遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里 

2011-09-23 09:35:54 | Weblog
    不思議な御利益がある、疣神さん

 立江寺19番より鶴林寺20番に至る遍路道に、佐山と言う小高い山がある。そのすそ野に疣神さんという小さな祠があります。地元の人達でもあまり知られていない不思議な御利益のある祠です。その御利益というのは身体に出来た疣、悪性腫瘍など医者がサジを投げた病気をお願いすると御利益があるということです。そのお願いの仕方が変わっているのです。その祠に行くと祠のぐるりに白い小石があります、その小石を悪いところが治りますようにお願いして小石を持って帰ります。その小石で悪いところを撫でるとやがて御利益が有ると言うことです。病気が治るとお礼に持って帰った小石より大きな小石を二つお供えするらしいです。このところその評判が良くてかなりの信者があるそうです。四国遍路に来たら詳しいことは鮒の里で聞いてください。



                   立江川の鮒より
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鮒の里  

2011-09-20 15:50:33 | Weblog
    台風には運転手が乗っていない

 今年の台風は、迷走もはなはだしい今の日本と同じみたいだ、お遍路さんも大変です。歩く予定が違って連泊したり引き返したり難儀しています。今朝旅立ったお遍路さんも鮒の里で雨のやむのを待っていましたが、今日は歩けるところまで行きますと言って出て行きました。今日着くお遍路さんも明日は台風が四国沖を通過するので連泊しなければ無理かもしれません。今年の遍路道は台風の当たり年です。この台風が過ぎれば秋がやって来ます。お遍路さんも歩くのに一番いい季節がやって来るでしょう。



                 立江川の鮒より
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鮒の里  

2011-09-17 08:41:26 | Weblog
    マユレボ、先達さんへ

 絵はがき、有り難うございました。鮒の里として大変誇りに思っています、四国遍路の29歳の女性先達さんが東北地方の被災地にボランティア活動で1ヵ月間もお手伝いされたと言うことは、お遍路さんのお世話をしている者にとっては大変うれしく思います。立江川の鮒もいつかお手伝いに行こうと思っているのですが、まだ出来ていません非常に残念です。
 はがきの文面ではまだまだ被災地はガレキの山となっているようで、復興の道筋も出来ていないようですね、まさに、政府の責任と思います。行政、民主主義と言うものは有事の時は決断に時間がかかりすぎます。被災者優先で政治をしなければいけないのに今だ議論しているのです。我々庶民の出来ることからお役に立てらいいと思います。
 まだまだ残暑厳しい日が続きますから、お身体に気をつけてお過ごし下さい。




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鮒の里  

2011-09-16 10:20:42 | Weblog
     自民党、野党の皆さんへ

 自民党の皆さん、もうそろそろ、政権党から脱落したことを認めないと国民から期待されなくなりますよ。幹事長、貴方の親父はそれなりに信念を持った政治家と思います。貴方は立場上言わなければならないのはわかりますが、今回の人事の任命責任がどうとか言うのはやめたらいかがですか、どちらの政治屋も程度の低い人はいます。
 いつまでも、同じ事を言っていると貴方もその程度の政治屋と言うことになります。
今回は、政治屋、官僚、地方役人、国民がみんなが力を合わせなければならない災害と思います。誰が悪いのでもなく我々人類に課せられた試練と思います。
 今までの高度成長という大義名分が大きな誤りであったことを認める時代になったのだろうと思います。これからの我々はその後始末に莫大な費用が必要となります。





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鮒の里  

2011-09-13 05:48:25 | Weblog
    遍路道に彼岸花

 今年の遍路道に咲く彼岸花は何故かさみしいそうな気がする。全国でこれだけの災害で人命を亡くした年もないだろうと思う。彼岸花もそれを知ってかさみしそうに咲いている。今年はお遍路さんも少ないが、これから供養で遍路道を歩くお遍路さんが多くなってくるような気がする。せめて亡くなった人達の冥福を祈ってあげましょう。我々庶民には彼岸花に想いをよせることしか出来ないのだから、、、、、、、



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鮒の里  

2011-09-11 09:49:49 | Weblog
     末は博士か大臣か

 民主党の大臣は経験不足が目に余るようだ。長年野党暮らしで大臣たるものがどのような立場か良くわかっていない、庶民感覚で言葉を言っては駄目なことがわかっていないのだろう。天皇陛下のお言葉をよく聞きなさい、いかに言葉を慎重に使っているか我々庶民でもわかっているのです。震災に遭われた人達にとっては責任者の一言に大きな期待を持って聞いているのです。それを芸能人の感覚で話してもらっては非常に不愉快です。大臣になつて有頂天になっているようですが、いかに、責任の重い立場になっているか肝に銘じなければなりませんね。



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鮒の里  

2011-09-09 07:48:59 | Weblog
     順打ち、逆打ち、区切打ち、一国参り

 お遍路道にお寺をお参りする順番はありません。本来何番よりお参りしてもかまいません。遍路道というのは、お大師様と歩く道ですのでお寺をお参りする参拝の意味ではありません。その時代、時代の世の移り変わりで心やすらぐもの、人の見にくい事柄、自分自身に対する現在まで生きてきたことゑの反省、今まで元気で暮らせたお礼をこめて歩く遍路道でもあるのです。

 お尋ねの逆打ちの意味ですが、諸説ありますが、一番より時計回りで歩くのが順打ち、反時計に歩くのが逆打ちと言っています。御大師さんは順打ちで歩いていますから逆打ちで歩くとお大師さんにお逢いできる確立が高くなると言うことらしいです。また、逆打ちは道案内が順打ちですので逆打ちすると非常に苦労するから御利益が大きいとも言われます。ちなみに打つと言う語源は大昔はお寺の柱や壁に納め札を打ち付けた事より遍路参りのことを打つと言ってるようです。

 尚、さだかでありませんが四年に1回うるう年に逆打ちをするようになっているようです。順打ち3回で遍路修行も出来て、四回で初めてお大師様にお会い出来るのかも知れませんね。




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鮒の里  

2011-09-03 11:37:21 | Weblog
     台風も四国遍路道を歩き遍路

 今回の台風は高知県の26番、金剛頂寺より逆打ちで徳島県にやって来た。台風も律義なもので遍路道は歩かなければいけないと思うのかゆっくりと進んでいる。徳島県は大変です。大雨になるは、風は強いしお遍路さんは宿で足止めです。

 今年の遍路道は台風のあたり年みたいな気がします。来年は遍路道逆打ちの年ですが台風は南よりやってくるのでいつも逆打ちになっています。あまり歓迎できない台風遍路です。遍路道で足止めになっているお遍路さん、明日も雨が残りますので気をつけて遍路道を行ってください。




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鮒の里 

2011-09-01 11:16:40 | Weblog
    天に口なし、人をして言わしむ。

 天に口があるわけでないが、今まで付き合ってきた様々な友達、人様のおこないなど我々には数多くの先生が近くに沢山いるのです。自分だけの考えでは同じ過ちを何回も繰り返しては後悔する事ばかりです。みんなが言ってくれることをよく聞き、よく見て自分の考えと比べてみる事が大切なことと思います。菅さんは何故、それが出来なかったのか、わかってしなかったのかわかりませんが、今度の野田総理はそのことが良くわかった人のようですね、西郷隆盛のリーダーシップを実践しているようです。

 野田総理は天が求めた指導者かもしれません。期待が持てるような気がします。




                     立江川の鮒より
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