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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

高松の介護給付費問題:障害者施設、市・県に賠償提訴 /香川

2009年08月15日 01時25分00秒 | 障害者の自立
 介護給付費を不正請求したとして障害福祉サービス事業者の指定取り消し処分を受けた高松市御坊町の施設「プリン・ハウス」の太田登美子社長(49)が6日、詐欺犯人のように報道発表されたのは重大な名誉棄損などとして、市と県を相手取り、計550万円の損害賠償を求めて高松地裁に提訴した。

 訴状で原告側は、市と県が昨年12月、見解や解釈の相違を意図的に隠し、太田社長を詐欺犯人のように発表したとして名誉棄損を主張。市に対し、太田社長の障害福祉サービス受給者証を、更新するよう求めている。

 県は、同社が勤務実態のないヘルパーらの名前を勝手に使用、重度障害がある太田社長にサービスを提供したように書類を偽造したなどして、同社の指定を取り消した。【

E・シュライバーさん死去 障害者スポーツに献身

2009年08月15日 01時22分40秒 | 障害者の自立
ロイター通信などによると、1963年に暗殺されたケネディ元米大統領の妹で、知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス」(SO)の創設者、ユニス・ケネディ・シュライバーさんが11日、死去した。88歳だった。米東部ボストンの病院に入院中、重体となっていた。死因は明らかにされていない。

 2005年に長野市で開かれたSO冬季世界大会に出席するなどたびたび訪日、04年には小泉純一郎首相(当時)とも会見した。細川護熙元首相夫人でSO理事長を務めた佳代子さんら知己も多い。

 マサチューセッツ州にケネディ家9人兄妹の三女として生まれる。スタンフォード大を卒業後、民主党の政治家となったサージェント・シュライバー氏と結婚。同氏は72年大統領選で副大統領候補に指名されたこともある。

 エドワード・ケネディ上院議員の姉で、娘のマリアさんはカリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事の夫人。若い時から政治活動に熱心で「ケネディ家のゴッドマザー」とも呼ばれた。

 5人の子どもがおり、次男のティモシー氏がSO国際本部会長を務める。


丁寧なサービス提供、中国初の障害者の喫茶オープン-大連

2009年08月15日 01時21分24秒 | 障害者の自立
 遼寧省大連市に12日、中国初の知的障害者がサービスを提供する喫茶店がオープンした。

  この知的障害者による喫茶店「幽蘭」では、経営管理から接客までのすべての業務を障害者の人々だけで行う。彼らは知的障害者活動サービスセンターで指導を受けた後に派遣され、来店者に心のこもった丁寧なサービスを提供していく。

  中国では2007年に「障害者就業条例」の公布。さらに翌08年には「障害者保障法」が改正されるなど、近年障害者に対する社会保障制度が徐々に整ってきているが、依然として社会的に厳しい状態が続いている。

  今後の喫茶「幽蘭」の成否が、障害者の就業機会の発展につながるだけに、関係者の多くが期待を寄せている。(

障害者に感動と勇気を「小林亮選手シート」設置 J1山形

2009年08月15日 01時19分45秒 | 障害者の自立
 サッカーJリーグ1部(J1)のモンテディオ山形のDF小林亮選手(26)がホームゲームのシーズンシートを自前で購入し、今月から山形県内の障害者を本拠地・NDソフトスタジアム山形(天童市)に無料招待している。選手個人による招待席の設置はクラブで初めて。小林選手は「障害者の方に試合を見てもらい、感動や勇気を与えたい」と意気込んでいる。

 小林選手は埼玉県出身。2005年にJ1柏に入団、08年のJ1大分(期限付き移籍)を経て、今季は期限付き移籍で山形でプレーする。左右のサイドバックをこなせるユーティリティーなDFで、第20節まで14試合に出場。選手層が薄いチームには欠かせない戦力になっている。

 「小林亮シート」と名付けた招待席の設置を決めたのは、柏時代にスタンドに障害者専用席があったことと、大分でもチームが選手とサポーターの交流を大事にしていたことが大きいという。「誰かを試合に招き、わずかでも力になりたかった」と語る。

 当初は一般の人や子どもの招待を考えたが、「スタンドに障害者の姿が少ないと感じた」ことから、障害者を招くことにした。第20節(2日)のガンバ大阪戦から今季終了までの毎試合、5人ずつ招待する。

 「見に来た人に喜んでもらうには、勝つことが大事。自分が頑張っている姿を見せたい」と小林選手。最近4試合はフル出場し、チームも2勝2分けと好調だが、「また負け続けることもある。(目標の)J1残留のためにはチームとしても、個人としてもレベルアップしなければいけない。一試合一試合、みんなで団結して戦いたい」と気を引き締めている。

性同一性障害の実情訴える

2009年08月15日 01時17分51秒 | 障害者の自立
 心で感じる性別と体の性が一致しない性同一性障害者の法改正を訴えてきた羽島市の会社員、水野淳子(あつこ)さん(48)や同障害者らをモデルにしたドラマ「ママは昔パパだった」(全6回)が23日、WOWOWで放送される。ドラマに先立つ15日には、水野さん自身が出演するドキュメンタリー番組「だから私は後悔しない~性同一性障害との闘い」も放送され、性同一性障害への理解を深める。(中村和男)

 水野さんは、幼少時から自分の性に違和感を覚えていた。それでも23歳の時、ひとつ年下の女性と結婚、2人の男児に恵まれたが、「父親」としての違和感がぬぐえず、苦しさだけが増すばかりだったという。

 2001年11月、39歳の時、性同一性障害と診断された。妻や精神科医の助けで立ち直った水野さんだったが、法律上は同性婚が認められないことから妻と翌年、離婚し、2人の子供を育てた。新しい「母」として03年には戸籍の名前を変更、性別適合手術を受けた。「手術を受けて頭の中で描いている自分の体と鏡の中の自分が初めて一致した。過去が消えて前向きに生きられるようになった」と振り返る。

 性同一性障害の人は全国に1万人以上いるとされる。04年に戸籍上の性別の変更を認めた性同一性障害特例法は、「未婚で子供がいない」という条件が含まれていたため、水野さんにはあてはまらなかった。

 岐阜家裁に2度、性別変更を申し立てたが却下された。その後、水野さんらの活動が実り、06年に特例法が改正され、「未成年の子がない」ことに条件が緩和された。現在16歳の次男が成人すれば、性別変更が可能になった。

 ドラマは、大石静さんが脚本を執筆、戸田恵子さんが性同一性障害者の主人公を、妻役を余貴美子さんが演じる。ほかに吉田栄作さん、津川雅彦さんらが出演する。ドラマでは、家族を巻き込んだ嫌がらせや職場での中傷、特例法改正へ向けての裁判などの様子が描かれる。

 ドキュメンタリー番組とドラマの第1話は、無料放送される。水野さんは「これまで趣味や嗜好(しこう)と誤解されることが多かった性同一性障害が病気だということを理解してもらいたい」と、ドラマの効果に期待している。