鮒の里

四国遍路道が日本遺産に認定されました。

　文化庁が四国遍路道の遍路文化を日本遺産に認定しました。世界遺産の申請の弾みになるかもしれません、今年は高野山、1200年の記念の年なのかお遍路さんが例年よりかなり多くお遍路さんが歩いています。現在は遍路宿は満室状態が続いています。お遍路さん宿を予約するのが大変です。四国遍路に来られるお遍路さんは野宿も覚悟してください、善根宿はかなり閉鎖しているところがありますからあまり期待できません。私達地元の者がびっくりするくらい歩き遍路が多くなっています。車でのお遍路さんも近頃は歩き遍路に変わってきました、バスツアーのお遍路さんも歩き遍路に変わっているようです。人間は歩くことが生きてる証ということですね。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里より

鮒の里

親父の遺品の中から江戸時代の八十八か寺の納経帳見つかる。

　　4月８日のお釈迦さんの生まれた日に彼岸に逝った親父の遺品を整理していると、仏壇の引き出しの奥から親父の納経帳と一緒に吉成家代々の納経帳が出てきました。あまり詳しくは分からないのですが、江戸時代の神社がご朱印を押してた時代の手書きではなく朱印版が押された納経帳です。また、大正参年の1100年祭の記念の納経帳も見つかりました。大変珍しい納経帳なので先祖代々があの世に持って逝かず残したのかもしれません。四国遍路に来たときは19番、立江寺の近くの鮒の里にお立ち寄り下さい。お見せいたします。





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鮒の里

鮒の里、私の親父が95歳の人生に幕を下ろしました。

　4月７日、８日と鮒の里を休ませてもらいました。予約して頂いたお遍路さんには大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。私の親父は大変物静かな父で私は子供の頃より叱られた記憶がないくらい温厚な人柄でした。その父が自分は百歳まで生きると口癖にしていましたが今年になって急に身体が弱ってきて歩くことが出来なくなりました、在宅介護をしていましたが三月になって病院に入院することになり治療を受けていましたが、95歳という年齢ですから身体が衰退するばかりでした。しかし、最後のときまで私の声が聞こえてうなずいていましたから痛いこともなく天命を待っているようでした。4月８日はお釈迦さんの誕生日花祭りでした。その日に彼岸に逝く親父は凄いなと思っています。人間長生きして枯れるまで元気で生きたいものです。皆様には長い間お世話になりました、有難うございました。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鮒の里、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉成廣一