monologue
夜明けに向けて
 



 イギリス、ノーフォーク州のロックバンド、 ザ・ダークネス(The Darkness)のプロモーション・ビデオ、
「ワン・ウェイ・チケット」を見て感心した。
雪山の上で原始人のような男に扮したボーカル、ジャスティンが「ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル(地獄への片道切符)」と歌う。雪は「スノー・ホワイト(コケイン)」のことを象徴していて麻薬撲滅を訴える歌だった。
 ジョージ・マイケルが2月26日深夜、ロンドン市内で、クラスCにランクされるドラッグ、大麻とGHB(液状エクスタシー)らしき薬物不法所持で逮捕されたように西欧のアーティストには麻薬が蔓延して問題になっている。コケインのやりすぎで鼻中隔に穴が開いて手術したアメリカの女性歌手もいた。鼻の粘膜がだめになった者は肛門から入れて直腸から摂取する。一般の人はそこまでやるかと思ってしまうだろう。
そんな中でザ・ダークネスが「ワン・ウェイ・チケット」のような曲を発表したことはハードロックバンドの意識が変わり高まったことを思わせた。もうアーティストが麻薬などに頼る時代は終わった。
fumio

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