ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者と健常者“競演” 名張で創作ミュージカル

2009年08月11日 01時07分52秒 | 障害者の自立
 県内の障害者と健常者が出演する創作ミュージカル「ゆめのたね~君と一緒に…」(中日新聞社後援)が9日、伊賀市西明寺の市文化会館で開かれた。

 夢を持つことの大切さを知ってもらい、バリアフリーを普及しようと、2001年に結成された団体「An-Pon-Tan(あんぽんたん)」が主催。団体には健常者と障害者、保護者ら約100人が所属し、津市、名古屋市などで創作ミュージカルを披露してきた。

 4回目になる今回の公演は、演劇好きの幼なじみ3人組と小さな劇団がニューヨーク・ブロードウェーに立ちたい、という夢を持つことから始まる内容。車いすの人も登場して歌を歌うなど、2時間半にわたって楽しい舞台を繰り広げ、約1200人の観客は大きな拍手を送った。公演は、23日に松阪市民文化会館、9月6日に桑名市民会館、10月17、18日に鈴鹿市民会館でも行われる。

09衆院選ふくおか 山下裕幸・障害者自立支援法違憲訴訟の原告 /福岡

2009年08月11日 01時06分23秒 | 障害者の自立
◇現場重視の福祉施策を--山下裕幸・障害者自立支援法違憲訴訟の原告(28)
 --前回衆院選以降の福祉施策をどう検証しますか

 05年の郵政選挙後に自立支援法が成立・施行された結果、日本の障害者施策は国際社会で最低水準になった。4年前、小泉純一郎首相(当時)は「郵政民営化で日本が良くなる」と言ったが、実際は障害者施策だけでなく、派遣切り問題など社会はより悪くなった。

 --同法が定める福祉サービス費の「1割負担」について、政府・与党は、所得に応じた額とする改正法案を提出しましたが

 支援が必要な障害者の負担をどこまで軽減するのか、改正案は明記していないのが問題。そもそも、障害者を苦しめる同法は、日本が批准しようとしている障害者権利条約(締約国は障害者の人権を守る義務を負う)と相いれない。一方の野党は、例えば共産党は施行前から、民主党は施行後に同法廃止を主張している。ただ、民主党の障害者支援に関する法案は、内容が不十分だと感じている。

 --今回、投票する際に一番重視したいことは何ですか

 個人的には、同法の問題をどの党がどれだけ真剣に考えているかを見極めたい。人によって投票基準は異なると思うが、有権者一人一人が「何が大切なのか」を自分で考えることが大切だと思う。4年前は一部の政治家やメディアが「小泉旋風」で騒ぎ、有権者はそれに引っ張られた。あの時のようにムードに流されることを、繰り返さないでほしい。

 --次期政権にはどんな福祉施策を望みますか

 同法案を作る時、厚生労働省は形だけ「当事者と議論する場」を設けたが、当時、障害者の多くが法案に反対していたのに、彼らの声は無視された。今、子供や高齢者向けの福祉施策も同じやり方で行われている。官僚が「国民の声を聴いた」とアピールするための「議論の場」は要らない。次期政権は法制度を作る前に、当事者の実態を見て、彼らの声に真剣に耳を傾ける政権であってほしい

障害者偽装、トイレ介助させる=わいせつ容疑、授産施設職員逮捕-三重

2009年08月11日 01時04分49秒 | 障害者の自立
 身体障害者を装ってトイレで手助けを求め、コンビニ店の女性店員(30)に下半身を触らせたとして、三重県警松阪署は10日、準強制わいせつ容疑で多気町五桂、授産施設職員坂ノ坊剛容疑者(31)を逮捕した。
 同署によると、同容疑者はわいせつ目的を否定し、「トイレを手伝ってもらっただけ」と供述しているという。
 逮捕容疑は、7月19日午前5時30分ごろ、松阪市嬉野宮古町のコンビニ店で、女性店員に「手が使えないので排尿を手伝ってほしい」と身体障害者を装って声を掛け、店内のトイレで自身の下半身を触らせた疑い。
 同署によると、坂ノ坊容疑者はトイレで女性店員の手を押さえた上、車を運転して店を後にしたため、店員が不審に思い、同署に被害届を出していた。
 坂ノ坊容疑者は勤務先の授産施設で、介護支援員をしていたという。(

愛と感謝の「福祉歌謡」10年、障害者の詩に曲=京都

2009年08月11日 01時03分14秒 | 障害者の自立
 京都市在住の歌手網野ひとみさんが、手話を交えて愛や尊敬、感謝の気持ちを歌う「福祉歌謡」を提唱して、今年で10年を迎えた。法務局職員を経ての異色の演歌歌手としてデビューし、障害者が働く作業所を見学したことが大きな転機になったという網野さん。「多くの人を勇気づけ、優しい気持ちの輪が広がるような活動を」といい、26日にも下京区でコンサートが控えている。

 網野さんは高校卒業後、京都地方法務局に11年勤め、退職後に得意の歌を生かして歌謡教室の運営を始めた。1995年には演歌歌手としてデビュー。

 網野さんが提唱する福祉歌謡は、障害者らが作った詩を基に曲をつけ、歌声に手話を交えることもある。今は十数曲のレパートリーがある。

 きっかけは98年暮れに訪れた滋賀県草津市の共同作業所での出会い。手足の不自由な障害者たちがボルトの仕分け作業や編み物などに生き生きと取り組む姿に感動する一方、せっかく作った商品も販売する場所が限られており、十分な収入につながっていない現実を知った。そして、その作業所に通う女性が、不自由な手を必死に動かして両親にあてて書いた詩に胸打たれた。

 「紅葉の静かな美しさが あなたの人生を物語る秋 あなたが私を育てて 幸せだったでしょうか 私はあなたの子どもで幸せでした (中略)ありがとう命を ありがとう愛を……」

 そんなひたむきな姿を多くの人に届けたい、と心が駆り立てられ、その詩を「ありがとう愛を」という歌にした。99年春にテープを自主制作。以来、売り上げの5%を福祉団体に寄付する活動を始め、各地の福祉施設を訪ねてはコンサートで障害者らを励ます。

 「地道に障害者を支援する活動を続け、全国に福祉歌謡を広めたい。障害者が決して生きやすい時代ではないけれど、そんな時代だからこそ、皆さんに豊かな心を抱いてもらえるように」と網野さんは力を込める。

 26日の出演は下京区室町通四条下るの池坊学園こころホールで午後2時から。「人権を考えるつどい」(下京区など主催)の一環で行われる。入場無料。


障害者も入院患者も宇宙を知る喜びを下京で天文教育研究会

2009年08月11日 01時01分52秒 | 障害者の自立
 すべての人に宇宙を知る喜びを伝える「ユニバーサルデザイン天文教育」をテーマにした報告と討論が10日、京都市下京区で開かれている「第23回天文教育研究会」で行われた。教育・天文施設職員や教員、研究者、関係者が、視覚や聴覚に障害のある人たち、入院中の患者、子どもたちへの取り組みについて話し合った。

 NPO法人(特定非営利活動法人)ハーモニー・アイ(東京都)の藤原晴美さんは、強度の弱視から全盲になった自らの経験を語った。天文施設での点字による解説や音声ガイド、触れる資料の提供など「努力はしておられるが障害者に情報が伝わっていない」と指摘し、試みが単発的でノウハウが継承されないなどの問題点を挙げた。

 川口市立科学館(埼玉県)職員の根本しおみさんは、3年前から取り組んでいる聴覚障害者も一緒に楽しめる字幕付きプラネタリウムを紹介した。クリスマスや七夕の話題で絵本のように字幕をつけたり、歌の部分でカラオケのように字の色を変えるなど工夫し、一般の来場者からも「字幕付きの方が子どもやお年寄りも分かりやすい」と好評だったという。

 点図や点字絵本を活用した視覚障害者のためのプラネタリウム(福島市こむこむ)、地域の天文ボランティアによる病院などへの出前プラネタリウム(山梨県立科学館)なども報告された。座長の嶺重慎京都大理学研究科教授は「事例に習い、ネットワークをつくり発信することが大切。新たな取り組みの一歩にしてほしい」と呼びかけた。