フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

3月3日 第19回修学式やりました!

2015年03月04日 12時39分31秒 | Weblog
「良かった。ってか泣けた。修学生のAちゃんの挨拶で”学園に来れて自分は変われた”って言ってたとこや、Tくんが”(お母さんに)バチが当たるかもしれないけど、不登校になって安塚に来れてよかった!”って言葉が、すごい印象に残った。」

これは修学式を終えた中1Rさんの言葉。

「また会えるって分かってるのに、悲しくなった。」

これは小6Kくん。

学園では修学式で中学3年生が学園を巣立っていきます。
支援者の皆様から参列していただき、毎年盛大に開いています。
式では中学3年生(修学生)が学園生活を振り返り、そしてこれから始まる新しい生活への希望を語ります。
これがクライマックスですね。
別れっていうのは、なぜこんなにも美しいのでしょうか?
というか美しく別れることができなくてはならないのだと強く思います。

写真は、全員で学園歌「ゆったりとおおらかに」を歌う様子。
その後、生徒は修学式後の記念演奏で、バンド演奏を披露。
この音源は、後日フェイスブックにて視聴できるようにします。
・・・毎年、いい曲ができたと自負していますが(笑)、今年は最高傑作かもしれません(笑)。
・・・と、来年も思うんだろうなぁ・・・。


 すたっふ まるた











安塚キャンドルロード IN 船倉集落

2015年03月02日 19時01分24秒 | Weblog
安塚の冬を彩るキャンドル
雪灯篭の中にキャンドルを灯すのですが、このバケツの中に雪を固く詰め込んで、ろうそくを入れる穴を開けて配列を考えて・・・、など考えて作られたのがこの画像。
我々は半日かけてこの雪灯篭を設置しました。
子ども達にはけっこう業な単純作業。
始めは良かったのですが、疲れてくると、こんな愚痴・・・。
「こんなことやったって綺麗に見えるわけない」
「いつまでやるの~」
ってな感じで、グダグダ言いながらも最後までやり通しました。(笑)

でもね。


自分たちが汗かいて仕事して、灯りがともったのを見たグダグダの中1T君と中2R君のコメントは
「けっこうキレイじゃん!」
笑いました。
いい仕事したのだよ。君たちは。

夜は雪茶屋で販売のお手伝い
・串に刺して焼いた餅にゴマみそなどをつけたもの
・きのこ汁
・たけのこ汁
・ぼたん汁(いのしし汁)
・カレーライス
・焼き鳥
などなどを屋台で売るのです。


上述の二人はジュース担当
ジュースと言っても、10種類くらいの2リットルペットボトルのジュースを紙コップに入れて一杯100円での販売です。
「こんなのぼったくりだ」R君)とか
「こんな寒いのに、冷たいジュースが売れるわけない」T君)
と言いながら、二人でうれしそうに働いていました。
二人の後頭部ごしに見える人は串餅に並ぶお客さん。
ジュースには列はできませんでした(笑)
でも近年にない人の出で、二人の想像以上のジュースを売り上げたのですよ。



この体験活動は、日頃お世話になっている地域の方への恩返しという意味もあって、子ども達は本当に頑張ってくれました。野菜をくれたり、学園の校舎を草刈してくださっている地域の皆さんに少しはお礼ができたかなと、思いました。

さあ、明日は修学式だ!

 すたっふ まるた