80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

汗対策

2013-05-23 02:56:19 | 健康
NHK テレビ”あさいち”よりの抜粋

汗対策のグッヅを探しにデパートへ行ってみると


汗をふき取るタイプのものや、クリームなどの防臭対策

を歌っているものが目立ちます。

勿論、脇汗になやむ女性向けの商品も揃っています。

売り場の担当者に聞くと、汗をかいてから消臭するだけ

ではなくて、かく前にひんやりさせて、汗をかくのを

防ぐ商品が増えているとか。

とは言え、汗にまつわる悩みは尽きません。そこで、

衣服の汗の研究さをしておられる神戸女子大学教授の平田

耕造さんにお伺いしました。

”私のお勧めは、重ね着です。 重ね着をしますと、先ず

 汗を吸ってくれる、汗をかく量が少なくなる可能性が

 ある。”

そこで一卵性の双子の女性芸人、カナさんとマリさんに

協力してもらいました。

姉のカナさんには、ブラジャーの上に直接Tシャツを着て

もらいました。 妹のマリさんには、吸水性と、速乾性

の高いインナーをTシャツの下に着て貰いました。

そして、温度33度、湿度60%の実験室で25分間、

過ごしてもらい、二人には何の実験かを伝えず、汗にまつ

わるネタを考えて置くようにと伝えます。事件開始後5分、

二人とも汗をかき始めました。 10分後、カナさん

(インナーなし)が

 ”本当に暑いわ。汗が胸から出て、それが滝みたいなの

 が気持ち悪くなるし、背中で汗がついちゃって、張り付

 く感じがいやだった。不快感がありすぎて、集中でき

 なかった。”

 一方インナーありのマリさんは汗が流れ出す事はなかった。

 シャツがはりついてもいない。 この二人の感じ方の違い

 は二人の体の表面温度を見てみると一目瞭然。

 インナーを着ていないカナさんより、着ていたマリさんの

 方が、温度が抑えられていた。何故インナーを着ていると

 体の表面温度が下がるのか、汗は体温が上がると、体の

 表面に出て、やがて、蒸発します。

 そのときには熱が奪われて体温が下がります。体にフィット

 したインナーを着ていると、汗が満遍なく吸収され、蒸発し

やすくなります。その結果、効率よく熱を下げることができ

て、汗をかきにくくなるのです。



 神戸女子大学大学教授平田耕造さん

 ”蒸発がたくさん早く起こりますので、皮膚温が低くなって

 体の熱がたくさん放散されるということになり、その結果

 体温の上がりが抑えられる、抑えるのは無駄な汗を少なく

 する。”



 平田さんにインナーの着方をアドバイスしていただきました。

 ”体にフィットしたインナーを着て、その上にゆったりと

 したものを着て、風が通り抜けるようにすると、その時

 かいた汗が蒸発する。これで夏を乗り切ってください。”

 体にぴったりとしたインナーを選ぶだけでなく、綿だと

 べたっとしやすいので、化学繊維のものを選ぶこと。
 
 今高機能を歌ったものも出ていますから、それを買うこと。

 汗を上手にかけないと、体温が下げられず、熱中症になり

 やすい。



 大阪国際大学教授井上芳光さんの熱中症にならないための

 汗腺トレーニング法



 ポイント 1 1日20分から30分程度の運動をする。

         激しい運動ができない人はウオーキング

         でもいい。

 ポイント 2  1分間120-130の心拍数にする

         (5秒間計り、それを12倍にする。)

 ポイント 3  10日間続ける



 環境省のホームぺージをご覧になって参考になさってください。

 http://www.wbgt.env.go.jp/




人気ブログランキングへ