富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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全国大会・・そろそろ夜明けかも?

2006年05月17日 | その他
今回、高松での全国大会は今までとはちょっと様子が違いました。
まず、驚いたのは来場される方がものすごく多かったこと。
展示品を鑑賞される方が途切れることはありませんでしたし
即売所は黒山の人だかり。
業者さんは完売寸前で嬉しい悲鳴を上げていました。

その展示会ですが、今回は特に優れた作品が多かったようです。
惜しくも入賞を逃した作品でも見方によっては
金賞と甲乙付け難いものがたくさん有り
会の予算や準備、スペースの関係もあるとは思いますが
何らかの方法でひな壇に並べ、来場された皆さんに
見ていただきたいと思うのは私だけではないと思います。

いずれ、はやりすたりに惑わされず良くぞここまでというような
大株、美術株を数多く目にすることが出来たのは嬉しくも心強い限りで
このような作をされる方が大勢居られる限り富貴蘭界はまだまだまだまだ安泰です。

そして交換会。
これがまた富貴蘭復活の予兆を感じさせるすごい活気でした。
一人10点回しで70数人の荷がありましたから相当な数です。
安けりゃこんなに出ないので復活を見越してのことでしょう。
急激に値段が上がるのは落ちるのも早そうで心配ですが
従来の銘品を中心にジワジワとですから息長く続きそうな雰囲気です。

今後は買った途端安くなる心配も少なそうですし
手持ちの木の値段も下げ止まりとなれば久々にほっと一息つけそうな気がします。
なんだかまた植え替えに熱が入りそうですね。

ただとても残念なのは、もっと安くなってからと思っていた品種が
もう買えなくなってしまった事。
結構がんばりましたが落札価格は思いよりもはるか向こうでしたから。

でも何とか間隙を縫って天賜宝西鶴を入手できたのは嬉しい限りです。

それにしても業者さんも今までの小売値以上で落札していましたから
今頃は手持ちの木の値札までセッセと書き直しているかもしれません?

また、交換会の後はいつもヤフオクがにぎやかになるものですが
意識の乖離が大きいのか今回は寂しいままですね。
交換会よりちょっと高く、専門店価格よりちょっと安いというのが
ヤフオクの絶妙なポジションですから
その溝が埋まるまで出品者も一服と言ったところでしょう。
ことさら煽っているわけではないのですが
やはり良いものは良いということでそれなりの評価をしてあげたいものです。

コメント (8)
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