遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里  

2011-04-23 08:22:21 | Weblog
       福島原発事故、農産物の出荷制限

 農家の人達にとって何がつらいかと聞くと、自分が丹精こめて作った作物が出荷できないものはないと思う。今回の処置は今までの出荷制限と意味が違う、今までの様々の農作物の規制は農家にも多少責任があったようにも思う。今回の処置は地震、津波の影響とはいえ、かなり人災による事故であると思う。
 当然、政府は賠償問題になると思うが、農家にしてみれば生産物の安い、高いの問題でないのだ、作物を作る農家の人達の精神的な苦痛が理解できていないと思います。ましてや将来的に作物が作れなくなれば、賠償の問題だけでなく農家の人達の我慢強さを根底からなくしてしまうことになると思う。原発というエネルギーは人間らしさもなくしてしまうほどの人間が作った最悪の文明かも知れない。





                        立江川の鮒より
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮒の里  

2011-04-21 11:26:48 | Weblog
     東日本震災で亡くなった方々の供養の遍路道

 四国遍路道は震災の影響で自粛していたお遍路さんが、震災で亡くなった方々の供養の為のお遍路に多く歩くようになってきました。我々に出来ることは少しの義援金を送らせてもらうか、皆さんの冥福を祈りながら少し苦しみながら歩き遍路をするぐらいか出来ません。今回の地震は御大師さんも経験していないくらいの大惨事だと思います。
 仮にお大師さんがこの世によみがえるなら、どのようにすれば解決出来るか智恵を貸してもらえるのだろうが、我々庶民はただ祈りながら遍路道を歩くことしか出来ないのだろう。遠くてきびしい遍路道を歩いていていると御大師さんの教えが聞こえるかも知れない。


                          立江川の鮒より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮒の里

2011-04-08 15:32:30 | Weblog
       寸進尺退の如く

 東電の原発事故の修理は寸進尺退如くである。まさに、その場しのぎである、こちらを直せばあちらが壊れる、まるで素人が何の知識も経験もないのにエンジンを修理しているように思う。少し良くなったように思うのは、たまたま直ったことだけで本当に直ったわけでないようだ。
 学者、放射能の知識人は、机上の知識だけで現実に起こっている原発の事故の知識は全くないのがよくわかった。その者達の指示で修理をしている現場は大変なことになっているのがよくわかる。全く手探りで今回の事故を修理しているのであれば、国民に最悪のことを想定して避難させるのが一番と思う。
 今回は偶然収まったにしても、原発の事故については人類は何の手段も出来ないのだから学者が大学で実験しているようなことはするべきでないと思う。



                         立江川の鮒より
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮒の里  

2011-04-06 09:54:08 | Weblog
     魚介類に規制値を設ける
 
 政府という代物はなにを考えて政治を行っているのだろう、今回の地震で放射能が漏れているのは素人でさえわかっている。今更身体に危険な数字を決めてどうなるのだ、その数字の値を超さなければ国民は安心するとでも思っているのだろうか、昔、チッソの、いたい、いたい病と同じではないか、長い間、毒を垂れ流していたではないか、今回の政府、東電がやっていることと全く同じことをやって来たわけだ。
 たちまちは身体に影響はありません、政治屋、官僚、役人の責任を取らない無責任な発言を聞いていると気分が悪くなる。自分達が防護服を着て現場で指揮をとったらどうですか、ある政治屋たちは危険を回避するために東京にはいないそうではないですか、
ただのバッチを着けている政治屋達に原発の現場で作業の手伝いをさせるのが国民に信用される一番よい行動だと思います。



                     立江川の鮒より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする