平成も終わりに近づきました。
来年は何ヶ月で年号が変わり新しい年号です。お遍路さんも来年は何人のお遍路さんが平成時代を歩くのだろうか、人それぞれの違った気持ちで遍路道を歩くのでしょう。
新しい時代に向かって想いも新たに遍路道を歩いて下さい、今まで感じなかった心の変化が見つかるかも知れませんね。
では皆さん良いお年をお迎え下さい。
鮒の里より
遍路道とかけて、何と説く
世の中、人それぞれの道があるだろう。しかし、現在歩いている道は自分の歩く道だろうか、そんなこと考えて歩いている人がいるだろうか、今、見えている道が自分の行く道と勘違いして歩いているか、ほかに見える道が見つからないからとりあえず歩いている人がほとんどだろう。
人間の考えることは皆んな大差なくよく似たことを考える。だから人間の想いには進歩が無いと言うのが常識になっている。
しかし、見えていない道を探すのが本来の遍路道だろうと思える。この世の中自分に見えている道は針で突いたくらいか見えていないだろう。探せば本当の自分が歩く道が見えてくるかも知れないです。
見えていない道とはどんな道か、それを見つけることが出来たら悟りと言うのかも知れないですね。
人間は人それぞれ無限大に見えていない道がある。諦めずその道を見つけてみよう。
鮒の里より
立江寺より鶴林寺までの昔日の真念遍路道
この度、１９番より２０番までの真念道を来春よりオープン出来るように準備しています。鮒の里より１キロほど歩くと真念道の入り口です。
地元では江戸時代の立江より勝浦までの街道で私たちの里道です。車道が整備され現在は地元の関係者だけが利用していす。
真念大師がしるべ石を設置していた時代の街道で、現在３か所現存しています。鮒の里の前の道は昔日の土佐街道で立江関所より高知、阿千田、古毛、勝浦の分岐点で江戸時代はかなりの旅人でにぎわった宿場でした。
立江より鶴林寺までの車道は歩道が無くお遍路さんが非常に危ないので、真念街道を歩いたのが安全なので現在道案内を取り付けています。
遍路宿、鮒の里に真念街道の遍路地図を置いてあるので立ち寄って下さい。
鮒の里より
四国遍路道も正月モードになってきました。
今年も様々な人生を過ごした人、また、人生ど真ん中、これからの人たちが遍路道にやってきました。
結願できたお遍路さん、無念、残念を心に想いを残して帰ったお遍路さんも多くいるだろう。しかし、諦めることは無い必ずや元気であれば再び結願を目指してお遍路さんに挑戦して下さい。
四国遍路道はあらゆる病気を完治出来る名医だろうと思います。お遍路さんは自分のの疾患は分かっているのか、自分の体力、能力を考えながら自分が納得する治療をしているようです。
千年も継承している遍路道は宗教ではありませんから長い間続くのでしょう。その時代を生きている人間が様々の考えで歩いているのが継承している源になっているのだろうと思いま す。外国のお遍路さんも何か日本人の気持ちを理解しいるような気がします。不思議な遍路道です。
来年からオリンピック、万博に向かって多くの外国のお遍路さんが歩くのでしょうね。日本人も元気の源の遍路道を挑戦してみましょう。
鮒の里より
外国人の労働者をコストダウンに利用するのは間違っている。
現在の人手不足は日本人の身勝手な生活環境で起きていることで、政治、教育の失敗が原因だろうと思う。
団塊の世代が退職すればこのような時代になるのは当然で国民の意識にも責任はあるだろう。学歴に価値観をつけ本質を見失った結果がこのようなことになっている。
尻に火がついて国会で審議しているが、後世に過ちの尻ぬぐいをさせることになるだろう。
外国人の労働者を育てるなら単なる労働者でなく国民として受け入れなければ成功はしないだろう。日本人が諸外国に移住したように日本も移民を受け入れる時代になっているだろう。日本人の身勝手な法案なら通過しない方が良いだろう。
鮒の里より
屋
