遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

魚眼で見る遍路...立江川の鮒、光潤より

2009-01-31 12:04:36 | Weblog
    立江川の鮒も遍路道を行く

 二月になれば、毎年ではあるが遍路道を行く、歩き遍路さんはほとんどいなくなる、鮒の里に立ち寄るお遍路さんも少なくゆっくり出来るようになってきた、立江川の鮒も遍路に行ける季節がやって来ました。
 今回は六十五番三角寺より逆打ちで、愛媛一国参りにいってきます。立江川の鮒は、人間様よりさとりが遅いのか、何回遍路道を行ってもなかなか人間様の気持ちがわかりません、伊達やすいきょで遍路道は行けないのを、思い知らされるでしょう覚悟して行って参ります。

                       立江川の鮒より
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魚眼で見る遍路...立江川の鮒、光潤より

2009-01-22 11:09:05 | Weblog
   一歩だけでも前進、退歩とは違うのである。「いんなあとりっぷ」吉田知子より
 
 長い遍路道、たとえ一歩だけでも、前に踏み出せば前進なのだ。きのうよりきょう、きょうよりあしたと、一歩ずつでも進んでいけば、いつかかならず、1300キロの四国遍路道は結願できる。
 
 四国遍路道、人生とおなじだ、急ぐことはない、みんな耐えることで自分を見つけ出すのだ。

                  立江川の鮒ーーー光潤より
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魚眼で見る遍路。...鮒の里より

2009-01-17 11:16:11 | Weblog
    酒断ちの遍路修行
 酒というしろものは、薬にもなるし、毒にもなる、やっかいな飲み物である。
この間のお遍路さん、酒断ちの四国遍路道を歩きに来たそうです、そのお遍路さん見かけは普通の青年でなんの心配もない、なかなかの好青年で好感のもてる人でした。
 なんで酒断ちにこだわるのか聞いてみると、とにかく酒が好きというか身体が求めると言うか、酒をあればあるだけ飲んでしまうと言うことです、別に乱暴を振るったり、他人に迷惑をかけると言うものではないそうです。そんなに成るまでには色々な苦しいことがあって、それをまぎらわす為に酒に救いを求めたのかも知れないですね、今回の四国遍路道で何か自分自身を取り戻せることを、願っています。

                  立江川の鮒、光潤より
                  
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魚眼で見る遍路...立江川の鮒、光潤より

2009-01-12 08:01:39 | Weblog
   成人の日
 
 今年成人を迎える若者に、心よりお慶び申し上げます。
戦国時代には、前髪をおろし成人の儀式は15才くらいだったらしいです、家族を守り、ふる里を守って行く年齢であった。
 現在の20才といえばまだ学生の若者がほとんどである、今の20才の若者に家族を守ることなどはとても無理なような気がします。せめて学校を卒業し、社会に出て様々のことを自分自身で経験をすることが必要と思います。
 現在の時代では、25才から30才くらいが成人と認めるのがよいのではないだろうか、また、人間として必要なことがらを、四国遍路道を歩いて学んだ若者が、成人として認められるのもいいのではないだろうか。

               立江川の鮒、光潤より
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魚眼で見る遍路...立江川の鮒、光潤より

2009-01-10 07:46:09 | Weblog
    曹洞宗、道元大師の教え、只菅打坐
 
 広学博覧はかなうべからざる事なり。一向に思い切って、留るべし。ただ一事に付いて用心故実をも習い先達の行履をも尋ねて一行を専らはげみて、人師先達の気色すまじきなり。
 学問の人はすべからく貧なるべし、財多ければ必ずその志を失う、学道の人は衣食を貪ることなかれ。

 今日の、政治屋の人達に、一言申し上げ候

                  立江川の鮒、光潤より
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魚眼で見る遍路.......鮒の里より

2009-01-09 08:51:13 | Weblog
  懺悔の文

 未だ善と悪とを弁えず、我知らずしてわき起こる、ものほしさと怒りと愚かしさによって、生み出す身体と言葉と意の誤りを、われ今、悔い改めん。
 昨日の、国会の審議を見ていると、自民党の総裁を筆頭に全閣僚達は答弁する考えもなく、子供が、親、先生に叱られている光景を見ているようだった。
 今の日本国は、この程度の政治屋さんが、100年に1度という難局を乗り越えようとしているのかと思うと、背筋が寒くなってきた。
 人間、長い間平和が続くと、身にかかる火の粉がどんなものか解らなくなってしまうようだ、平和を維持するには、時代にそぐわないことを正していくのが一番必要なことである。時代にそぐわない慣習、慣例を撤廃することである。
                立江川の鮒、光潤より
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魚眼で見る遍路。...鮒の里より

2009-01-08 08:11:08 | Weblog
    今回の世界大恐慌

 アメリカ発の大震災で、今更ながら人間にとって何が一番必要であるかと云うことが、よくわかった。生活、生死の境においては、ただ寝食のほか必要なものはない。食うことと寝ることだ。
 今回の派遣社員の首切りは、人間が地震災害に遭ったようなものだ、震災後数日は食うことと寝るところが一番必要なのだ、今まで仕事も食べるものもいつまでもあると思っていたのが、大きな間違いである。
 いつまでも、あると思うな会社と食い物であることが、骨身にしみた正月であったことだろう。
        
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2009-01-05 09:26:10 | Weblog
    遍路道、牛歩の如く

 近頃の遍路は、何故か急いで四国遍路道を歩こうとしているお遍路が多くなった。今までの生活が急いだ世渡りをしてきたのだから、せめて遍路に来たときはゆっくりと歩いてほしいと思います。
 遍路宿を、予約するのにまだ四国に来て遍路道を歩いていないときから予約して、いざ、遍路道を歩き始めてから足が痛くなって、予約を取り消すという遍路さんが多くなって来ました。宿の予約は、自分の足と相談して1日前か、その日の朝でよいと思います。
 遍路道、聞くと、見るとは、大違いです、マニアル通りには歩けませんよ、遍路道、牛歩の如く、「牛はのろのろと歩く、急ぐことをしない、出さないではいられない足を出す、後ろへはかえらない、がっちり、がっちりと自然につっ込み食い込んで自分の道を自分で行く」、高村光太郎の詩の如くである。
                   立江川の鮒、光潤より
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魚眼で見る遍路。...鮒の里より

2009-01-01 09:19:18 | Weblog
    新年、明けまして、おめでとうございます。
 新年、そうそう申し訳ありませんが、これからの時代は、末世の時代であります。お釈迦様がこの世に誕生して、今年で2575年の歳月が過ぎました。末世と言われる3000年まであと残す期間は425年となりました。
 末世とは辞書にこのように書いてあります、時代の終わり、滅びかかった時代、仏法の衰えた世の中、人間の倫理感、人として踏み行うべき道、道徳、善と悪を判断できる人間本来の薆と慈悲の心が欠落する時代、現在の地球そのものです。
 昨年の漢字は「変」。ここ十年ほどで日本古来の心の文化を捨てた結果、すべての国民が、夢を持てない国になりました。
 目標を持てない若い世代は、心の豊かさを無くして善と悪の区別すらできない時代です。100年に一回の未曾有の困難な時代がやって来ました、今年は必ず地球を救える偉大なリーダーが、世界また日本に現れると信じています。
                    立江川の鮒より
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