monologue
夜明けに向けて
 



日曜日の「GRACE of JAPAN」は香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1 の金刀比羅宮(ことひらぐう)を採り上げていた。全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮。
主祭神
大物主命
(相殿)崇徳天皇

主祭神の大物主命とはもちろん天照国照彦天火明櫛玉饒速日(にぎはやひ)命だが、神職の説明は、いつものようにオオクニヌシと混同していた。

それはそうと面白かったのは広沢虎造の浪曲「清水次朗長伝」の「寿司食いねえ」のセリフで有名な「石松金毘羅代参」では、
文久二年の三月半ば、花見時。 次朗長が遠州森石松に、 代官と久六を斬った刀を讃岐の金毘羅様にお礼に納めに行く使いを頼み、翌日石松は清水を発って、真っ直ぐ金毘羅様へ行き 無事に刀「五字忠吉」を納めて、四国を出て大阪見物したということになっているのだが、実は石松は大門を入って、道なりにずっと歩いて境内の途中にある旭社という立派な建物を見て金毘羅大権現本殿と思い込み刀を奉納して引き返したという逸話だった。「バカは死ななきゃ治らない」という石松の代名詞が思わず浮かんだ。さすがは森石松…。
fumio

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