「週刊朝日」で初のお仕事をさせていただきました。
既にバックナンバーになってからのお知らせとなり、まったくもって申し訳ないのですが、12月5日号、「新・名医の最新治療」に、わたくしの取材記事が掲載されております。
テーマは「ニキビ」。
2008年にニキビの治療ガイドラインができ、それまで抗生物質くらいしかなかったところに新薬「アダパレン」(商品名「ディフェリン」)が登場したことでニキビ治療は大きく変わりました。
6年前から行われているのに「最新治療」なのかという突っ込みは甘受しますが、でもまだまだ知らない人が多いんじゃないでしょうか。「ニキビなんて、膿んだらつぶせばいいだけのことでしょ」なんて思っているおとうさん、おかあさんはもはや古いのですよ。なんでもかんでも抗生物質を塗っておけばいい、と思ってる人も。個人的にはアダパレンが登場して、長期に抗生物質を使わなくてよくなったのは歓迎すべきことだろうと思います。
ただ、このアダパレン、ちょっと乾燥感があったり、刺激を感じたりするらしく、私の周囲にも「結局使えなかった」という人が何人かいます。そのあたりは皮膚科医では織り込み済みで、ちゃんと症状を言えば、保湿剤を一緒に使うという対応策をとってくれるはず。保湿剤をもらっても皮膚科医の指導不足で、使い方がわからずそのままにしたという話も聞きましたが、もったいない話です。
皮膚科の薬は、塗る順番とか、使う量とかが難しいですから、医師が説明するだけでなく、薬剤師さんがちゃんと服薬指導してほしいですね。
電子書籍もあり、バックナンバーもこちらで購入できますのでどうぞご覧ください。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16507
以下、追記です。。
↑の文章を書きつつ、「週刊誌のバックナンバーを買って」ってあまりにも現実味がないよなあ・・・と我ながらあきれていたところ、12月8日に週刊朝日MOOK「新・名医の最新治療2015」も発売になってました。書いた本人はすっかり忘れていましたが、こちらにも同じ記事が載っております。書店で並んでいたら、見てやっていただけたら幸いです。
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