鮒の里

　　　　　　　とじょう総理が誕生しました。

　どじょうはどじょうらしく金魚のまねなどせずに地道に政治を行って欲しいものです。菅さんも総理を辞職してからは残りの遍路道を歩きながら様々の事柄をふり返ってみたらよいかなと思います。
　この世の中、思いどうりにいかぬのが常であります。５３番よりの遍路道前回歩いた遍路道より、また、違った遍路道が体験できると思います。今度が本当の遍路道になるかもしれません。
　日本の政治屋さんも、やっと、足が地に着いた選択が出来るようになって来たように思います。

　私、鮒の里も稲刈りが終わり新米をお遍路さんに食べてもらっています。幸い四国は放射能の被害はなく安全な食料がとれています。東北地方のお遍路さんで、もし、よかったら徳島のお米を送れますので連絡下さい。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より

鮒の里

　　　　阿波の国、遍路道に阿波踊り
　
　毎年ながら、遍路道に阿波踊りの季節がやってまいりました。毎年暑い中、気が狂ったように踊り出す。暑気払いというかストレス解消というか人それぞれの阿波踊りです。毎年ながら、お遍路に来た人達で鮒の里に泊まった人が、阿波踊りを見に来る。
　鮒の里より電車で３０分のところが徳島市内ですから踊り見物にちょうどいい距離なんです。今年も何人かのお遍路さんが踊り見物に見えます。よかったら阿波踊りに来ませんか、ストレス解消には最高ですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　皆さん暑中お見舞い申し上げます。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より

鮒の里

　　　　　　広島、長崎、被爆から６６年の「原爆の日」を迎える。

　我々、被爆地より離れている人達は毎年原爆の日をテレビ、新聞報道で見ている。現実の事がわかっていない人達がほとんどだろうと思う。広島、長崎の人達は６６年前に被爆という現実を体験していることです。我々は福島の原発事故を知って初めて被爆という現実を知ったように思います。広島、長崎では今でも放射能被害が消えていません。６６年経過しても放射能被害が継続している怖さを知ったのです。

　東電の原発事故が日本人にとってあまりにも凄い事故であると言うことを改めて認識することが必要だと思います。人間が生きていくうえでの最低限の命の尊厳が破壊されてしまう放射能汚染がこれから何十年、何百年と継続するのです。いかに、愚かな事をしてしまったか、まさに後悔先に立たずです。しかし日本人は優れた人種と思っています。今までのあらゆる災難を克服してきました。かならず放射能を除去出来る技術を開発できると信じています。大きな失敗をバネにみんなで。頑張りましょう。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より

鮒の里

鮒の里の名物、夏が旬の緑竹が食べ頃です。

　夏が旬のタケノコが生え出しました、お遍路さんに食べてもらうと大変美味しいと好評です。このタケノコの原産地は北緯２０度位の亜熱帯地方に繁殖するタケノコです。

　このタケノコは台湾より九州、鹿児島県の日吉町の農家の皆さんが国の減反政策で転換作物として栽培し始めたタケノコです。九州、鹿児島では何とか育ったのですが、四国地方では夏の温度が低いので育たないと思ったのですが、鮒の里が１５年前に、ものは試しだと思って徳島県に初めて植えてみました。ところが夏場はササの葉が茂って成長するのですが、冬場の寒さに耐えきれず葉が全部落ちてしまいました。そのような事を毎年繰り返して７ー８年たった頃より、生物というものは凄い生命力で冬場の寒さに耐えれるようになってきたのです。
　そのタケノコが４ー５年前より夏に出てきました。鮒の里でお遍路さんに食べてもらっています。是非四国遍路においでましたらみどり竹を食べてみてください。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より