3月4日(火)
年金生活の我が家にとって収める税金の多少は生活に直結する。故に少しでも納税を低くしようと挑む年に一度の確定申告は、生活を掛けた戦いの場でもある。
最寄りのK市税務署を訪れると駐車場前は50台以上の車が順番待ちをしている。「馬鹿だなあ少しは学習しろよ。」私なんかカシこいから10分程離れたショッピングモールに車を停めている。その方がズーッと早いのだ。」
署内に入り申告手続き待ちの長い列に並ぶ。30分待ってようやく申告用パソコンの前に座った。これでも例年に比べると早い方だ。関係書類は用意周到に準備したつもりであったからスムーズに手続きできると思っていたが、サポーターのお兄さんが「パスワード判ります?」と言う。
去年も同じことやったのに、「エッそんなのあったっけ」と思い出せない。「8桁なんですけどね。」と言うから、適当に打ち込んだらこれが見事に「ビンゴ」で、ディスプレイに私の申告用紙が現れた。
後は言われるままに書類を提出すると、お兄さんがそれを打ち込んでいく。全て入力し、さて金額は幾らになるだろう。何しろ2年続けて株売却損を出してるし、医療費控除も頑張った。それに保険や寄付金控除もある。
どんな金額が出るか固唾を呑んでディスプレイを見守ると数字が現れた。「オーッ僅かばかりだが還付金が出た。」と頬が緩む。これって株で大損したせいだから喜んでいる場合じゃ無いんだけどね。それでも少しでも金を取戻せたのは嬉しいもんだ。申告を終えての帰り路、今日のランチはご褒美で一寸贅沢をした。
手続き待ちの列(AM10時から並んで30分待ちだったが、午後はもっと混む。)
パソコンによる申告手続きの光景