「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ハードディスクが壊れた (5)

2013年09月03日 21時42分46秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 その間、 引っ越しの段ボールを開けていると、

 捨ててしまったと思っていた パスワードを印刷した紙や、

 過去データを試しにコピーした CDが出てきました。

 これで 損失はかなりなくなりましたが、 一部はやはりありません。

 ただ、 新風舎から 「境界に生きた心子」 を発刊した前後の、

 様々な情報, 記録, メールその他、 貴重な資料の数々が出てきたのは、

 実にありがたいことでした。

 先日 Jcomから最終的な連絡があり、 結局、

 HDDが壊れた 原因を特定できない

 (Jcomの作業で 破損したと証明できない) ので、 補償はできないと言います。

 その代わり、 HDDの代金を弁償すると言い、

 それに相当する プロバイダー料金の一ヶ月分を 割り引くという話です。

 僕も データの多くが出てきたので、 それ以上の要求はしませんでした。

 一部のデータ復旧のために 10数万請求するのは酷かと。

 もし 必須で喫緊の データが失われていたら、 僕も 強く賠償を求めたでしょうが。

 こちらが 割とおおらかに構えていたので、

 向こうもそれなりの 結論を出したのかもしれません。

 しかしながら 一般論として考えた場合、 原因を特定できないといっても、

 一体どうやって 証明したらいいというのでしょう? 

 ユーザー側に証明の責任がある とは言えません。

 刑事裁判では 状況証拠だけで 死刑判決さえ出るわけですが、

 ましてや 大企業が顧客に対する 接遇として、

 物的証拠はなくてもサービスするのが 賢い商売かもしれません。

 また 原因を特定できないと言いつつ、 HDDの弁償はするというのは、

 結局 責任を認めてるのではないかと。

 (数千円は出せるけど 10数万は出せないという、 懐の話ではないかと。)
 

 ともかく、 現在のパソコンのデータは、

 ネット上のバックアップサービスを利用して 保存しておきました。

 新しいHDDも買ってきました。

 バックアップ用のデータが、 いつ何時 消滅してしまうかも分からないわけですから、

 二重三重のバックアップを しておかなければなりませんね。
 


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