鮒の里

韓国の海難事故で国家の本質がわかるような気がする。

　韓国の政治、経済、その他の場面で民主主義が成熟しているように見えていたが、今回の事故の真実がわかってくると、まさに、虚偽、偽装の砂上の楼閣そのものです。韓国の国民は政府に騙され、違った教育を子供達に教える北朝鮮の国策と変わりはないような状態です。日本国が正しいとは言い切れないが、少しは韓国よりも国家としての体はなしていると思います。韓国の国民は今回の事故の真実を究明することがあらゆる機関の間違った慣習を改めることが本来の民主主義を取り戻せる近道かも知れません。それにしても、日本国はお隣さんと上手く付き合っていくのは至難の業です。あまり遠慮するのが相手にとって良いとは思わないですね。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より

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本日は鮒の里の田植えです。

　毎年ながら4月20日より23日頃にコシヒカリを田植えしています。お遍路さんに美味しい無農薬のお米を食べてもらうために頑張って米作りをしております。今年はTPPの交渉がどうなるかでお米の価格が違ってきますが、日本の一次産業は壊滅状態になるのは時間の問題です。しかしながら工業国の日本は輸出で経済が成り立っているのだから農業が犠牲になるのは致し方ないのだろうと思う。だから国民の食料を輸入に頼っているのも頼りない話になる、せめて主食のお米だけでも国内で生産するのが当然と思うのだが、外交はそうでもないようだ。人間は食べなければ生きていけないという原点を見直すよい機会だろう。




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今年の遍路道は大賑わいです。

　今年は1200年の記念でもありますが、大変なお遍路さんの人数のように思います。歩き遍路は少し多いぐらいですがバスツアーのお寺めぐりさんがかなり多くなっています。最近は外国人のお寺めぐり観光も増えています。何か違った価値観で遍路道の人気が高まっているようです。歩き遍路さんも世界の国々から遍路道に来ています。遍路地図も各国の文字で編集されているのに驚きです。日本語もほとんど話せないのに遍路に来るのは何故だか理由がわからないのですが、マナーも心得ているからすばらしいです。日本人のお遍路さんの方がマナーが悪い遍路もどきがいるのが情けないことです。
　日本人の世界では非常識と言われた常識が認められて、人間としての基本的な考え方が世界で評価されているように思います。我々も日本の歴史、文化を大切にしなければならないと思います。





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団塊世代のお遍路さん、夕食の会話の順番が決まっている。

　お遍路さんの会話は遍路道の様々な体験より始まる。足に肉刺が出来て膝が痛くてと言い出し、次は入れ歯の具合でどこの歯医者が良いとか、近頃は良い入れ歯の治療があると色々な情報の交換です。やがて、目の具合、耳の調子はどうですかなんて言っていると最後は年金の話になってくる、年金の話は国家の政策の具体的な話になるのでなかなか熱弁になってきます。65歳以上の人口が三割近くなってきた日本はこれから年寄りが経済を支えていかなければ失速する時代になってきたのだと思える。我々団塊の世代が元気で生きていく事が若い世代を支援することになるのだろうと思って頑張りましょう。




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現在、遍路道の側に置かれているミツバチが分蜂最盛期です。

　蜜蜂の巣箱が19番立江寺より鶴林寺、大龍寺の遍路道に蜜蜂の巣箱が多くおかれています。蜜蜂は4月中旬になると女王蜂が数匹生まれます。蜜蜂はメスばかりの家族です。この時期に女王蜂が数匹オスを生みます、種付けにオスが生まれて種付けが終わると蜂の役目は終わります。女王蜂は1万から２万匹を連れて新宅を探しに出て行くのです。お遍路さんは気がつかないと思いますが木の枝に黒い蜂の塊が付いていたら分蜂したところです。その蜂を網ですくい巣箱に入れてやるとそこで蜜を蓄えるのです、鮒の里も蜜箱が10個ほどあります、夏頃には蜂蜜が取れるのでお遍路さんにふるまっています。しかし、蜜蜂の世界は女性の天下でまるで現在の日本のようです。男性の影が薄いのは何故か空しい気がします。





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団塊世代の女性のお遍路さんは個性が豊かです。

　年輪をかさねた女性のお遍路さんは遍路宿に入るときは綺麗にお化粧しているので顔がよくわからないときがあります、お風呂をあがって食事になると化粧を落としているので誰かわかりません。何回もお名前を聞く事は出来ませんので適当に名前を呼んでいます。朝、旅立つときは宿に入った顔になっているから不思議なものです。女性は何歳になってもお化粧は大切なのですね、やがて化粧品が重くて歩くのに重荷になってくると思います。弘法大師さんも何と思っているのでしょうかお聞きしたいものです。顔の手入れより足の手入れが大事と思ってくるのは時間の問題でしょう。



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小娘を寄ってたかって、非難するのはおかしいです。

　STAP細胞の問題が報道されていますが、少しおかしいのではないだろうかと思います。あれだけの研究は小保方さん一人の問題でないだろう、日本を代表するような研究者が共同で発見した結果だと思うがあたかも小保方さん一人が責任者のごとく伝えられている。何の根拠もないものを発表するはずがなく審査の時点であらゆる審査をしているのだからそれを見逃したのであれば責任がどこにあるか誰にでもわかることです。理化学研究所はお役人の体質そのものである。これからの細胞研究にブレーキがかかるようでは日本の先端開発の研究が遅れを取ってしまうと思える。真実を究明することが先決問題と思います。




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