遍路道は田植えの最中です。
現在のへんろ道、沿道の状況は田植え、タケノコ掘りの最盛期です。お遍路さんも大変ですが地元の農業の人たちも大忙しです。
しかし、現在の農業はビジネスにはなりません、日本人の思想で一所懸命の考えで国土保全の為の公共事業になっています。日本人は国境を越えて生活場所を求める考えが無く自分の暮らす場所で知恵を出すのが一生懸命の考え方だろうと思う。
へんろ旅とは他国の産業、地のり、産物等々を見聞しながらへんろ旅するのが自分の考えとは違った価値観が見つかる旅でもあると思える、お大師さんは若いときに四国を歩きながら考えていたのだろうと思う。やがて遣唐使に行くという機会が巡ってきたのも自分の考えだけでは無く人生の価値観を変えるのが遍路道の本来の意味であるのだろう。
鮒の里より