遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里

2010-12-30 09:40:32 | Weblog
     今年、四国遍路に来られたお遍路さんにお聞きしたい

 八十八カ寺の本堂、大師堂でお経をとなえられたお遍路さん、何か悟ことがありましたか、お遍路さんの笠に書かれているように、迷故三界城、悟故十方空、本来無東西、何処有南北、でしたか、曹洞宗の修行をつまれたお坊さんが、よもすがら、仏の道をたづねれば、わが心にぞ、たづねいりける。早い話が神も仏も自分自身の心がけ次第ですよと教えているのかも知れませんね。今年も同じ過ちを繰り返した私、立江川の鮒も来年は少し人間らしくなろうと思っています。皆さんのご多幸を心よりお祈りしています。良いお年をお迎え下さい。


                     立江川の鮒より
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鮒の里

2010-12-26 11:21:51 | Weblog
     弱者は敗者ではない、農業作業体験へんろさん

 現在就職活動をしている若者が困っている、大学を卒業しても就職が出来ない世の中になっている。でも考えてみると、今の若者の育った時代の教育は安ぽい自由な中で育った世代でもある。人間は色々なさだめを背負って生まれてくる、例えば、元総理のように財力も地位もまた多少の知識を持ち備えた人もいるが、いくら努力しても恵まれない人もいる、我々庶民はほとんどの人達が何の財力も才能も力もない弱者であると思う。だからといって弱者であるが敗者ではないのだ、四国遍路道にそのような若者が善根宿を利用しながらお遍路にきている。そのお遍路さんと話をするときに、敗者ではないのだという強い心と思いをもって遍路道で何かをつかんで下さいと話をしています。 そのような若い遍路さんに、農業を体験しませんかと話すと、是非やらせて下さいと返事が返ってきます。今の時期だと、寒耕といってトラクターで田んぼを耕す作業、もう少しすると、早ぼりのタケノコ掘り、3月4月は田植えの仕事、6月にはヤマモモの収穫と四季折々の農作業がお遍路さんに何かのヒントになればいいなと思っています。  四国遍路に来る若いお遍路さん、鮒の里に立ち寄ったら、是非農作業を体験して下さい、                                                    
                                                          立江川の鮒より    
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鮒の里

2010-12-24 11:51:12 | Weblog
    出水市の鶴さんも大変です。

 鹿児島県出水市で高病原性鳥インフルエンザに感染したナベズルが見つかった。ナベズルにしてみれば何の責任もないと思うが、現在はナベズルの見方が違ってきた。人間達はしょせん勝手な者で、いかにも大事なことのようにナベズル、マナズルは環境省で絶滅危惧種に指定して大事にしているが、今回のの感染が爆発的に拡大した場合は市長の判断で殺処分できることを伝えたという。
 日本の役人という代物は、自分で責任を取らないのだ、仮に市長が殺処分を命令したら、多分そこまでしなければならなかったのかと言うのである。ここで気になるのが日本野鳥の会の皆さんの意見を是非聞いてみたいものです。何の事件も起きないときは、自然を愛し、野鳥の生態系を壊してはいけないと力説している皆さんです、このような場合こそ本当の気持ちをお聞きしたいものです。私も水の中で生活している鮒として是非ともご意見を聞きたいです。


                       立江川の鮒より
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鮒の里

2010-12-19 10:55:48 | Weblog
   格に入って格を出る

 とかく、日本人は型にこだわる、お茶の先生が弟子にお点前の仕方とか形式的ないろいろな作業を教える。物事を学ぶは、まねぶ、すなわちまねをするという言葉からきたようですが、この教育法では型にこだわって、形式的になってしまう欠点があり中身のない形だけにとらわれてしまいます。
 禅の教えでは、いったんは型の中に入るが、次は型を破っていく、これが、格に入って格を出る教えです。
 そこで、日本の政治屋は、いくら議論をしていても同じ過ちを繰り返す事になっている。現在日本に存在している政治屋は地方議員、国会議員、また、役人どもも、全部やり直すことが、一番日本を立て直す近道であると思う。
 禅の教えの如く、型を破っていくことが、現在もっとも必要なことと思います。



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鮒の里

2010-12-15 17:39:33 | Weblog
 へんろみち保存協力会、代表者、宮崎建樹さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます奈良県の山下さんより、宮崎さんの行方をさがしている情報は四国の遍路関係者に便がありました。まさか、お亡くなりになったことは知りませんでした、本当に大切な人を失ってしまいました。まだ、75歳のお歳で四国遍路道のためにまだまだ教えをお願いしたかったのですが、本当に残念な気持ちで一杯です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌
 これからは、四国の遍路道の関係者が協力をして、宮崎さんの四国遍路道にささげた想いを継承していかなければなりません。私も微力ながら全国よりおへんろに来られる皆さんのお役になれるよう努力していく思いです。


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鮒の里

2010-12-14 10:43:36 | Weblog
   頭では、わからない悟りの心                                                               皆さん、お変わりございませんか、立江川の鮒もふる里立江川の水の中で坐禅の修行を積んで参りましたが、世の中が混沌としている様子が水の中まで聞こえてまいりました。馬鹿と阿呆のだましあいが、相も変わらず続いているようですね。人間いくら理屈、理論で解決しようと思っても出来ることではないと思います。水泳の練習を畳の上でいくら練習しても游げないようなもので、水の中に飛び込んでもがいている時にふとある瞬間から游ぐことが出来るようになることと同じです。「心路を窮めて絶せんことを要す」です。人間、身をもって体験することが一番わかりやすいと思います。
 あれや、これやと思うのはやめて、まず、飛び込んでみませんか、


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