ほんの少し付け足します。
私の考えでは、藤原不比等は物部連麻呂に文武天皇を倒してくれたら、連麻呂を王位につける、ことを約束したはずです。
王位につけるから文武天皇を裏切って、自分を助けてほしい、といったと考えています。
それの補強です。
今まで何度もやっています。
で、はしょりますが、ともかく
物部麁鹿火(もののべのあらかい)、物部守屋には物部連麻呂(石上麻呂)が投影されている、と考えています。
磐井・崇峻天皇・仲哀天皇には文武天皇が投影されているはずです。
蘇我馬子・継体天皇には不比等が投影されます。
で、その付け足しは、竹取物語です。
http://www.manabu-oshieru.com/daigakujuken/kobun/taketori/07.html
: 燕の子安貝‐中納言石上麻呂足
あらすじ … かぐや姫は、中納言石上麻呂足に燕の子安貝が欲しいと要望した。中納言は、家来の情報から、大炊寮の屋根に、燕の巣が多数存在することを知る。足場を組んで家来を配置し、子安貝を取ろうとしたが、吉報は届かない。そこに大炊寮の役人、倉津麻呂が訪れ、足場を壊して燕の警戒を解くとともに、家来を籠に乗せて吊り上げ、燕が子を産む瞬間に子安貝を奪うという策を進言した。日没後、燕が子を産む際の動作があったため、巣の中を探らせたが、何もないという。業を煮やした中納言は、籠に乗って巣のある所まで上がった。巣の中で何かを掴んだと感じた中納言は、籠を下すよう命じる。命令に慌てた家来は、綱を引き過ぎてしまう。綱は切れ、中納言は鼎の上に落下。その事故が原因で、中納言は絶命した。かぐや姫は、中納言のことを、少し気の毒に思った。
中納言石上麻呂足は物部連麻呂(石上麻呂)です。
以前、竹取物語について考えたときはこの「倉津麻呂」については気づきもしませんでしたが、「藤原不比等」と思える、と書かれている本を読みました。
《策を授けた「知恵者」が藤原不比等に思えてくること。そして、てっぺんまでつり上げられて真っ逆さまに落ちる様は、左大臣まで上りつめたとたんに没落した石上麻呂にそっくりなことだ》
≪「万葉集」が暴く平城京の闇 関裕二 小学館 p82≫
なるほど、倉津麻呂は不比等とすると、ピッタリです。
ただ、私が受けるニュアンスはだいぶ違っています。
氏とはだいぶ考えが違います。
もっと切羽詰まった状況です。
不比等は連麻呂に頼まないと自分が殺される状況だったのです。
そして、連麻呂はてっぺんもてっぺん、左大臣どころではなく、王権も保証されそうになったと考えています。
ただ、物部氏は祟りを怖れた部分もあったでしょうが、身を引き辞退した、ものと考えています。名前も変えざるを得ないほどでした。
(橘三千代・光明子は物部氏だと考えています〔訂正・物部氏の血が入っている、です〕)
さて、私の推測では、このエピソードに王権を意味するものがあるはずです。
そこで、みつけたのは「中納言は鼎の上に落下」です。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/43398/meaning/m0u/
《「金瓮 (かなへ) 」の意》現在の鍋・釜の用に当てた、古代中国の金属製の器。ふつう3本の脚がついている。王侯の祭器や礼器とされたことから、のち王位の象徴となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%8E
(この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。)
鼎はもともとは肉、魚、穀物を煮炊きする土器として出現したが、同時に宗廟において祖先神を祀る際にいけにえの肉を煮るために用いられたことから礼器の地位に高められ、精巧に作られた青銅器の鼎は国家の君主や大臣などの権力の象徴として用いられた。
http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-060.htm
というのは鼎の由来を見れば解るが、わが国の「三種の神器」のように鼎は帝位の象徴であったからだ。しかし、これから転じて今では「相手の実力や内情を見透かして、その弱みにつけ入る」という意味に用いられるようになった。
「鼎」は王権の象徴であり、それを竹取物語の石上麻呂足は壊したことになります。
(訂正・壊したとは書いてありませんでした。2/14 0時3分)
ニュアンスはともかくとして、物部氏は王権をつかみそこなった、つかもうとしなかったことになります。
http://blog.goo.ne.jp/go-hot-ai2395/e/ee1cbaa32447a3ae18bddb7ff6272870
継体天皇が与えた斧鉞は『七支刀』ではないでしょうか2009年11月30日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
確定申告・今年は税務署に直接届けるつもり。
たぶん数字は間違っていなさそう。
会社が年末調整してくれないもんで面倒くさいですが、自分でやった方が還付も納得できそう。
私の考えでは、藤原不比等は物部連麻呂に文武天皇を倒してくれたら、連麻呂を王位につける、ことを約束したはずです。
王位につけるから文武天皇を裏切って、自分を助けてほしい、といったと考えています。
それの補強です。
今まで何度もやっています。
で、はしょりますが、ともかく
物部麁鹿火(もののべのあらかい)、物部守屋には物部連麻呂(石上麻呂)が投影されている、と考えています。
磐井・崇峻天皇・仲哀天皇には文武天皇が投影されているはずです。
蘇我馬子・継体天皇には不比等が投影されます。
で、その付け足しは、竹取物語です。
http://www.manabu-oshieru.com/daigakujuken/kobun/taketori/07.html
: 燕の子安貝‐中納言石上麻呂足
あらすじ … かぐや姫は、中納言石上麻呂足に燕の子安貝が欲しいと要望した。中納言は、家来の情報から、大炊寮の屋根に、燕の巣が多数存在することを知る。足場を組んで家来を配置し、子安貝を取ろうとしたが、吉報は届かない。そこに大炊寮の役人、倉津麻呂が訪れ、足場を壊して燕の警戒を解くとともに、家来を籠に乗せて吊り上げ、燕が子を産む瞬間に子安貝を奪うという策を進言した。日没後、燕が子を産む際の動作があったため、巣の中を探らせたが、何もないという。業を煮やした中納言は、籠に乗って巣のある所まで上がった。巣の中で何かを掴んだと感じた中納言は、籠を下すよう命じる。命令に慌てた家来は、綱を引き過ぎてしまう。綱は切れ、中納言は鼎の上に落下。その事故が原因で、中納言は絶命した。かぐや姫は、中納言のことを、少し気の毒に思った。
中納言石上麻呂足は物部連麻呂(石上麻呂)です。
以前、竹取物語について考えたときはこの「倉津麻呂」については気づきもしませんでしたが、「藤原不比等」と思える、と書かれている本を読みました。
《策を授けた「知恵者」が藤原不比等に思えてくること。そして、てっぺんまでつり上げられて真っ逆さまに落ちる様は、左大臣まで上りつめたとたんに没落した石上麻呂にそっくりなことだ》
≪「万葉集」が暴く平城京の闇 関裕二 小学館 p82≫
なるほど、倉津麻呂は不比等とすると、ピッタリです。
ただ、私が受けるニュアンスはだいぶ違っています。
氏とはだいぶ考えが違います。
もっと切羽詰まった状況です。
不比等は連麻呂に頼まないと自分が殺される状況だったのです。
そして、連麻呂はてっぺんもてっぺん、左大臣どころではなく、王権も保証されそうになったと考えています。
ただ、物部氏は祟りを怖れた部分もあったでしょうが、身を引き辞退した、ものと考えています。名前も変えざるを得ないほどでした。
(橘三千代・光明子は物部氏だと考えています〔訂正・物部氏の血が入っている、です〕)
さて、私の推測では、このエピソードに王権を意味するものがあるはずです。
そこで、みつけたのは「中納言は鼎の上に落下」です。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/43398/meaning/m0u/
《「金瓮 (かなへ) 」の意》現在の鍋・釜の用に当てた、古代中国の金属製の器。ふつう3本の脚がついている。王侯の祭器や礼器とされたことから、のち王位の象徴となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%8E
(この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。)
鼎はもともとは肉、魚、穀物を煮炊きする土器として出現したが、同時に宗廟において祖先神を祀る際にいけにえの肉を煮るために用いられたことから礼器の地位に高められ、精巧に作られた青銅器の鼎は国家の君主や大臣などの権力の象徴として用いられた。
http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-060.htm
というのは鼎の由来を見れば解るが、わが国の「三種の神器」のように鼎は帝位の象徴であったからだ。しかし、これから転じて今では「相手の実力や内情を見透かして、その弱みにつけ入る」という意味に用いられるようになった。
「鼎」は王権の象徴であり、それを竹取物語の石上麻呂足は壊したことになります。
(訂正・壊したとは書いてありませんでした。2/14 0時3分)
ニュアンスはともかくとして、物部氏は王権をつかみそこなった、つかもうとしなかったことになります。
http://blog.goo.ne.jp/go-hot-ai2395/e/ee1cbaa32447a3ae18bddb7ff6272870
継体天皇が与えた斧鉞は『七支刀』ではないでしょうか2009年11月30日
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確定申告・今年は税務署に直接届けるつもり。
たぶん数字は間違っていなさそう。
会社が年末調整してくれないもんで面倒くさいですが、自分でやった方が還付も納得できそう。