ひまわり博士のウンチク

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まるで××みたいな

2008年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は一日なんだか落ち着かない日でした。

 朝から雨は降るは風は吹くは。
 犬は吠えるし子どもは泣く。(これはウソ)

 何かをしかけると電話がかかり、椅子に座れば資料が行方不明。
 メールをチェックすると、返信が必要なのがどっさり。

 それらをかたづけて、やっとこさ原稿を書き始めたらアシスタントが騒ぎ出す。

 「こんな感じでイインですか?」
 「ああああ、プリンターが!」
 「これって、フリーズしてるっていうんでしょうか」
 「用紙が足らない~~~~」
 

 夕方になってようやく校正出しの準備ができ、さあ出版元に発送準備だと思ったら、せっかくカラー出力したカバーのデザインが……アレッ?

     ドヘッ、やっちまった!

        こりゃ、左右逆だ。


 本というのは縦書きは右開き、横書きは左開きで、それに合わせて表紙やカバーを作らなければなりません。
 日本で出版される本は、圧倒的に縦書きが多いので、したがって通常は右開きだものですから、左開きの本は意識していないと、つい自動的に表紙と裏表紙を逆につくってしまうのです。

 表と裏を入れ替え、左右を逆にして再出力。
 この間約30分。

 けっきょく一応片付いたのは午後8時過ぎ。

 「飯食うか」

 アシスタントがまだ発送準備をしていたので、子どもと体操教室に行っているかみさんが、夕食用に作っておいてくれたカレーを温めるために階下に降りました。

 カレーを温めながらご飯をよそっておこうと炊飯器を開けたら、

 開けたら、

 開けたら、………水の底に淋し気に沈んだお米の姿。

 炊けてな~~~~~~~~~~~~~~~イ!

 サイアク……

 速炊きでご飯を仕掛けてふたたび2階の事務所へ。

 テレビ中継の阪神・中日戦は、ちょうど阪神が逆転。
 「うん、いい流れだ」

 しばし原稿を書いてからころ合いを見計らって、再び階下へ。

 うまい具合にご飯も炊けて二人分のカレーを用意し、2階に上がりました。

 すると……


 ゲッ! 藤川球児が打たれてる!

 1点差まで追い詰められて、9回表2アウト満塁。

 バッターは谷繁。
 「こいつ、初球はボールから入らないと危ないぞ。必ず打って来る」

 言ってるそばから、ストライクゾーンに甘く入って来るアウトコース高めのストレート。
 「バッカー! 矢野! なんてリードするんだ」
 カッキーン!

 アチャッ、やられたッ、と思ったら、ライトの守備範囲。
 意外と守備のうまいフォードのグラブにすっぽりおさまって試合終了。

 朝から晩までヒヤヒヤドキドキの、まるでどたばたコメディーみたいな一日でした。

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