80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

黄砂から身を守る(3)

2013-05-14 19:12:48 | 環境問題
NHK テレビ ”あさいち”よりの抜粋

京都大学大学院医学研究科 金谷久美子さんのお話。

”娘が喘息で黄砂が来る度に、激しくなるような気

がして富山県のお母様の中にも、そうおっしゃる方が

いて、一緒に調べましょうということになった。

15歳以下の620人を調査したところ黄砂が飛来

して、一週間後、喘息で入院のリスクが二倍近くに

なった。”



 岡山県の49代の方

”黄砂がとても気になるのですが、子どもがまだ一歳

 なので、マスクをつけさせることもできず、どう

 やって守ったら、いいのでしょうか?”

金谷さん

”黄砂が飛んでくるのをどうやって防げばいいのか、

 どうやって守ったらいいのか、とても難しい。 

 一概に言えない。 どうも個人差があるようです。

 富山県のお子さんは比較的低い濃度から、喘息が出て

 重症になる。 金谷さんは真っ白になるくらいひどい

 黄砂が来ても、何も感じない。多分元気な方は短期的

 に、多少黄砂を吸い込んでも影響が出ないと思う。”
 


 ”花粉なども一杯浴びすぎると出るとか?”

 

金谷さん

 ”重要なテーマだと思って、今、一生懸命やっています


 がお母さんたちが、子供さんを外遊びさせない方がいい

 のか、マスクをつけさせればいいのか、目とかはどうか

 とか、本当に大事なところなのですが、今、研究していて、

 まだ2,3年はかかるのです。

 今までは健康なお子さんが小さいときに黄砂を浴びせて

 おいた方が良かったということになるのか、又、浴びせて

 はいけないのかまだ、よく解っていないのです。

 そういう状況ですので、現時点では、むちゃくちゃに保護

 しちゃったりせずに、体調の悪いときにはおうちの中で

 遊ばせた方がいいぐらいにするとか、まだわからないので、

 個人的に、そう思います。



アナウンサー

 ”本当にわからないことばかりですので、今、できる基本的

 な対策を伺ってきました。

 先ず黄砂の多い日には、

  ・帰宅したら、すぐ体や髪を洗う

   花粉と同じようにいかに、部屋の中に黄砂を持ち込まな

   いようにするかが大事。

  ・洗濯物は部屋で干す。 黄砂の少ない日は外干し。


 (つづく)


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