遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-04-13 14:54:37 | Weblog
    阿弥陀にかぶる

 阿弥陀如来の像の背後には、仏の体から発せられるという、後光を表す光背がつけられている。へんろ姿の必需品の菅笠を阿弥陀にかぶると菅笠の竹の骨が中心から放射状に骨組が頭の後ろから見えている、その竹の線が阿弥陀如来の背に見える後光に見立てて阿弥陀にかぶるというらしい。
 ところがこの菅笠へんろには欠かせない物だが、阿弥陀にかぶれば風にあおられる、深くかぶれば前方が見えない、同行二人と書いてある故お遍路さん辛抱してかぶっているのだろうか、長い遍路道、今時のへんろ姿でも御大師さんもわかってくれるのではないだろうかと思います。

                    立江川の鮒より
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魚眼で見る遍路...立江川の鮒、光潤より

2009-04-12 18:51:07 | Weblog
    バスケットの天女さんへ

 バスケの天女さん、元気なことは大変大事なことですが、天女ともなれば「出衣」の心得も必要かと思います。「御簾のうちに、女房、桜の唐衣ども、くつろかにぬぎたれて、藤、山吹などいろいろこのましぅて、あまた小半蔀の御簾よりもおしでたる程、、、、、の如くですよ。
 貴女の持って生まれた才能を最大限生かすのも、出衣の極意ですぞ、遍路道では出衣の極意を使ってはだめですよ。

   また、お近い内に、、、、、、、、?、、、

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漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-04-11 09:00:49 | Weblog
   楊貴妃という品種のさくら

 鮒の里の庭に楊貴妃という品種のさくらが咲き始めた、このさくら4月中頃から咲き始める、確かに花は八重桜というか牡丹ざくらというか、貴賓があるような気もするし、艶やかなのは間違いないと思う。しかし本来さくらに寄せる想いは山桜のような質素であまり目立たないのが良いような気もする、人それぞれ、またその時の気持ちでさくらに対する気持ちも違ってくるのだろう。
 遍路道に似合ったさくらはどのようなさくらが良いのか考えること事態が野暮な事かも知れない、人それぞれの遍路道なのだから、貴方の現在の想いはどのさくらがお似合いですか、、、、、、
    
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漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-04-07 10:54:16 | Weblog
  運命の出会いは、最悪の出会いで始まる

 四国遍路道は遠くて長い苦しい道のりである、だが様々の出会いがある道のりとも言えるだろう。この間のお遍路さん脳梗塞を病んでいた、リハビリの為遍路道を歩きに来たらしい、愛媛県の横峰寺に向かって遍路道を歩いていたときに病気の後遺症が原因だろうか意識がもうろうとして全く方向がわからなくなってしまった。
 道ばたで休んでいると天女さんが現れたと思ったくらい、この世の中の人間と思えなかったとそのお遍路さんは話していた、その天女さんの道案内で愛媛一国を無事お参り出来たらしい、するとその天女さん何も言わずに姿を消してしまったそうです。ところがその天女さんが徳島県の19番立江寺の近くの真言宗のお寺さんにお嫁に来ているらしいことを知りお礼をしたくて鮒の里に立ち寄ったそうです。
 それからの話は、いつかお会いしたときにします。
                    立江川の鮒より
 
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漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-04-03 16:47:05 | Weblog
  団塊世代のお遍路さん
 
 近年、団塊世代のお遍路さんが多くなってきた、団塊世代のお遍路さんはまだまだ元気な人達が多くて油ぎっている、夜の食事のときには晩酌を楽しみにしている人がほとんどだ、阿波の国はまだ今までの生活習慣が抜けないようだ。やがて土佐の国に入る頃には、頭陀行の如く今までの習慣も無くなると思うが、そうでないお遍路さんもいるのだ、長い間のサラリーマン生活から解き放され、まさに人生をやり直すが如くのお遍路さんもいる。
 私思うのに、このお遍路さん遍路道で新しい芽がふきだして結願する頃には、花が咲くのではないだろうかと危惧するお遍路さんがいるのだ。
 お遍路道、様々なへんろがいても不思議でないのではあるのだがーーーーー

                     立江川の鮒より 
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