遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-04-13 14:54:37 | Weblog
    阿弥陀にかぶる

 阿弥陀如来の像の背後には、仏の体から発せられるという、後光を表す光背がつけられている。へんろ姿の必需品の菅笠を阿弥陀にかぶると菅笠の竹の骨が中心から放射状に骨組が頭の後ろから見えている、その竹の線が阿弥陀如来の背に見える後光に見立てて阿弥陀にかぶるというらしい。
 ところがこの菅笠へんろには欠かせない物だが、阿弥陀にかぶれば風にあおられる、深くかぶれば前方が見えない、同行二人と書いてある故お遍路さん辛抱してかぶっているのだろうか、長い遍路道、今時のへんろ姿でも御大師さんもわかってくれるのではないだろうかと思います。

                    立江川の鮒より
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする