monologue
夜明けに向けて
 

震え  


弘法大師、空海の修した虚空蔵菩薩求聞持(ぐもんじ)聡明法を真言読誦の波動による記憶力増進法と一応捉えてふたたび石上(イソノカミ)神宮の記録にもどる。
「天神教ヘ導クハ者有痛処者、 令茲十宝
謂一二三四五六七八九十
 而布留部由良由良止布留部、如此為之者、死人代生矣、
即是布留之言本矣」という箇所は「天神が教え導くには
痛む処がある者は、一二三四五六七八九十、の十宝を唱えさせなさい。
ゆらゆら震えば死んだ人も生き返る」ということでここでは真言読誦のかわりに「一二三四五六七八九十」と唱えることを推奨しているのだ。「一二三四五六七八九十」の波動が肉体の不具合を癒すというのだろうか。もしそうて゛あれば布留部(ふるえ)というのはことばの振動によって「震え」ということらしい。たしかに「一二三四五六七八九十ヒフミヨイムナヤコト」の一音一音を宝として十宝を実験のために気を込めて発すると周波数帯に合った歯などがビーンと共鳴するのを感じる。これが骨伝道や空気伝道で自身のみならず環境にも影響を与えるのだろう。そういえばこれは天兒屋根も岩戸開きにおいて唱えた合い言葉なのであった。
fumio



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )