ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

阿久根市長 障害者団体と面会せず ブログ問題 居留守で抗議文回避

2009年12月12日 01時23分35秒 | 障害者の自立
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長がブログに障害者を差別的に記載している問題で、県内の障害者7団体の約30人が11日、市長に抗議しようと市役所を訪れたが、市長は面会を拒否した。訪問中、庁舎敷地を歩く市長を多数が目撃しており、メンバーは「逃げるなんてひきょうだ」と憤った。

 7団体は同市身体障害者協会や同県手をつなぐ育成会など。障害者団体が直接抗議するのは初めてだったが、市長に会えないため市総務課に抗議文を託した。

 抗議文は「首長としての資質に疑問と失望の念を禁じ得ない」と批判。ブログにある「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった」(原文まま)といった主張の撤回と謝罪を求めている。

 市側によると、市長は「用事」を理由に対応を総務課に任せ、抗議の場面も報道陣に見せないように指示。市長室を不在にしたという。

 長男(5)に脳性まひの障害がある西平良将さん(36)は「高度医療のおかげで助かった子どもに支えられている。市民から選ばれた人が、ああいう情報を発信するのは怒りとともに悲しくなる」と訴えていた。

障害者団体の抗議、ブログ市長は無視の姿勢

2009年12月12日 01時16分12秒 | 障害者の自立
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログ(日記形式のホームページ)に障害者の出生を否定するような文章を掲載し、障害者団体の抗議が続いている。


 竹原市長は、ブログに持論に賛同する意見だけを載せ、問題の記述は削除しないまま。

 これに対し、県議会と市議会は「看過できない差別意識」とし、それぞれ抗議決議案の提案を決めるなど、反発が強まっている。

 発端は、竹原市長が11月8日付で公開した自身のブログの書き込み。市長は「高度医療が障害者を生き残らせている」「死は忌むべきことというのは間違い」などと持論を展開した。

 「福祉政策を預かる首長としての資質に疑問と失望の念を禁じ得ない」

 11日、阿久根市役所を訪れた県身体障害者福祉協会(戸口田三千尋会長)、県精神保健福祉会連合会(瀬戸口健理事長)など7団体の計20人は市長あてに抗議文を提出した。抗議文は「障害者の家族の心を土足で踏みつけにした」などとする内容。市長に面会を求めたが、市役所にいた市長は「用がある」として面会に応じず、応対したのは総務課長だった。

 この後、会員らは市議会の浜之上大成議長に面会し、男性の一人は「市長にはひと言、申し訳なかったと言ってほしかった」。女性の一人は「私たちは一生懸命子育てをしています。よろしくお願いします」と声を詰まらせた。

 浜之上議長は「市長のブログで皆さんが胸を痛めたことに深く謝罪したい」と頭を下げた。

 今回の問題では、市長への批判が広がっており、全国に約5万人の会員がいる全国知的障害者施設家族会連合会(事務局・神戸市)が8日、福岡市で開いた全国支部長会議で発言の謝罪と撤回を求める抗議声明を決議。鹿児島県ソーシャルワーカー協会など4団体も9日、竹原市長に謝罪を求める声明を発表した。

 一方、鹿児島県議会の環境厚生委員会は11日、「障害者の方々を差別するとしか取れない表現で書き込みをしている。強い憤りを覚え、看過できない」とし、竹原市長に謝罪を求める決議案を全会一致でまとめた。

 県議会が他の自治体の長に対して決議をするのは異例といい、大園清信委員長は「県の福祉行政を考えるうえで見逃せない。市長は重く受け止めてほしい」と話す。17日の最終本会議で決議する見通し。

 阿久根市議会(16)も、議員11人が連名で同様の決議案の提出を予定しており、18日の最終本会議で可決される見込みだ。

 ブログ内容が報道された今月3日から7日昼までに250件を超す抗議の電話やメールが市に寄せられたが、市は同日以降の抗議件数は市長の指示で公表を控えている。


障害者支援の「ミュージックソン」で、和歌山放送を表彰 /和歌山

2009年12月12日 01時14分04秒 | 障害者の自立
 障害者の自立や社会参加、福祉増進などに尽くした9個人と2団体を、和歌山市が表彰。5部門のうち、障害者の更生援護への功績に対する「更生援護功労賞」には、「和歌山放送ラジオチャリティーミュージックソン実行委員会」が選ばれた。

 実行委は「目の不自由な方、障害のある方にとおりゃんせ募金を」を合言葉に、11月1日~来年1月31日、県内に募金箱を設置。今月24日正午~25日正午には、24時間特別番組で協力を呼びかける。募金は、信号機に音の出る装置を設置する費用や福祉施設が教育機器を購入する費用に充てる。

 実行委員長の中島耕治・和歌山放送社長は「開局50周年の節目に賞をいただけて光栄です。今後もラジオを通じて、目の不自由な人に勇気を与え続けていきたい」と話した。

障害者支援施設の入所者、職員に顔を数回殴られる--山梨「白樺園」 /山梨

2009年12月12日 01時12分39秒 | 障害者の自立
 県障害福祉課は10日、山梨市三富川浦の障害者支援施設「白樺園」で、男性職員(37)が男性入所者(40)を数回平手で殴ったと発表した。施設を運営する三富福祉会(山西孝理事長)は、理事会を開き職員を処分する方針。

 同施設によると、3日午後7時ごろ、職員が男性を入浴させようと声をかけたところ、男性が興奮して殴りかかったため、職員は顔を数回平手打ちした。男性は左まぶたが腫れた。施設は5日、男性の母親に謝罪した上、男性も自宅謹慎とした。

 山西理事長によると、職員は3月に採用されたばかりで、反省しているという。

飯伊の障害者施設がお歳暮販売 菓子や水引詰め合わせ

2009年12月12日 01時11分13秒 | 障害者の自立
 飯田市や下伊那地域の障害者福祉施設7施設が協力し、お歳暮の独自ブランド「南信州200%MARKET」の販売を始めた。りんごジュースや水引製品など利用者が作る製品を詰め合わせたもので、今月下旬まで受注している。

 ブランドを立ち上げたのは、飯田市のほかに、高森町や豊丘村の障害者福祉施設。利用者の工賃アップをねらって関係者が昨年に発足させた飯田下伊那倍増カフェ(牧内克博リーダー)のメンバーらが検討してきた。

 クッキーやケーキ、ヒノキはし、古代米、ジャム、干ししいたけなど14点の中から、8点を任意に選んで詰め合わせる。

 1セットは3000円で、送料は全国一律500円。ブランドのロゴマークは、平和や協力の輪などを意味する「わ」をデザインした。

 飯田市のいずみの家で就労支援員をしている牧内リーダーは「地元の食材などが使われてバラエティーに富んだセット。今後は、通年で利用できるギフトにもしていきたい」と期待している。

 問い合わせはいずみの家=電0265(52)2458=へ。