ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

石井桃子さん死去

2008年04月03日 | ニュース
Ishii

 児童文学者の石井桃子さんが4月2日午後、亡くなりました。101歳だそうです。
 石井さんは「クマのプーさん」の翻訳や「ノンちゃん雲に乗る」などの創作で知られ、児童文学の発展に尽くしました。
 「ノンちゃん雲に乗る」は僕が子どもの頃に鰐淵晴子の主演映画を見た記憶があります。白黒でした。
 自宅を改造して児童図書館を開設、わが家の近所だったので子どもたちが小さい頃何度かお邪魔していました。この図書館は子どもだけで大人は入れません。
 1954年「菊池寛賞」、85年第一回「子ども文庫功労賞」、93年には「芸術院賞」を受賞。
 著書はほかに「ピーターラビットのおはなし」「子どもがはじめてであう本」「山のトムさん」「幼ものがたり」など多数。

 長年お疲れさまでした。ごゆっくりおやすみください。
 ご冥福をお祈りします。



AKI Birthday

2008年04月03日 | 音楽
 池尻大橋のChadで4月1日、障害を持つ天才イラストレーターのAKI(木下朋幸)クンが21歳を迎え、応援するミュージシャンが集まってバースデーライブが行われました。
 Chadは小さな店で、普段なら20人ぐらいしか入らないところ、テーブルを小さくして椅子を増やし、息苦しいくらいの満員でした。

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 「きょうはどうもありがとうございました」とAKIクンの挨拶は、これから始まるのになぜか過去形。限られたボキャブラリーを精一杯使って、頑張ったぞ。

Aki02

 トップのMUEさんは癒し系というのでしょうか。AKIクンの絵が気に入って、手描きのTシャツを作ってもらったのが縁だとか。

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 ゲンちゃん(永原元)のパーカッションに合わせてAKIライブペイントの始まり。
 なんだかチベットの坊さんみたいだなあ。
 この日はゲンちゃんのおかあさんもいらしていて、着物姿の小柄な人でした。太ももみたいな腕をしたでっかいゲンちゃんがよくこんな小さなおかあさんから生まれたものだと感心していたら、横から「最初から大きかったわけではないよ」。

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 絵は見る間に仕上がっていきます。なんだかおどろおどろしい絵ですが何が出来上がるのでしょうか。

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 途中、沖縄の三味線でうたってくれる、ゲンちゃんの師匠にもあたるという方が、渋い喉を披露してくれました。ゲンちゃんのパーカッションとぴったりあってものすごくよかったのですが、不覚にもお名前を失念。

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 「この絵のタイトルは何ですか。紹介してください」とゲンちゃんに促されたAKIクンは、一瞬考えて答えました。
 「ちきゅうおんだんか、です。どうぶつたちがくるしんでいます」

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 おなじみ高橋誠! 数曲やってそそくさと帰っちゃった。「黒豆煮てるから」って、正月じゃあるまいしどんな黒豆だ。

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 トクベン(中野督夫/湯川トーベン)の登場で盛り上がりというかドヒャドヒャというか、「あ、和尚、まいど」って、何が和尚だ。中野督夫の客いじり。
 ぼそりと「…すわったところが悪いよね…」と言ったのはトーベン御大。一番前だったもんなあ。

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 狭いステージに出演者を全員呼んじゃったもんだから大変なことに。楽器もマイクも入りません。

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 ちょっと落ち着いたところで、メインゲストの斉藤哲夫さんが登場。
 あの有名な宮崎美子をスターにしたコマーシャル、「いまのキミはピカピカに光って~♪」を知っている人はかなりの年配。トーベンまつりにも来てくれたことがあります。

 宮崎美子のミノルタのコマーシャルはここで見ることができます。

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 客席とステージが一体になっての(狭いからそうならざるを得ません)フィナーレ。11時ごろまで盛り上がりました。
 みんなで「AKIクンおめでとう!」

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