グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

「点字にふれる」展 点字と音声コードについて考える

2024-09-09 18:06:55 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

ギャラリー エー クワッドで開催されている「点字にふれる」という展示会に行って来ました。


▲「点字にふれる」展の入口


さまざまな展示の中で、「これは点字でなきゃ!」と思ったのは「てんじつきさわるえほん」。
子どもに「絵本読んで」と言われた視覚障がいのあるお母さんが、見えなくても子どもと一緒に楽しめるように、と制作された絵本です。

この絵本はボランティアの方によって点訳されるそうですが、印刷方法や製本方法、さらには配送にも工夫が凝らされていて、一般書籍の制作をする身としてはその工程や手間が具体的に想像されました。
その結果出来上がった絵本は、見えないお父さん・お母さんがお子さんに読み聞かせができる、子どもは親と一緒に一つの絵本を楽しめる、という大きな喜びに繋がっていくのでしょう。
これは音声コードではできないこと。絵本自体はデバイスの音声で読み上げることができますが、お父さん・お母さんの肉声で読んでもらうのとはまったく違います。

身近なものについている点字が紹介されているコーナーもありました。缶ビールやふりかけ、ジャムなど、気づいていないだけで意外と身近に点字付きの製品があるんですね。
来場者はさほど多くありませんでしたが、かなり分厚いレンズの眼鏡をかけたお子さんと親御さんもいらしていて、お子さんは点字を読んでいました。


▲身近にある点字付きの製品


帰りがけには受付で販売していたパンフレットを購入。実際の点字で書かれているわけではなく普通の印刷でした。
これには音声コードがついていたらいいんじゃないかなぁ、と思いました。だって、先ほどのお子さんのように見えにくい方が手に取るかもしれないじゃないですか。
展示会の内容からすれば点字がいいのでしょうけれど、点字の識字率は高くないことを考えれば、音声コードが現実的だと思います。


▲本展示会のパンフレット。点字も音声コードもついていない


点字に触れてみて、点字は点字として必要なシーンがあることがわかりました。点字絵本は「読み聞かせ」ができて、お子さんとのコミュニケーションとしても大切なものだと実感しました。
一方で、やはり音声コードが有効なシーンもあると思いました。デバイスの音声ではありますが、コストを抑えつつ情報を伝えることができます。
いろいろなツールの良さや得意なことを知り、当社の提供するユニバーサルデザインの質を高めていきたいと思います。

社会のダイバーシティを考える 6つの点から広がる世界 点字にふれる
会期:2024.7.26㊎〜2024.10.24㊍
場所:ギャラリーエークワッド(東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F)

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グラフィックメイトでは、音声コード ユニボイス(Uni-Voice)を掲載した名刺、パンフレット、DMなどの制作に対応しています。
協力会社との連携で切り欠き加工付きの印刷までサポート!
印刷物のユニバーサルデザインに関するアドバイスやコンサルティングも行なっています。
お気軽にお問い合わせください。

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産業交流展2023に出展します

2023-11-16 12:18:24 | ユニバーサルデザイン
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
2023年11月20日(月)から22日(水)にかけて東京ビッグサイトで開催される「産業交流展2023」に出展します。
産業交流展は首都圏の中小企業が製品や技術を展示する見本市。リアル展とオンライン展が併催されます。当社は昨年に続き2回目の出展です。

開催概要
オンライン開催 →11月 6日(月)~11月29日(水)
リアル開催   → 11月20日(月)〜11月22日(水)/ 東京ビッグサイト 西展示棟
(グラフィックメイトのブース:1階西ー2ホール 異-10)
展示会公式サイト  https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
(入場無料/来場登録制)


グラフィックメイトの出展テーマは「情報発信の合理的配慮には印刷+音声だ‼︎」
障害者差別解消法の改正により、2024年4月1日から「合理的配慮の提供」が義務化されます。
→内閣府Webサイト「合理的配慮の提供が義務化されます」

これは情報発信についても例外ではありません。
今は視覚に障がいのある方々は読み上げソフトや機器の利用、援助者による代読など利用して情報を得るために努力されています。
でもこれからは発信する側が、すべての人に情報を届ける努力をすることが求められます。

当社は印刷物の情報を音声で聞ける音声コードUni-Voice(ユニボイス)を採用しています。これにより視覚に障がいのある方だけでなく、高齢者、日本語の読めない外国人の方など、より多くの人に情報をお届けできるようになります。
耳で聴く名刺やニュースレター、パンフレット。ぜひ会場ブースでお試しください。

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●見え方のご相談にのります。
無料で「見え方シミュレーション」をいたします。当社グラフィックメイトのwebサイト「お問い合わせ」から「色覚多様性・高齢者の見え方シミュレーション、ご相談」にチェックを入れてお申し込みください。
またオンライン相談、メール相談も受け付けています(1案件無料)。
お気軽にどうぞ!
 
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紙のチカラ

2023-08-15 16:49:26 | デザインいろいろ
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は編集もできるデザイン会社です。ニュースレター、パンフレット、ブックレットなどの印刷物のデザインを中心に、ユニボイスなどの活用によるユニバーサルデザインにも取り組んでいます。

ブログをお読みくださっている方の中にはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、当社は港区六本木の国立新美術館の向かいに事務所があります。
国立新美術館は、館内へは無料で入館できます。
展示会を見るにはそれぞれ料金が決められていますが(ときどき無料もあります!)、ミュージアムショップやカフェ、レストランなどは「入館料」無しで利用できます。

そんなこともありときどきふらりとお邪魔するのですが、興味の一つは企画展のチラシ。
デザイン的にとても素敵で興味をそそられるものばかり!印刷が特殊なものもあったりして「お金かかってるな〜」なんて思うこともしばしば。
そして!自分からはアクセスしないような地域の美術展のチラシがあるのもまた良いんです。


▲国立新美術館においてあった他の美術館のチラシ。蛍光色を使ったチラシもありとてもカラフル


大阪の国立国際美術館や京都の京都国立近代美術館のチラシもあります。
こんなチラシが置いてあったら、国立新美術館の企画展めあてに来館した人も、「行ってみたい」「こんな美術館もあるのか!」と思う人も多いのではないでしょうか。

調べれば多くの情報が出てくるネット情報。
知らなかった情報を教えてくれたり、興味がなかったのに興味を惹かれたり、そんな情報を与えてくれる紙媒体。
ニュースレター、ポスティングチラシ、ポスター。あなたの発信に紙のチカラを上手に取り入れてみませんか。

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音声コード Uni-Voice(ユニボイス)付きのチラシを50%OFFで制作できるUni-Voice お試しキャンペーンを実施しています。
詳細は当社Webサイトの「Uni-Voice お試しキャンペーン」をご覧ください。

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夜の美術館

2022-12-08 14:36:52 | 六本木探訪
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社のお向かい国立新美術館は、毎週金曜は夜8時まで開館しています(入場は閉館の30分前まで)。そのため仕事帰りに美術館へ、という方もいらっしゃるようです。
先週の金曜夜、私も帰りがけにちょっと立ち寄ってみました。

玉山拓郎氏のインスタレーション
正面入り口を入ってすぐのロビーには玉山拓郎氏による新作インスタレーションが展示されています。夜の美術館で逆円錐形のコンクリートコーンにも赤い光が反射し、不思議な空間が浮かび上がっていました。

夜の美術館に赤い光の作品が浮かび上がります。写真奥にある逆円錐形のコンクリートコーンにも赤い光が反射しています
▲赤い光のインスタレーション。写真奥の逆円錐形のコンクリートコーンにも赤い光が反射



「FASHION FRONTIER PROGRAM」ファイナリストの作品展示

1階ロビーに展示されているのはFASHION FRONTIER PROGRAM2022のファイナリスト8名の作品と、FASHION FRONTIER PROGRAM2021の受賞者3名の作品。昼間は何度か見ていますが夜はまたちょっと違った趣き。等身大のマネキンさんにちょっとビクッとしました。
FASHION FRONTIER PROGRAM2022の詳細はこちら

FASHION FRONTIER PROGRAM の展示作品。夜の美術館で人の姿があるとちょっとびっくりします
▲FASHION FRONTIER PROGRAM の展示作品。



DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン

「日本人が作って来た様々なモノやコトを、世界の一線で活躍する13人のクリエイターが全国13の地域でリサーチ。」というDESIGN MUSEUM JAPANプロジェクトの展示です。ちょうどギャラリートークが行われていてかなりお客さんも入っていました。9日金曜の夜もギャラリートークがあるようなので、ご興味のある方はwebサイトをご覧になってみてください。
DESIGN MUSEUM JAPAN展の詳細はこちら

原 研哉氏のコーナーを示すオブジェ
▲DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン


今回はロビー展示もあり、夜の美術館をいつもと一味違う雰囲気で楽しめました。地下のミュージアムショップもおすすめです。
*国立新美術館の夜間開催については美術館サイトをご確認のうえご来館ください。


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グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどメディアのユニバーサルデザインについてのオンライン相談、メール相談を受け付けています(1案件無料)。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

●こんなこともご相談にのります。
 パンフレットを作りたいけど原稿が作れない。
 キャッチコピーはどうすればいい?
 撮影なんて難しそう。でもカメラマンさんなんて頼めない。
 アクセスマップ、乗り換え案内を作って欲しい。
 高齢者にも色覚障がいのある人にも見やすくしたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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「産業交流展2022」終了

2022-11-09 16:33:28 | ユニバーサルデザイン
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「産業交流展2022」のオンライン展示が11月4日で終了しました。当社の出展内容は「聴くパンフレット」として音声コードを利用した印刷物のご提案です。
2022年5月に「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が施行され、「障害者でない者と同一内容の情報を同一時点において取得できるようにする」という基本理念が掲げられました。これにより情報発信者側が「伝える努力」をすることが責務となりました。
印刷物に音声コードを掲載することは、情報発信者が取り組みやすい「情報のユニバーサルデザイン」です。
「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」についてはこちら(内閣府のサイトが開きます)

それはさておき、初めての展示会出展は大変勉強になりました。
これまで来場者としていくつかの展示会に出向き、多少は展示会を知っているつもりになっていましたが、見るのと自分が出るのでは大違い。
思ったとおりのブース作成ができない。パネルサイズは社内で見ているより全然小さく感じる。オンライン展示のほうは全然手が回らない…等々。


▲当社の展示ブース。「聴くパンフレット」のご紹介

それでもリアル展ではブースに足を止めてくださる方が予想以上にいらっしゃり、思わぬ出会いもあったりして、小さな会社のチャレンジとしては大きな成果があったと思っています。ブースにお立ち寄りくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。

展示会は出ることが目的でなく、そこでの出会いや気づきをどう生かしていくかが重要だと思います。
これからも足を止めずに進んでいきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。いいねやフォローをしていただけると嬉しいです。

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「産業交流展2022」出展中!

2022-10-21 11:02:25 | ユニバーサルデザイン
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
10月19日(水)から21日(金)にかけて東京ビッグサイト南展示棟で開催される「産業交流展」に出展中です!
ブログの更新もしないうち、早くも最終日。

初日、2日目と少しずつでもブースに立ち寄ってくださる方がいました。
「ユニバーサルデザイン」に興味をお持ちの方がお立ち寄りくださるようで、デモをご覧くださったり質問をいただいたり。「これなら取り組めそう」「会社に持ち帰って検討する」などのお声もいただきました。


▲「産業交流展2022」出展中です!

初出展ということもありブース装飾はもっと工夫が必要だと感じていますが、そういうところをアドバイスくださる出展社さんもあり、次に繋げていきたいと思います。

開催概要
オンライン開催 → 10月12日(水)~11月4日(金)
リアル開催   → 10月19日(水)〜21日(金)/ 東京ビッグサイト 南展示棟1~4ホール
(グラフィックメイトのブース:南4ホール・情-9)
展示会公式サイト https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
(入場無料/来場登録制)


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●見え方のご相談にのります。
無料で「見え方シミュレーション」をいたします。当社グラフィックメイトのwebサイト「お問い合わせ」から「色覚多様性・高齢者の見え方シミュレーション、ご相談」にチェックを入れてお申し込みください。
またオンライン相談、メール相談も受け付けています(1案件無料)。
お気軽にどうぞ!
 
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産業交流展に出展します

2022-09-29 16:58:46 | ユニバーサルデザイン
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
10月19日(水)から21日(金)にかけて東京ビッグサイト南展示棟で開催される「産業交流展」に出展します。
産業交流展は首都圏の中小企業が製品や技術を展示する見本市。ハイブリッド展示会としてリアル展とオンライン展が併催されます。今回当社は初めての出展です。


▲産業交流展の各ツールが届きました

開催概要
オンライン開催 → 10月12日(水)~11月4日(金)
リアル開催   → 10月19日(水)〜21日(金)/ 東京ビッグサイト 南展示棟1~4ホール
(グラフィックメイトのブース:南4ホール・情-9)
展示会公式サイト https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
(入場無料/来場登録制)

グラフィックメイトの出展テーマは「文字情報を耳で聴く。音声コードの活用でSDGsを進めます。」
印刷物の情報を音声で聞ける音声コード。視覚に障がいのある方だけでなく、高齢者、日本語の読めない外国人の方など、より多くの人が平等に情報にアクセスできるようになります。当社の「ユニバーサルデザインへの取り組み」の一環として、さまざまな使い方を当社ブースでご提案します。
耳で聴く名刺やチラシ、パンフレット。ぜひ会場ブースでお試しください。オンライン展示会ページでもお待ちしております。

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●見え方のご相談にのります。
無料で「見え方シミュレーション」をいたします。当社グラフィックメイトのwebサイト「お問い合わせ」から「色覚多様性・高齢者の見え方シミュレーション、ご相談」にチェックを入れてお申し込みください。
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「ワニがまわる タムラサトル」展

2022-07-01 11:10:59 | 小さな会社のひとりごと
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社のお向かい国立新美術館で開催されている「ワニがまわる タムラサトル」展に行ってきました。タイトルからして「どういうこと?」と気になっていましたが、まさにタイトル通り。小さなワニも、大きなワニも回っています。


▲まさに「ワニがまわる」 小さくてカラフルなワニがたくさん


▲口の中に人が入るほどの大きなワニ


パンフレットによれば「ワニがまわる理由は、聞かないでほしい」。
いや、聞きたい。なんでワニがまわるんでしょう?
「答えはありません。この大きな疑問を、そのまま疑問として持ち帰って欲しいと思っています」(パンフレットより)

明日2022年7月2日(土)は『ショートギャラリートーク「タムラさんに聞いてみよう!」』が開催されるそうです。
国立新美術館「ワニがまわるタムラサトル」展 のサイトはこちらです。

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「広報・IR EXPO」に行ってきました

2022-05-12 09:39:12 | デザインいろいろ
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
東京ビッグサイトで開催されている「広報・IR EXPO」に行ってきました。
「総務・人事・経理 Week」というイベントの構成展示会という位置付けで、「総務サービス EXPO」「福利厚生 EXPO」「オフィス セキュリティ EXPO」…など9つのEXPOが開催されてます。


▲東京ビッグサイトで開催されている「総務・人事・経理 Week」


「広報・IR EXPO」では動画制作関係の展示が多く見られましたが、興味を引いたのはヘルスケアコラムを無償で提供するサービス。社内報などにはよく健康情報が掲載されていますが、それを無償で提供してくれるとか。これは原稿作成に悩む社内報担当者さんにはありがたいサービスですね。

社史・年史、記念誌制作をしている当社としては、周年行事サポートの会社さんが出展されていたのも興味深かったです。
こちらの会社さんが出展されていたのは「福利厚生 EXPO」のコーナー。福利厚生なのか〜と少々意外な気もしました。

9つものEXPOが同時開催されていて、いずれも一つの招待券で出入りできるので他のEXPOもちょっとのぞいてみました。「福利厚生 EXPO」のコーナーには社食やドリンクサーバー等の企業さんが出展されていて、飲み物などいただいてしまいました♪ 社食サービスなど、小さな会社の当社にとってはちょっと憧れだったりもします。

総務・人事・経理 Week」は東京ビッグサイトで5月11日〜13日の開催です。

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 とにかく急ぎ!
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産業交流展に行ってきました

2021-11-29 16:19:41 | 小さな会社のひとりごと
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
11月24日(水)~11月26日(金)に東京ビッグサイトで開催された、「産業交流展」に行ってきました。中小企業のアイデアや開発力が満載の展示会です。高齢者向けの認知予防製品、健康維持製品などもかなり出ていて、今後の需要増を見ている企業さんも多いと感じました。
なかでも高齢の方が自ら使う製品を扱う企業さんから「高齢者向けにはWeb展開は限界がある。どうしても紙媒体での訴求が必要」とのお話を伺い、メディア・ユニバーサルデザインに取り組み見え方に配慮したデザインをご提案する当社としても、大いに勇気づけられました。

ビッグサイトでの【リアル展示会】は終了しましたが、【オンライン展示会】は引き続き開催中です。ご興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

産業交流展 オンライン展示会】
2021年11月17日(水) 10:00~12月10日(金) 18:00(参加は無料/来場登録が必要です)

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「新・和本装丁」

2021-03-17 10:16:50 | ブックデザイン
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
竹尾見本帖本店で開催されている「新・和本装丁 イラストレーションとデザインで詠む万葉集」展に行ってきました。20首の和歌が、20組の装画家さんと装丁家さんのペアによってデザインされています。いかにも和本という画もあればアニメタッチの画もあり。文字の入れ方フォントの選び方もそれぞれで、幅広い表現が興味深いです。
展示会の作品をまとめた『万葉画集』には「里紙」など和の風合いの用紙が使われていて、紙へのこだわりも感じます。


▲「新・和本装丁 イラストレーションとデザインで詠む万葉集」展案内状と梅のかたちのファインペーパー


会場では和のファインペーパーが紹介されているコーナーもありました。梅の花のかたちのカードになっていて1人5種類までいただけます。私がいただいたのは
・もみしば(ホワイトS)
・きらびき(シルバースカイ M-110)
・シャイナー(雪)
・テーラー(ブルー)
・里紙(白)

こんなステキな用紙を使って御社自慢の商品やサービスをカタログにしてみてはいかがでしょうか。

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森美術館3Dウォークスルー

2020-06-08 17:12:51 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
緊急事態宣言が解除されて、やはり街の中には人が増えています。その影響か否かはわかりませんが、コロナウイルスの感染が判明した人が増えています。こんな日が続いたらまた街から人の数が減ってしまうのでしょうか。

以前のブログで公共施設の再開について書きましたが、美術館関係はまだ再開に至らないようです。当社向かいにある国立新美術館は6月11日からの再開予定のようですが、この状況ではどうなりますやら。図書館に象徴される本とのアクセスは書店で代替ができます。というより書店が第一の場所ですね。一方、美術関係については美術館が最大のアクセスポイントでしょうから、休館が続いていて欲求不満が亢進されている方も少なくないのではないでしょうか。

というわけで、そんな方にむけて。六本木ヒルズにある森美術館では、コロナウイルス流行以前に開催され、その渦中で会期終了を迎えてしまった『未来と芸術』展が3Dウォークスルー特別展としてweb上で公開されています。さすが森美術館!会場をデジタル化する際のデザイン構成力にはさすがなものがあります。このデザインで定期的にデジタル公開をしてもらいたいものです。
今回のweb特別展は4月28日に公開が開始され、公開終了は6月30日が予定されています。
展示のポイントごとに展示企画者で森美術館顧問(前の館長さんです)、南條史生さんによる動画解説が再生されます。展示の意図を理解する糸口を得ることできて、いつもと違ったアートの体験ができるかもしれません。かくいう私も行こう行こうと思いながら美術館の展覧会には行けなかったひとりなので、このweb公開で大いに楽しませてもらっています。完全無料公開なので、好きなだけ何回でも繰り返し見ることができるのが最高です!
他にも「MAMスクリーン」シリーズの作品も期間限定で公開されていますよ。

まだ街に出て行くのは不安だと思いの方は、ご自宅で最先端のアートにひたってはいかがでしょうか。


グラフィックメイトの社窓から望む六本木ヒルズ。リアルな展示会も待ち遠しい


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特別展「三国志」

2019-09-13 16:16:03 | 小さな会社のひとりごと
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
上野の東京国立博物館で開催中の特別展「三国志」に行ってきました。横山光輝さんの『三国志』を読破した身としては、行かないという選択肢はありません。少し立て込んでいたスケジュールの中、終了間近のこの時期になんとか見ることができました。吉川英治さんの『三国志』に始まり、NHKで放送されていた人形劇、最近ではゲームにもなっていますし、私のように横山光輝さんのまんがなどでと様々な形での「三国志」体験を反映して、会場には幅広い年代の方がいらしていました。同行の方にとくとくと説明されている人も散見され、実際に中国まで遺構を見学に行かれた時の感想を語っている方もいらっしゃいました。恐るべし三国志ファン。
展示の中心は考古学的な遺物です。それはそうですよね。三国時代と言えば、2世紀ごろの話なんですから。一級文物と呼ばれる中国の国宝クラスの遺物がいくつも展示されていました。そんな中に、人形劇『三国志』の人形や、ゲームでデザインされた武器のレプリカの展示もあり、時代がミックスされた感じで、面白い試みだなと思いました。スーベニアショップには、マンガやゲームのキャラクターを使ったアイテムも多数ありました。
さて、この特別展「三国志」の中で私が一番心惹かれたのが写真の鬼瓦です。どこかで見た感じがしませんか。



特別展「三国志」は会期終了間近。9月16日までです。

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『みんなのミュシャ』 みんなも見なきゃ

2019-07-17 10:43:18 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
7月13日から、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ    線の魔術』という展覧会が開催されています。
美術史的に紹介すると、アルフォンス・ミュシャはアール・ヌーヴォーを代表する芸術家ということになります。多くの方が、どこかでミュシャ自身の作品をご覧になったことがあるではないでしょうか。
ですが、それだけではなく、その後のグラフィック・アートへ残した多大な影響にグラフィックデザインに携わるものとして深い感銘を受けます。この展覧会でもミュシャの作品の他に、その影響を受けた作品が多数展示されているそうです。「あっ、こんな作品も影響を受けていたんだ」という発見が必ずあると思います。
新しさが求められるグラフィック・アートの“表現”の中に潜む、ミュシャの“線”を探してみてはいかがでしょう。面白いと思います。



『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ    線の魔術』は2019年9月29日まで渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中です。

ちなみに、角川新書から、『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー』という本も最近出版されています。


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漢字は絵。「平野甲賀の文字群」展

2019-06-11 11:07:08 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「平野甲賀」というグラフィックデザイナーをご存知でしょうか。装幀家、ブックデザイナーと表されることもあります。名前は知らない、という方も、きっとその作品のいくつかは目にしたことがあることでしょう。


▲平野甲賀氏の描き文字による装丁。我が家の本棚にもありました。


独特な描き文字による平野氏の装丁は、半世紀にわたって出版界を牽引し続け、氏が手がけた装丁は7000冊以上にも上るそうです。また、舞台やコンサートのちらしやポスターも多数手がけてこられました。
そんな平野氏の100作品が収められた電子書籍『平野甲賀100作』が出版されました。その収録作品の中から選ばれた作品が展示されているのが「平野甲賀の文字群」展 です。


▲「平野甲賀の文字群」展のチラシ


展示されているのは収録作品の一部ですが、これまで書店で見たことのある装丁がいくつもあり、「あ、これも?!」と改めて思いました。
展示作品のひとつに般若心経を描き文字で表現したものがありました。般若心経では「空」とか「無」などいくつかの文字が何度も登場するけれど、造形が重複しないようひとつの文字をそれぞれ違う形で表現しているそうです。
漢字は絵。それぞれがもつ意味をデザインし表現するーーー。
写真やイラストに頼らずとも文字のデザインで見せる。そんな表現について改めて教えられました。

「平野甲賀の文字群」展は下北沢「本屋B&B」で6/2〜6/16の開催です。

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