風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

Old friend

2015年06月02日 23時45分49秒 | 風竿の音楽夜話

北部税理士総会でのアトラクションのお役目を終えて

せっかくバンドの仲間が集まったということで、大町のお師匠様の経営する喫茶店へ出向くことに。

そこは何とカラオケ喫茶に大変身されていた。

近所のご高齢の皆さんの愉しむ社交場にモデルチェンジ

そこで、久しぶりに鎌ちゃんと音楽談義に花が咲く。

私達の師匠はその昔、九州のジェイムスブラウンと呼ばれた人。

そのヴォーカルたるや、誰にも真似の出来ないブラックフィーリング溢れるもので、それは凄いものだった。

若い頃、このお師匠様から厳しく鍛えられたんである。

単なる歌唱力だけではなく、歌心とヴォーカルのスピード

即ち緊張感なのだ。

前ノリ、後ノリ、突っ込み、シャウト、シャクリ、

そんな歌を教えられた。

そんな鎌ちゃんの貴重な音源がYoutubeにのこされていた。


そのライブの時に私も唄っていた。何とオリジナルソング

恥ずかしながら・・・・・。

<!-- 懐かしのバンド ストロベリー -->

師も今年69歳になられるのだという。

糖尿病からくる眼の病や股関節骨折、色んな困難と格闘しながら、何とか頑張っておられた。

最近はちょっと弱気になっているから、顔をみせてくれれば喜ぶ筈だからと娘さんから云われていたのだった。

カラオケ店だから歌わにゃソンとばかりに、メンバーが歌い出すと、師匠も楽しそうに同調してくれた。

背筋はピンと伸び、声も衰えてはいなかった。

まだまだやれる

69歳と66歳、64歳と63歳が次々と英語の歌ばかり続けて唄う。そして3声でハモる。

何とも愉しからずや。

また来るね。

再会を約束して土砂降りの中を家路についた。

今日から北部九州は入梅したのだという。

前も見えないほどの豪雨の中の帰路であったが、心はホンワカしていた。

友達はいいものである。

 

 

 


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