遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里 

2011-12-28 08:36:22 | Weblog
     帰省代わりの遍路道

 今年も、帰省の代わりに四国遍路道を歩くお遍路さんが多くなってきた。ふる里に帰っても親はなく世代が変わってしまってる。さりとて外国旅行もいかがなものか、正月くらいはのんびりと過ごしたいと思う気持ちが、四国遍路道を歩いてみようと、にわか信心の気持ちになるようです。最初の遍路道はそれでいいのです。やがて遍路道を何故歩くのか遍路をしているうちに少しずつわかってくるのが、遍路道なんです。なんの理屈も理論もいらないのです。ただ心を無にするのが洗耳の悟りです。
 今年もわずかになってきましたが、皆々様にはお身体を大切に良き年をお迎え下さい。


                     立江川の鮒より
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鮒の里

2011-12-17 06:44:50 | Weblog
     日本縦断のアサギマダラの蝶のへんろ旅


 私、鮒の里の鮒と致しまして、只今、札所のお軸を作るためにお遍路に行っています。この間、24番の駐車場で若いお遍路さんかなと思ったのですが、そうではなくて蝶を捕っていたのでした。この寒い時期に蝶が飛んでるとは思いませんでしたので、しばらく見ていると本当に飛んで来たのです。その方が言うには、アサギマダラ蝶と言って日本を縦断するのだそうです。今は高知県、九州と南下していくそうです。沖縄、台湾あたりより春になると日本海を北上して北海道にたどり着くらしいです。全国にオサギマダラの生態を調べる愛好家がいて、捕らえたアサギマダラの羽にマーキングをして飛ばしているそうです。まさに、アサギマダラの遍路飛行です。私の住む徳島県にもアサギマダラの研究者がいらっしやるそうなので機会がありましたらお会いして、詳しいことをお聞きしたいと思っています。




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鮒の里

2011-12-14 15:42:36 | Weblog
   断ち切る絆も必要なときがある。

 絆の意味を広辞苑で見てみると、「馬、犬、鷹、など動物をつなぎとめる綱。断つに忍びない恩薆。離れがたい情実。ほだし。係累。と書いてある。はたして今年の漢字にふさわしいのだろうか、少し疑問に思う。東北の震災に遭われた人たちには少し厳しいかもしれないが、今回の震災は今までの明治時代より続いた様々な組織、仕組みを現代に合った仕組みに造り変えるまたとないチャンスではないだろうか、今まで変えるに変えれなかった絆を断ち切る時でもあるような気がする。必ずしも絆にこだわる必要はないのではないだろうか、少し意味が違うかもしれないが、仏教での頭陀の教えで衣、食住を捨て去っていく行で、今までの既得権益、物欲を根底より捨て去っていかなければならない試練かもしれない。
 大阪市の橋下市長がやろうとしていることが、まさに、間違った絆を断ち切っていこうとしているのだろう。人間としての心の想いは絆でつながっていなければならないと思う。



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鮒の里  

2011-12-09 06:26:47 | Weblog
    民主党、昔の自民党を見ているようだ。

 人間、同じ程度のものが天下を取ると同じ過ちを繰り返す。今日の民主党の馬鹿どもは絵に描いて額に入れたいくらいだ。煩悩という言葉はよく使われるが、地位にしがみつきたい気持が強いとなりふりかまわず変な辛抱が出来るみたいだ。多分、本人はここは我慢のしどころと思っているのだろう。野田総理も閣内の力関係でどうすることも出来ない、これも、ここが我慢のしどころと決め込んでいる。まさに自分を守るのが一番なんだろう。
 今の庶民の願いは、地位も名誉も入らない日々の生活が平和で何の心配もなく送れたらそれでいいのだ。その国民のわずかな思いも達成出来ないのに自分の保身に明け暮れている政治屋さんを見ているのが何故か空しい気がする。ここは、大阪市長の橋下さんに期待をするしかないのだろうと思う。100年に一度出る逸材と国民は期待しているのだ、日本を再生出来るのは橋下さんしかいないと思います。




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鮒の里 

2011-12-07 07:41:25 | Weblog
     世の中、男と女で成り立っていますが、・・・????

 内柴さん、何をやっているのですか、金メダリストが女性問題でトラブルを起こすなんて情けないでしょう。この世の中、女性問題で人生を駄目にした人たちが何人いると思っているのですか、この間徳島県選出の国会議員が女性問題で話題になったところです。男という生物は、いつの世もわかっていながら女性で人生を駄目にする。しかし、女性あっての男でもあるのだが、・・スポーツ選手は厳しい練習を耐えて己を磨いてきたのだが、女性の付き合い方は訓練していなかったのだろう。男としての煩悩を制御する訓練も必要な修行かも知れないです。



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鮒の里  

2011-12-06 07:47:33 | Weblog
     絆

 近頃、誰もが絆を大切にとか言うようになったような気がする。この言葉くらいやっかいなものがない、自分の都合できずなと言う言葉を使ってしまう。絆という字は糸が半分と書いてある。御互いが力を合わせての絆になるのだが、人様の行動だけあてにすして自分は他力本願を決め込んでいる不届きものがほとんどの気がする。
 当事者が力を合わせて糸をつむぎ始めて本来の糸になり糸を半分ずつ持ち寄って絆にするのが当然と思うのだが、近頃の人間どもは相手の糸を切ろうとする行動が目立つのである。これでは、いくら絆を大切にと言っても物事が達成できる訳がないのだ。
 我々の日常生活の中で思い当たることが多くあるのが情けない気がする。心の底より絆を大切に考えて行かなければならない時代かもしれない。


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