鮒の里

人の心は、野の草の風になびくが如し。

　人間の心、想いは風になびく草のように、物事に影響されて変わりやすいもの。それは進化していくことでもあるから悪いことではない。心変わりがあるなら楽しく、明るい方向に変えていこう。「発心集」より、
　男と女の問題、日常の人間関係、仕事のつきあい、あらゆるところで嫉妬、妬みが生じてくる人間の心はどうすることも出来ないだろう。映画評論家の淀川長治さんが、私は嫌いな人に会ったことがないと言ってる。どんな人にも魅力はあるもの、それを見つければ嫌いにならないという。人の長所を探すには、自分の心がとげとげしていては出来ない。相手の立場になって物事を考えることが出来なければならないだろう。





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鮒の里

人間の煩悩は老いも若きも、今昔変わりがない。

　神戸市議の橋本さんが同じ過ちを犯す。神戸はもとより全国の議員さんは同じことを何故繰り返すのだろう、しかし手法が如何にも人の良さそうな悪さをする。まるで子供が悪さをするようなすぐに発覚するような手法だ、議会の監視委員は馴れ合いが蔓延っているのだろうと思う。平和と引き替えにこのような馬鹿な行動が日本中に蔓延るのは必ず天罰が下るだろう。現在の平和が永遠に続くとは思えなくなるような事柄があまりにも多く起こっているようだ。人間は喉元過ぎれば熱さを忘れることが得意なようです。人には厳しく、自分には優しい最たる者です。




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彼岸への案内をしてくれるという、六地蔵さん

　へんろ道に六地蔵さんが多くいます。年寄りから、六地蔵さんはお遍路さんが我々を彼岸に渡すときにあの世への道案内をしてくれると聞かされました。仏教は亡くなった人たちを愛することを教えていると思います。神には物体はなく自分の心にあるだけだが、仏さんには同じ生活をしていた人たちが亡くなるのだから心に残る想いが現実に蘇ってくるのだと思います。送り火でご先祖さんを見送る気持ちがせつなくなります。遍路道の六地蔵さんに改めてお参りする気持ちです。



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真に旅を味い得る人は真に自由な人である。

　旅することによって、賢い者はますます賢くなり、愚かな者はますます愚かになる。日常交際している者が如何なる人間であるかは、一緒に旅してみるとよく分かるものである。人はその人それぞれの旅をする。旅において真に自由な人は人生において真に自由な人である。人生そのものが実に旅なのである。「三木清」の言葉より　、

　遍路道もまさに、今までの自分の人生を見つめ直すいい遍路旅になることと思います。




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平和な遍路道は阿波踊り最終日です。

　今日のお遍路さん阿波踊りを見ながら汗だくで鮒の里に着きました。このような平和な日々が永遠に続くことを心で思いながらお迎えしています。八月十五日は終戦記念日で戦時中は阿波踊りは休んでいたようです、平和が戻り阿波踊りが復活出来たときは本当に平和の有り難さを体で感じたのだろうと思います。しかし、現在、北朝鮮がミサイルを打つと言っている。平和は馴れてくると平和の意味がわからなくなるのだろうか、人間とは同じ過ちを繰り返すことを防ぐことは出来ないようです。我々日本人はどんなことがあっても武力行使に参入しないことを誓ったのだから二度と繰り返してはならない。






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北朝鮮とアメリカには困ったものです。

　にたもの同士は考えることが似てくる気がする。何回も言いましたが、人間余計なものを持つと使いたくなるのは神代の昔より変わっていない。北朝鮮はミサイルを使いたくて仕方がないのだろう。何か理由をつけてアメリカを挑発しているが、アメリカはそれには乗らないと思うが、現在のアメリカは売られた喧嘩を買うかも知れないから日本は大変なことになっている。本当にドングリの背比べというのはこう言うことなんだろう。今の時期に本当の超越された指導者が早く出てきてほしいものです。







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鮒の里

台風一過とは秋の季語だが、

　近頃の台風は、まるで作物をハウスの中で栽培しているみたいだ。季節感は関係なくやって来るみたいで、ハウスで栽培している野菜は本来の味が出ていない、形がスイカ、キュウリ、なすび、メロンなど様々で何を食べているのかわからないから形で味わっているのです。台風も予想も付かない進路を進んで行くみたいで気象予報も当たらない状態です。あくまでも予定で決定でないのだから気楽な職業です。今日も台風で足止めしていたお遍路さん朝早く旅立ちました、お遍路さん台風のおかげでゆっくり休めましたと言いながらです。お気をつけてです。




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台風五号には、恐れ入ります。

　何の恨みがあるのか、ご丁寧に小笠原から奄美まで帰ってくるとはあきれるばかりです。日本を縦断するのが台風の進路だがわざわざ一から出直すこともないと思うが台風にもこだわりの強い台風もあるものだ。四国遍路道のお遍路さ
ん予定が狂ってきます。まさか、帰ってきて足摺、室戸を縦断するとは思わないから宿のキヤンセルが大変です。　　　二十三番より室戸二十四番までの三日間の遍路道は向かい風の修行の遍路道になります。しかしながらお遍路さんは凄いもので暴風雨の中を歩いて行く姿はまるで御大師さんが歩いているようです。お気をつけてと願うばかりです。





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鮒の里

人生の浮き沈みは芝居の如しです。

　人生は役者が芝居を演じているようで、いくら優秀な役者でも馬鹿な人間を演じなければならないが、大根役者でも立派な人間を演じることが出来る。昨日の内閣の人材を見ていると政治屋は芝居を演じているようだ、支持が落ちると初心に戻り謙虚に行動しますという、まるで安物の芝居を見ているようだ、人間発言しなければ馬鹿か賢いかわからないのだが、とかく馬鹿ほど発言 したくなるようです。国民は大根役者が演じているのは見透かしていると思う。
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内閣改造する前に???

　総理殿、内閣改造の前に人間性を改革することが大切でしょう。いくら駒を変えても歩は歩です。今は歩でも成り金になるような人材を選ぶのが総理殿の任命責任というものです。自分の好みで駒を選んではいつになっても戦力に成らないと思いますが、相手が一番嫌がる駒を選ぶのが内閣には必要と思います。総理の失態をカバーしてくれる人材ではいつになっても進歩はないと思いますが、今回の内閣も所詮は無難な人選になっているみたいです。
　民間より優秀な飛車、角を人選することが内閣改革する最大の戦力に成ると思います。政治屋の保身だけの内閣では同じことの繰り返しでしょう。馴れ合い内閣では支持は落ちるばかりです。




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