monologue
夜明けに向けて
 




このところ、アルバム「カリフォルニア・サンシャイン」のことにふれたのでアルバムが完成した時、紹介記事を掲載してくれた羅府新報’ The Rafu Shimpo - LA Japanese Daily News)と加州毎日新聞(California Daily News)について調べると 羅府新報は、移民の山口正治、渋谷清次郎、飯島敬一郎の3人が1903年4月、米国カリフォルニア州ロサンゼルスの小東京(リトルトーキョー)で創刊。現在、海外で発行される日本語新聞としては世界で最も古く、毎日45,000人以上に読まれている最大規模の邦字新聞、という。そしては加州毎日新聞は1931年から1992年までロサンジェルスで発行された日系新聞、ということで1992年に廃刊になっていたらしい。わたしが在住していた頃も読者数が少なく細々と経営していたので首肯はできる、しかし、サンフランシスコで1948年から発行されている日系紙「北米毎日新聞」が2009年28日付の紙面に「経営の急激な悪化」に伴い30日付を最後に休刊するとの社告を掲載し、もう一つの有力日系紙「日米タイムズ」が廃刊したばかりで、地域の二大紙が姿を消すことになった、ということだったので日系紙の相次ぐ廃刊は非常に残念な気がする。日系紙に限らず米国の地方紙は廃刊が相次ぎネットの時代に紙の媒体が生き残ることの困難さをうかがわせる。
fumio




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