鮒の里

話しても、わからない北朝鮮です。

　過去の因を知らんと欲せば、其の現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば、其の現在の因を見よ。
　　だいたい歴史とは、下級人民、発展途上の国民は先進国に追いつけ追い越せの精神で頑張っているのです。日本の歴史を振り返ってみても現在の北朝鮮と同じだと思える。いくら先進国が話せばわかるなんて言ってることが間違っているのだろう。国連の人たちは役人の天下り先みたいな者で構成されているので何の責任も取らない、絵に描いたぼた餅みたいなことを言ってるだけだろう。アメリカ、日本が本当に北朝鮮と話し合う気があるならば、かなりのリスクを覚悟しなければ北朝鮮の思うつぼだろう。この問題はきれい事では解決しないと思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仏の教えとは違って来ると思えるが、???






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

近頃の台風は世の中と同じで迷走しています。

　台風５号は小笠原諸島から動かない状態です。台風は台湾の方面から北上してくるのだが、５号は南下しそうです。四国は台風の玄関で２４番の室戸岬、三十八番の足摺岬に上陸してお遍路さんが大変苦労する遍路道ですが、このように台風が迷走して来るとお遍路さんも宿の予定が違ってくるのが困ります。世界中でこのような異常気候で大変な災害が起きてあらゆる場所で人命が失われているのが悲しいことです。この世の中絶対と言う表現は絶対ないと思わなければならないと思います。一寸先は闇です。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

土用の丑の日はウナギを食べるなんて誰が決めたの???/..,

世の中、何の根拠もない慣習が多くあるものだ。節分の巻き寿司の丸かじりなんて寿司屋の営業の最たるものだ。
　　土用の丑の日はウナギを食べると健康になるなんていい加減もはなはだしいものです。私たち子供の頃は近くの川で釣るのはウナギでした、そうめんウナギが水門を真っ黒に染めるくらい遡上していたものです。環境が変化してウナギが養殖池で大きくなっているのを見ているとウナギもなんだか涙ぐんでるみたいです。今日の暑い日にせめてウナギの複雑な想いを察して美味しくうなぎを食べましょう。同じ川に住んでる鮒もウナギにエールをおくります。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

北海道の井原さんお元気ですか。

　昨日暑中見舞いの絵はがきを受け取りました。ありがとうございます。元気な貴方の写真を見て安心しました。
　　貴方が、足に肉刺が出来て鮒の里にたどり着いたあの時の苦しそうな顔が思い出します。あれから四国遍路の先達になり顔つきも自身に満ちたいい顔になっています。定年後の貴方の人生の価値観を変えるようなへんろ道になれば我々へんろ道に携わっている者にとって大変うれしいことです。これからもへんろ道の厳しさ、偉大さ、寛大さ、楽しさを感じながら歩いて下さい。北海道も大変暑そうですのでお体に気をつけてお過ごし下さい、また、秋にお会いしましょう。楽しみにしています。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

勝負の世界は厳しいです。

　白鵬でも記録がかかった勝負は緊張するのだろうか、御嶽海に簡単に寄り切られた相撲でした。今までの白鵬は憎らしいほど冷静で貫禄の相撲を取っていたが、慎重に考えて大事に勝負に出ると自分本来の相撲がとれなくなるとは人間の心理は不思議なものです。しかし、白鵬もおなじ心の想いがあるのが少しうれしい気がしました。
　白鵬の奥様は徳島県の人で白鵬も第二のふるさとと徳島県にはよく来県しています。横綱を勤めるとは大変なことであり日々の鍛錬、精神力を維持することは我々凡人がとてもじゃないけど理解できることではないのだろうと思います。どの世界のアスリート達は自分の限界をはるかに超越した精神力があるのだろうと思える。素晴らしい限りです。
　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

動物園も後期高齢動物の時代です。

　しばらくすると、動物園がなくなる時代です。条約の規定で動物を確保できないようで跡継ぎがいないです。動物園も人口受精で増やすようですが、現実は簡単ではないようです。世界の自然環境が大きく変化しているのは動物の世界まで及んでいるのです。人間が生態系までもコントロールすることが地球の劣化を早く進めているのは現在の自然環境の異変を見ているとよくわかる気がします。いくら科学が進歩しても人間が介入してはいけない領域があると思います。確かに未知の世界を解明するのも人間の煩悩故のことだろうが、どこまでが許されるのかわからないから自然界が災害、異常気象など様々な異変で警告しているのだろうと思う。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

夏休みがやって参りました。

　遍路道もこれから若いお遍路さんが多くなってきます。それにまして外国のお遍路さんが多くなってきたのは不思議です。この暑い時に遍路道を歩くのは体力的に優れた外国の人たちも大変と思うが、価値観の違った意味での遍路道になっているようです。しかし外国のお遍路さんはマナーが良いのが不思議です。日本の文化をかなり勉強しているのは感心します。日本人より日本人らしい外国のお遍路さんにびっくりです。日本人の旅の恥のかきすての文化が情けない限りです。間違った価値観の日本人が多いのもびっくりです。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

身内同士の殺人事件が起きるのは何故だろう。

　近頃の殺人事件は、親子、兄弟、姉妹、祖父、夫婦と、考えられないことが多くなっている。殺人事件の半分がこのような悲惨な事件です。昔より人間同士の殺しあいは歴史が物語っているが、権力争い、意見の相違、妬み、ひがみ、人間の煩悩故の出来事になっているが、身内同士で事件が起きるのは何故だろう。家族はかばい合うのが普通であるが、その気づかいがおせっかいになっているのだろうか、気づかいされるのがわずらわしく感じるのだろうか、現在の家族は一人一人が自由で平等である考え方が間違っている。あらゆる面で人間本来の感情が退化しているのは確かだろう。自由な生き方と身勝手な生き方の違いすら勘違いしているようになっている。
　受験学問だけ出来れば世の中で通用すると思っていることが、知識と知恵の違いがわからなくなっているようです。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

四国霊場八十七番長尾寺。

　お遍路さん、結願目前の長尾寺で静御前の剃髪塚をお参りする。都落ちの義経とわかれ、母の故郷の讃岐で晩年を過ごしたとの伝説がある。義経、頼朝の対立の狭間で、はかない悲しい恋物語である。義経に従ったものの、頼朝の配下に捕らわれ鎌倉に送られる。鶴岡八幡宮で日本一と称された舞を披露する。頼朝の前で静御前は舞い、歌う。「しづやしづしづをだまきくりかえしむかしを今になすよしもがな」。糸を何度も繰り出すように、昔に返る方法があったらな。義経を想う女心を歌に変え、舞ったと言う。四国遍路道、様々な想いで歩いているお遍路さんが多くいると思います。
　しかし、人間どんなことがあっても諦めたらいけない、必ず果報はやってくる。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　徳島新聞、鳴潮より一部抜粋　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

夏本番です。

　今日も元気にお遍路さん旅だちました。この暑い時期に元気にお遍路が出来るのはありがたいことですと言って、この年齢がくると欲も得もありませんと言うことで、暑いアスファルトの道もなんのそのです。近頃は夏でもお遍路さんが多く歩いています。定年後二十年は現役の体力が残っているようです。高齢化の世の中まだまだ元気に世の中に役立つことを考えなくてはならないのかもね。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より