテレビの行政情報チャンネルに手話通訳や字幕を取り入れてほしい」と要望していた。

 市議会手話通訳実施要綱では、聴覚障害者らが議会傍聴を希望する場合、原則として7日前までに議会事務局に申し出て、市が手話通訳士の派遣を調整する。