富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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建国の縞

2015年04月26日 | 建国の縞




あれから1年と10ヶ月。
いわゆる昔の羆錦、タイプは後冴えの黄縞となります。
いくら派手や中透け羆芸になってもルビー根は出ないようです。

正真正銘、ウチの棚の建国の青から出た木なのですが
青になるということは一旦リセットされるということで
本来の柄とは違う柄が出たりするのでしょうね。
それも母体が変異しやすい木なればのなせる技ではあります。

春先の芯痛を何度か繰り返して満身創痍な姿ではありますが
それも今年は免れたようで何よりです。






嬉しいことに柄が大覆輪で完成しつつありますから
姿の見苦しさには目を瞑ることが出来ようというもの。
コレクション的にもイイ感じではあります。







仔はもう一本出ましたがやはりユウレイの仔からはユウレイが・・・。
もし単独で生育できたら新月殿の泥根版といった感じでしょうが
あんまり面白くはなさそうです。









一方これから株分けした仔は・・・。
柄はちょっと偏っているものの縞物としてまだ先々期待は持てそうです。
そこはかと流れる墨が建国の特徴を現しています。






仔はやっぱり派手柄。
この木は紺覆輪が回ってくれないタイプのようです。






根は泥根とはいえやはり柄の影響下にあるようで
涼やかな若草色で伸びています。
これだけ柄が派手でもこの根色ですからルビーは絶対出ないのでしょうね。
世間の評価は知りませんが一つくらいはこんなタイプを持っていても
損はないと思っています。
というか元々棚からタダで出たものですし~~

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