遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里

2013-03-30 19:37:36 | Weblog
遍路道も桜が満開になりました。

 東京に桜の満開は先をこされましたが、遍路道も桜が満開になりました。東京のお遍路さん、桜の散るのを見てから遍路に来て再び満開を見れてすばらしいと言っていました。遍路道にはタケノコが頭を出してきました、やがて田植えの準備が始まります。猫の手も借りたい季節になり、遍路道もにぎやかになってきます。
 若いお遍路さんも農作業体験をやってみたい人がいれば、鮒の里が準備しているのでいつでも立ち寄ってください、都会の生活も大事なことですが、たまには違った価値観で労働をして見るのも将来の生きかたの指針になると思います。禅の教えで人間が生きていく根本である食のあり方、食の本来の意味が悟れるかもしれませんよ。



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鮒の里

2013-03-26 09:29:57 | Weblog



         
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鮒の里

2013-03-23 07:10:10 | Weblog
蜘蛛の巣にかかった蝶は、かわいそうなのか???/

 人間、とかく見た姿で価値観が変わってくる。見た目のきれいな蝶はかわいそうと思われ、蜘蛛が悪者になるのは差別そのものです。蜘蛛にも生きていく手段がある、蝶にも生きる手法があるのです。しかし人間は表向きで色々な判断をするようだ、四国遍路道で様々なお遍路さんが遍路道を歩いているが、お遍路さんもそれぞれの姿、格好で遍路をしている。きれいな遍路姿でへんろをしている人もいれば、なんとも言いようがない姿で遍路をしている人もいる。しかし、格好はどんな姿でも遍路旅をしている人にはそれぞれの想いで遍路道を歩いているのだから何の差別があってはいけないと思います。まさに「空」こだわらないこと、執着しないこと「諸法空相」です。


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鮒の里

2013-03-20 18:37:26 | Weblog
今年のさくらは狂い咲き、???、、、、、

 東京の上野の桜が遍路道より早く咲き出した。専門家は寒さが厳しく、急速に温度が上がると桜の開花が早くなると言っている。私が思うのに植物は花を咲かせ種を早く成長さそうと、異常な花の開花があるように思います。その理由はわかりませんが、人間が考える理屈とは違った理由ではないだろうか、何か凄い力が桜に働いているのではないだろうか、近頃、深海の魚が数多く水揚げしている、我々は地球に住まわせてもらっているのだから、自然現象を科学的説明だけで納得するのは間違っているのではないだろうか、遍路道の桜は平年より少し早いようだが現在一分咲きです。
 これから遍路道は桜街道になって行きます。



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鮒の里

2013-03-16 03:47:39 | Weblog
この世の中には必要悪という身勝手な言葉が存在する。

 十善戒のお経を唱えながらも人間には生きていくのに煩悩と二人三脚で生きていかねばならない、生きていく事態が煩悩です。人間が生活していくには他人に厳しく自分に優しいという凄い特技をみんなが持っていると思います。わかっているがやめられぬのが我々人間の生活だろう。その、どうにもならない煩悩を少しの時間だけでも忘れようとする想いを遍路道に求めているのだろと思います。
 遍路道を歩きながらもどうにもならない煩悩と同行二人で歩いている、身勝手な必要悪というすばらしい特技を使いながら十善戒を唱えながら苦悩している。




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鮒の里

2013-03-13 18:58:34 | Weblog
日替わり天気の遍路道

 今年の遍路道は大変です。3寒4温といいますが、温度差が真冬から真夏くらい温度差があります。彼岸桜が咲き、小桜、蜂須賀桜がちらほら咲き始めていますが、つぼみも我慢しているのがわかります。お遍路さんも薄着になったり、冬衣装に着替えたり大変です。今の遍路道はお遍路さんも里に冬物を送り返せば、また、寒くなるので荷物が重くなります。これも遍路道の修行ですかね、それにしても今年は天気が定まりません。彼岸過ぎれば本当の春がやってくると思います。たけのこも少しばかり頭をもち上げてきました。もう少しの辛抱です。




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鮒の里3k9

2013-03-06 19:03:59 | Weblog
まだ足りぬ、貯めて貯めて、あの世まで、

 六代目、尾上菊五郎さんが辞世の句で「まだ足りぬ、踊り踊りて、あの世まで」と詠んだらしいです。東京の不動産の貸しビルの社長さんが、脱税で逮捕されたと報道されました。本人はお金は腐るほどあると豪語している、私が脱税なんかするはずがないと言っている。人間というのは悲しいかな欲の皮はかなり厚いとみえる。その、不動産王はたぶん辞世の句は「まだ足りぬ、貯めて貯めて、あの世まで」と詠むのかもしれないですね。そんなことを言っていると貧乏人の妬みに聞こえますね。
 人間、小さな茶碗でご飯を食べているのですから余分なものはいらないと思います。いずれか相続税で国家に献上するのだからあまり貯めても無駄ですね。


                                 
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鮒の里

2013-03-04 04:13:20 | Weblog
自然の行きの中に人生の意味を・・・・・

 昨日泊まったお遍路さんに、たずねられた、お経を唱える意味を聞かれた。難しいことを聞く遍路もいるものです。そこで私は般若心経入門の一説を話しました。京都に東福寺を開いた聖一国師がやさしい日本文で、「経は文字にあらず、一切衆生の本心なり。本心を失える人のために、様々のたとえを教えて本心を悟らしめ迷いの生死をとどめんがために言なり。本心を悟り根源にかえる人、真実の経を読むなり、文字をまことの経というべからず」本心をどこかえ見失ってしまって、あれこれと迷いに迷いを重ねている人に、迷いの酔いを悟らせるためのたとえであって、文字がまことの経でない。まことの経とは、酔いを覚まし、自分が自分に立ち返る人が真実の経をよむのだ、お経とは誰もが必ず持ってる「こころ」さすのです。と説いてあります。言っている私が良くわかりませんが本音です。


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