80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

諦めること勿れ

2011-06-13 12:46:46 | お正月
 今から約45,6年前、私が保育科に通っていた頃、それまでの栄養学

がころころ変わって行くのを感じたことがあったが、このところ本当に

科学の進歩が早くて、世の中まだまだ捨てたものじゃあないという気が

してきた。

 昨日のNHKテレビ、スペシャル "寿命は延ばせる" をご覧になられた

方々も多いと思うが、”サーチュイン遺伝子”という人間の寿命を延ばす

ための遺伝子があり、それをどのようにしたら,スイッチを”ON"にさせ

ることができるかということで、それができれば、120歳まで、元気で

動けるということだった。
 
 現にアメリカでそのことを続けてこられた方々があり、その中の101

歳のおじいちゃまが、本当にお元気で、力も強く、お隣りにおられた方が

 "握手して御覧なさい。驚くわよ”と言っておられたが、実際握手された

レポーターの方は、すごい力だと言っておられたが、ご本人は

 "自分はまだ身の回りのことも、庭仕事でも何でもできる”と、豪語して

おられたのだ。

 と、なればである。今、日本では年金問題が少なからずお若い方々に

とっての大問題になっていると思うが、もし百歳でも頭も体もお元気ならば、

何も60歳か65歳で仕事をやめなくてもいいではないか。

そうなれば、年金を支払う時期をうんと遅くすることができるし、毎月積み

立てている年金の額も減らせるかもしれない。

まあ、お元気だからといって120歳までこき使われるというのは働くのが

好きで好きでたまらない方以外はお気の毒だから、90歳かあるいは百歳迄

働けるようにしたらどうであろうか? その後はすばらしいシニアライフを

お楽しみいただくということで・・・・。

何十年間分の労働者が急に増えるということになれば、日本の経済にも、

いや世界の経済にも大いなる影響があるわけであるし、子供さんが増えるの

であれば、教育をしていかなければいけないのだが、全くその必要がない

お年寄りであればいいこと尽くめではないのだろうか? 

日本人のすばらしいさまざまな技術が、即、増えるということと同じである。

さて、どうすれば、”サーチェイン遺伝子”を ”ON " にできるのかと

いうと、食事を減らすというか、カロリーを30%減らすことを続ければ

いいというのである。もちろん栄養価は偏りのないようにいろいろと考えて

食事を取ることが望ましいようではあるが。

 日本には昔から"腹 八分目 医者いらず。”という言葉がある。

ご病気の元になる遺伝子を傷つけないようになるというのはお医者さまの

数も、少なくてすむだろうし、今、盛んに叫ばれている食料危機の問題も

クリヤーできるかも知れないのである。

 万々歳ではないか?

 何だか世の中がばら色に見えてきませんか?