遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里

2010-10-24 14:11:01 | Weblog
     
   只管打坐

 私、立江川の鮒は、しばらくの間、道元大師の教えの如く、一生不離叢林を守つて修行を積みたいと思っています。皆さん、お元気でお過ごし下さい。


                       鮒の里より
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鮒の里

2010-10-17 08:20:19 | Weblog
   
     無門和尚の説法

 無門曰く、「若し能く直下に領略し得去ば、仏衣を著け仏飯喫し、仏話を説き仏行を行ずる、即ち是れ仏なり。斯の如くなりと然雖も、大梅多少の人を引いて、錯って定盤星を認めしむ。争でか知道らん箇の仏の字を説けば、三日口を漱ぐことを。若し是れ箇の漢ならば、即心是仏と説くを見て、耳を掩うて便ち走らん。」

 鮒の里の鮒としては、何のことやらわからないが、これより禅の修行に入門し、禅からの発想で今までの魚生を見つめ直していこうと思っています。3日坊主になる可能性は多分にあります。


            禅からの発想より  

                   立江川の鮒より
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鮒の里

2010-10-15 07:51:40 | Weblog

    中国で生まれた、儒教

 孔子、孟子の教えは日本の道徳の基準となり、日本人の考え方、文化の基礎になっていると思います。現在の日本ではその儒教の考え方がなくなりつつありますが、まだ、かろうじて残っているのです。近頃、韓国のお遍路さんが四国遍路に来ます、韓国のお遍路さんに、何故、四国の遍路道に来るのですかと聞くと、韓国は儒教の教えが韓国人の人間性を確立しています。また、四国遍路道は儒教の考え方が現在に残った最後の場所ですと答えました。                              中国共産党の考えは国家を統治するためには、儒教の教えは都合が悪いので、過去2千年間、権力を握った者が、自分は孔子より偉いんだということを誇示するために、いつも孔子、孟子の批判をやって来たと言うことであろう。しかし、中国国民は心の中では孔子の教えは分かっていると思います。日本の戦前のような時代だから、ただ、時が来るのを待っているのだろうと思います。今回のノーベル平和賞の出来事は、中国を本来の儒教の考えに戻す出来事かも知れません。


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鮒の里

2010-10-11 06:08:15 | Weblog
  
 隣国の恐怖、帝国主義

 今の世の中にまだ帝国主義が存在していることが、まるで、日本の戦前にタイムスリップいているようだ、地球上に数少ない、一党独裁の国家が日本の一番近くに存在しているのは何故だろうかと考えることになる。現在の、北朝鮮、中国の思想を引き継いでいるのは、戦前の日本国の思想を学習した指導者の考えを継承しているように思える。

 人間にとって教育というのは一番大切なことを痛切に感じることです。両国の国民の皆さんは自分達の考えが正しいと思って疑わないのだからどうすることも出来ない。
 そうでなく自分の考えを唱える者は弾圧を加えるのだからどうにもならない、そんな国家と話し合いで外交を進めるということは至難のことであると思う。
 昔なら戦争というわかりやすい行動をしたのだが、現在はそれは許されないことだろう、今回のノーベル平和賞の劉暁波さんは、まさに、中国の獅子身中の虫であると思います。時間がかかると思いますが、鎧甲をつけた中国には国内より崩していくほかないだろうと思います。


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鮒の里

2010-10-08 06:29:32 | Weblog
   あんたが、大将
 
 菅総理、国会の野党党首の代表質問に対する答弁を聞いてると、イラ菅と言われても仕方がないですね、あんたも、野党時代は同じことを言っていました。現在、菅さんあんたが大将です。野党の皆さんの挑発に乗って同じ土俵で相撲を取っているようでは、足もとをすくわれますよ。
 世界に誇れる日本の基礎研究は、今回のノーベル賞の科学者が物語っています。世界における日本人の優秀さは地球に存在している人間が認めているのだから、自信を持って世界に発信してほしいです。菅総理、野党ごときが色々言ったところで、決定するのはあなたですから、四国遍路道で少しは悟ったことと思います。あんたが大将の意味がどんな意味を含んでいるか、当然分かっていると思います。


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漁眼で見る遍路....鮒の里より

2010-10-05 09:40:12 | Weblog
   袖すり合うも多少の縁、旅は道連れ、世は情け、徳は積み上げ、情けはかけ捨て、
 
 そんな言葉を、実行している若いお遍路さんが、鮒の里に来た。オーストラリア人、韓国人、年寄りの日本人、6人を案内しながらのへんろ旅です。私がどんなご縁ですかと聞くと、一人でお遍路さんに来たのですが、外国の人が困っていたので、これも修行と思っていっしょに歩いていると、今度は韓国人の人と知り合って、やがてするとお年寄りの日本の遍路さんに私もいっしょに連れていって下さいと頼まれ、こんどは娘さんのお遍路さんとも歩くようになりましたと言うことです。その青年は真面目な頼まれれば断れない性格のようで、私も初めてなのですが、少し疲れましたと行っていました。
 同行二人と言いますが、同行十二人ですといいながら笑いながらみんなで20番に旅立ちました。今の世の中、自分に関係なければただの傍観者ばかりの人間付き合いですが、若いお遍路さんが、人様のことも気遣いながらお遍路道を歩くのも四国遍路道ならではの気がしました。

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漁眼で見る遍路....鮒の里より  

2010-10-04 08:48:33 | Weblog
     孫と歩く遍路道

 昨日、80歳近いおばさんが孫さんといっしょに鮒の里に立ち寄った。あいにくの大雨で歩くに歩けないような雨の降り方だった、これから20番に行く予定ですが遍路道は大丈夫ですかとお孫さんが聞いたので、元気なお遍路さんなら、気をつけていって下さいと言うのですが、おばさんが少し疲れていたので私が鶴林寺の登り口まで送って行ってあげるというと、おばさんは何か歩きたいような雰囲気でした。その孫さんとおばさんの会話を聞いていると、何故か昔の家族のほのぼのとしたなつかしい会話を聞いているような気がしてうれしくなってきました。私がおばさんに、お大師さんも、身体の調子の悪いときは、お百姓さんの馬車に乗って行きましたよと言うと、にこりと笑って車に乗り込みました。

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漁眼で見る遍路....鮒の里より  

2010-10-01 10:33:38 | Weblog
   己に恥じず、他にも恥じず

 己に恥じず、他にも恥じないのは、世の中を破り、己に恥じ、他にも恥じるのは世の中を守る。慚愧の心があればこそ、父母、師、目上の人を敬う心も起こり、兄弟姉妹の秩序も保たれる。誠に、自ら省みて、我が身を恥じ、人の有様を見て己を恥じるのは、尊いことと言わなければならない。
            仏教聖典、はげみ、第二章、実践の道、さまざまな道、より

 人間と生まれて、自分の今までの人生を振り返り、自問自答しながら四国遍路道を歩いていく遍路道でもあるだろう。

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