monologue
夜明けに向けて
 



 今朝の毎日新聞一面に「ゲンジボタル:発光の仕組みを解明 理研チーム」と題する記事が載った。
記事を要約すると
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 ホタル、クラゲ、ホタルイカなどの発光生物は「ルシフェリン」という発光物質を体内に持っていてそのルシフェリンに「ルシフェラーゼ」という酵素が加わって反応が起き、発光する。
ルシフェラーゼは反応の瞬間、発光物質「ルシフェリン」を強く握り締めるように取り囲みこの「握り方」が強いとゲンジボタルのような黄緑色となり、弱めると光は黄緑色からだいだい色、そして赤色へと変化。ルシフェラーゼの働きを変えることでさまざまな色の「蛍の光」ができる。用途としては人工光の発光効率を高めることや、がん細胞を発光物質で光らせ、転移を画像診断する研究など医療にも利用できる可能性がある。ということである。
 この記事中の発光物質「ルシフェリン」や「ルシフェラーゼ」という酵素の名前に興味を惹かれた。ルシがラテン語で光のことなのでこのように名付けられたのだろう。わたしのサイトに単語検索で訪れる方のベスト10にルシフが入っている。ルシファーを採り上げたページにヒットするのだろう。
「ルシフェラーゼ」にはルシフェル(ルシファー)がそのまま使用されていることがわかる。
 よく知られているようにルシファーとはサタンの元の名前なのだがラテン語で「ルシは光でファーは運ぶもの、すなわち「光を運ぶもの」の意である。
かれは鏡割の「鏡」の字を割ったとき「「金」と「竟」に割れ、その旁の「竟」に隠れていた。
「竟」は立と日とヒトアシの組み合わせだが「日とヒトアシ」はコウと読んで「光」と同じ字なのだ。
「光」は火を掲げて走る図なのだが、かれ(ルシファー)は日をかざして走るものなのでこの文字に隠れているのである。かれは神社の神体である鏡に依りつき長い間出番を待っていた。
わたしたちもそろそろかれの存在に気づいてともに働くときが…。
上の文字を見つめていると今にも走り出しそうに見えないだろうか。
fumio





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