

あれから8ヶ月。
下葉を振るうことなく、新根もたくさん出て
今年もまた元気に生育中です。


孫仔もぐんぐん成長しています。
木が元気だと見るほうもいい気分です。


ただし、蘭舎に入れて1ヶ月。
案の定、根色は薄くなってしまいました。

しかしそれと共に葉艶が増してなんとなく生き生きとしているような気が・・・。
これを含めて全体的にですが。
紫外線をシャットアウトして生育面でのストレスがなくなったためでしょうか。
根色が薄くなったのと引き換えに生育が更に良くなってくれれば御の字かなと思います。

親木からしばらく仔はご無沙汰でしたが
花芽位置からアタリが一つ・・・。

と思ったらその横にもう一個ありました。
どっちかが仔になってくれたらもろもろの環境が良いさじ加減だったということになります。


因みにこちらは一ヶ月前の画像。
外に出したら明け方の最低気温12~3℃の日が続き根が止まりかけました。
環境の急変は木に良くないかもと思ったり。



一方、こちらの木もまずは順調です。


それぞれの仔も木勢が付いてきました。


特に潰れかけていた仔が復活したのはうれしい限り。

これ一個で年間使うミズゴケ代くらいにはなったかもしれません。






こちらも出し遅れた1ヶ月前の画像です。
確かに外で育てるとルビー根は冴えてきれいなのですが・・・。
しかも柄を冴えさせたくて日強くしていました。
柄も冴えてきれいになりつつあります。
しかし、もしかしてバラバラ下葉を落とすんじゃないかと恐れをなして
またちょっと弱くしたら再び紺地が戻ってますね。
こんな感じで大体がこちらを立てればあちらが立たずという
トレードオフの関係にありますからどこかで割り切ったほうが気は楽です。
それでもどちらも立てようと考えるのが作の面白さ。
まだまだ試行錯誤は続きます。