


あれから2ヶ月。
葉繰りは1枚にも満たないのですが
下葉を落とさず夏の猛暑を乗り切っただけでも御の字としたいものです。

天葉の斑が暗むと同時に縞を現しますがまだ天葉2枚は明るいまま。
ここが楽しみなところで含みは十分なような気がしています。


仔は親木と同じくずんぐりした姿に育ちそう。
柄の消長はこれもまだこれからといったところです。

引いたくじは手元にあるのになかなか結果が見えないのも
楽しみの一つなのでしょう。



あれから4ヶ月。
短い葉が3枚と頼りなげでしたが
5枚目が出てしっかりした姿となり生育は順調そうです。




あと少しで長い下葉が落ちても鑑賞には耐えられそう。

親木は縞としては地味ですが仔は上柄になってくれそうです。




一方、この親木から外した仔は相変わらず惚れ惚れするような櫛目柄。

これからだんだん葉を重ねて大きく成長してゆく様子を見るのが楽しみです。

仔にも縞はありそう。

こんな柄性の木が売り物に出たらまた即買いしてしまいそうです。

話変わってミケのサクラが昨年の冬に舞い込んだときは
先住猫に追いかけられ威嚇されてどうなることやらと心配でした。




それが今やこんな感じですっかり逆転してしまいました。

逞しくなったものです。



あれから2ヶ月弱。
カテゴリーは黒牡丹ですがこれは金牡丹です。
元は月笙でしたが金牡丹になりました・・・・
というようなことを毎回書くのも煩わしいので
次回からはタイトルを金牡丹に変えようと思います。

と、それはともかくボロかった長い下葉が2枚落ちて
すっきりコンパクトな姿となりました。

2ヶ月弱で1枚弱の葉繰りもまずまずといったところです。

相変わらずこちら側は黒々ピカピカの墨がベッタリ。


反対側は墨のない艶消し地合いです。
これで成長速度に違いが出来て墨側にひん曲がった姿となっています。


仔にはそこそこの墨があってぽっちゃりした姿に育ちそう。

アタリは後から出た上のほうが大きく育っています。
下の仔のほうが面白い芸をしそうですが今のところフリーズ状態。

ままならないものです。

ところで蘭舎で植え替えしているとミケのサクラは
そばの椅子でくつろぎ毛繕いしたり居眠りしたりしていますが
外で何か物音がしたのでしょう、いきなり棚へ飛び乗りました。


お願いそこだけは勘弁して~~

・・・とりあえず鉢は無事でした。




あれから1ヶ月。
猛暑にもめげずに少しですが成長していました。

涼しくなったら再び生育が活発になることを願い
活を入れるべく植え替えてみました。


そうしたら仔から太い根が1本、ミズゴケの中で伸びてるのを発見。
これは多分泥根なのでしょう。
それで仔のほうの成長スピードが親木よりも早くなったのかも。



アタリも何となく大きくなってきました。

本葉が出るのも間近です。
ところで仔の稚葉に紺覆輪が掛かるのは作が出来るタイプの特徴なのでしょうか。
もし、こんな規則性があるとすれば見分けも容易ですね。
もっとも作が掛からない木は何年経っても仔の気配すらありませんので
確認のしようがないとしたものです。
それにしても至楽は普通に育ててもほとんど花芽が付かずに空き家だらけ。
株分けして仔出しを促すよりも
株全体の根数、葉数を増やして力をつけたほうが
芽数を増やす近道なのでしょう。
会長さんのように5年で10本くらいになって欲しいものです。

それまで月日はあと2年半残っていますが~。

羆B
2019年09月01日 | 羆
さて9月。
8月の猛暑から一転、過ごしやすい気候となりました。
夏に植え替えを頑張るつもりが暑すぎてほとんど出来ずじまい。
気が付けば次の作業に押されていますが
風蘭は丈夫ですから一作ぐらい手を抜いても何とかなるでしょう。
8月の猛暑から一転、過ごしやすい気候となりました。
夏に植え替えを頑張るつもりが暑すぎてほとんど出来ずじまい。

気が付けば次の作業に押されていますが
風蘭は丈夫ですから一作ぐらい手を抜いても何とかなるでしょう。




ということで羆Bはあれから3ヶ月。
下葉1枚じゃ済まなかったようで夏の間に3枚追加でパラパラ。

かなり焦りましたがこれで打ち止めだったのは幸いでした。

今年は新根がたくさん出てくれましたから
これからまた盛り返してくれることでしょう。



仔は天葉が少し伸びて作上がり風になってきました。
紺覆輪はくっきりですし斑色も派手過ぎず地味すぎず
ちょっと渋めのいかにも羆の柄といった感じです。

まだ小さい仔ですから葉がバラバラ落ちたら無くなりそう。
親木サイズになるまでは株分けせずに付けておかなくちゃ。
