医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

新型インフルエンザ患者会ミーティング

2009年09月18日 | 仕事
ブログスキンをだいぶ前に使っていたやつに戻しました。
見覚えのある方は(いないか)、かなり長年読んでいただいていることになる。
ありがとうございます。

さて、9月11日は、厚生労働省内会議室で行なわれた新型インフルエンザ患者会ミーティングに参加。

糖尿病や腎臓病、ぜんそくなど基礎疾患がある人は、新型インフルエンザのハイリスク層だといわれている。
(→実は必ずしもそうとも言えない事実が紹介されたのだが、そのことはまた次回。)
その人たちに対してどのような情報提供、ひいては医療の提供が行なわれるべきかということを、専門家を交え、20もの患者団体が一同に介して意見、要望を出す会だった。
もちろん、皆さん一番の関心事は原案が出されたばかりのワクチンの優先順位。
NHKが撮影に来ていたが、どこかで放送されたんですかね~?

※9/18追記
今夜(9/18)9時のNHK総合「ニュースウォッチ9時」で放映されるようです。
私は患者団体代表者のすぐ後ろに座っていたので(ぎりぎりに行ったらそこしか空いてなかった)、ムスっとした姿?が映るかもしれません。



テーマもまさに旬だったが、疾患の異なる20もの団体が一同に揃うこと自体とても珍しい。
患者団体は、だいたいカリスマ的な強いリーダーがいて、その人を慕う患者や家族で構成されている。
リーダーたちは、自分や家族が病を得たことをきっかけに、誰に頼まれたわけでもなく「同じ立場の人を助けなければ!」と自発的に会を立ち上げた人々だから、ほとんど例外なく相当なエネルギーとポジティブなマインドの持ち主ばかりなのだ。

しかし団体同士の関係となると難しいところがある。
悪く言えば「シマ」意識というか、考え方や立場の違いから、なかなかうまく協働できなかったり、軋轢もあったりすることを少なからず耳にしてきた。

それが、「新型」という共通の問題の出現で大同団結。
個々の患者会も、こうまとまれば“医療消費者”の体をなしてくる。

もちろん新型インフルエンザについても、いろいろ有益な情報が聞けた。
少しずつ紹介していきますね。
・・・って、書いたころにはすっかり流行終焉後だったり(笑)


ところで今年の4月1日にアクセスカウンターを0に戻しておいたら、今月に入って3万件を超した。
4~8月の5ヶ月間で3万件なので、だいたい月に6000件のアクセスをいただいていることになる。
重ね重ね感謝です。


水牛車からの眺め@竹富島。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2009-09-18 07:44:31
今年の4月から3万件ってすごいじゃないですか!世の中に向けて発信しているって感じですね。読み応えのあるブログ、これからも楽しみにしてます。

いつも本文と関係ないところに反応してしまう悪い癖…。だから勉強が出来なかったんだぁ~。
返信する
コメントありがとうございます。 (nakaho)
2009-09-19 21:42:31
名無し さん
いつも読んでくださっているのですね、ありがとうございます。
いいんですよ、本題以外への反応も歓迎です。
だいたい、写真がいつも全く関係なさすぎ!と身内からクレームが(笑)
返信する

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