富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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金兜

2006年05月09日 | 縞物
細かく割れた櫛目最上柄の株立ちを目標に
縞物品種を育てているのですが
意外にたやすく実現できるのかなと思えるのが
個体数の多いこの金兜です。
そうはいっても手持ちの株はなかなか・・・





別の株です。



幸い青は出ないのですが地味柄、派手柄いろいろで
なかなか最上柄が揃ってはくれません。

でも細かく割れた櫛目最上柄といっても
それ以上の柄に富嶽がありますから
どうにも目標を見失った感があります。

縞物(特に黄縞)全般が低調なのは
こんなところが原因で欲しがる人がいなくなったせいかも?

いまさら年月かけて最上柄の株立ちを育てあげてもね~
という時代なのかもしれませんが
富嶽ばかりじゃつまらないし
安い縞物品種でも今後は入手難なんていう時が
来ないとも限りません・・・かも


コメント (7)
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土佐雲龍

2006年05月09日 | 縞物

  
後冴えの黄縞で露受け葉を交え
雲龍の滝を細葉にした様な感じ・・・
と言うように解説書などでは表現されている土佐雲龍。

細葉雲龍と呼ばれた時もありましたから
それ以上に解説のしようが無いのもうなずけますが
いつまで経っても二番煎じのイメージから
抜け出せないのはかわいそうなところです。

上の画像は2作ほど前のもので、柄は葉淵に少しの片柄ですが
は流すし、付けもちょっと変わっていてけっこう怪しい雰囲気。


  
そして現在の姿で相変わらずですが
下からの仔が最上柄出てくれました。

日を強くして育てているせいか
後冴えという感じでもなさそうな柄です。

上の仔は入手したときと同じようなチョビ柄墨の目立つ無地。
柄が無いと大きくなるのも早いですね

いずれ土佐雲龍などと言わずに別の切り口で魅力を探れば
もっと輝きを増す品種かなとも考えています。

コメント (2)
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