風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

干し柿

2014年11月30日 23時27分58秒 | 風竿日記

木枯らしが吹き始め、吐く息が白くなりだして、めでたく晩秋が我が家にもやってきた。

早いもので明日から師走なんである。

職を代わり、日々のルーチンに慣れるのに手間取って6年間続けてきたブログも疎かになってしまった。

この間、身内はもとより、大勢のお方から、

「一体どうしたの・・・・。」とご心配を頂いたのたが、慣れるまでは心の余裕がどうしても確保できなかった。

メンタリティーが弱いという弱点にも今更ながら気付いた次第。

さて、晩秋なんである。

我が家のノルウェイの森もすっかり紅葉してくれている。

山モミジと花ミズキ、姫シャラの木が一斉に赤く染まり、ちょっとした赤の共演なんである。

そんな日々の中、今年は長年やってみたかった干し柿作りに挑戦

そのままではとても食えない渋柿を買ってきて、綺麗に皮を剥くと熱湯に潜らせ、そのままロープに括りつけて軒先に干すのである。

三瀬峠あたりに行けば大々的に見れる光景なのだが、我が家にこうして吊るしてみれば可愛いこと可愛いこと・・・・。

雨にあたるとダメなので、洗濯物よろしく入れたり出したりと忙しいことこのうえない。

夏休みのアサガオ観察日記ではないが、毎朝起きたら一番に干し柿の変化を眺めている。

その昔のお正月元旦、実家では家族全員打ち揃って、年取りの儀式があり、そこでスルメと昆布にお屠蘇、甘干しとミカンが必需品なのであった。

家長たるオヤジは苦虫を噛み潰したような顔をして、厳かに

「あけましておめでとうございます・・・。」と云うと

家族はその後に続いて

「あけましておめでとうございます・・・。」と声を揃えて云った。

スルメと昆布を両手で頂く・・・。

オヤジがお屠蘇を呑むと、次は長男たる私の番であった。

その後は干し柿(甘干し)を食べる。

但し我が家の慣わしでは、そのタネの数で今年の運勢が決まるんである。

奇数ならば良い、とりわけ七個ならば最上運とされていたので、私達子供はハラハラしながら口の中でタネを数えたものだ。

今年の暮れには弟にも、種七個入りの干し柿を上げようと思う。

 

 

 


ピアノ

2014年11月12日 23時49分08秒 | 風竿日記

始めは

こんな無骨な不器用な男にピアノなんて弾ける訳が無いと思っていた。

まさかピアノを弾きながら歌を唄うなんてこと、とても出来る筈がないと、

そう思っていたのだ。

ところが、もう5年ほどもなるのだろうか・・・・。

少しづつ、コードを覚えて、左手でベースの音を入れて

トテトテ、フラフラとやりだしたら、

いつのまにか弾けるようになった。

振り返って思い直してみると、まあ不思議なことに、

弾けるようになったのだ。

始めは左手が、てんで言うことを聞いてくれなかったのだが、

本当に少しづつではあるが、始めはとてもハードルが高いと決め付けていた曲でも、

日に日に進歩の跡が判るくらいに弾きこなせるようになる。

そこで、人間の潜在能力は本当に素晴らしいものだと思わされる。

私が、私のような男ですら弾けるようになるのだから

ピアノを弾きたいと思う人には絶対弾けるようになる。

ということで、いつもギターより簡単とピアノを勧めている。

何種類かのコードを覚えて、その根音ともいえるベースの音を左手で入れるだけ。

その積み重ねで、続けているうちに必ず弾けるようになる。

一日10分でもいいから、毎日ピアノに向うこと。

それだけで、貴方もピアノが弾けるようになる。

ただし、あの格調高いクラシックではない。

自分の好きな音楽を唄いながら弾くピアノの話ではあるけれど、それでも充分に楽しいものだ。

ぜひぜひ挑戦されてみたら如何でしょう。

 


我が家

2014年11月11日 23時57分23秒 | 風竿日記

何も変わり映えもしない我が家

最近慣れない仕事に追われている私だからだろうか

家が頗る恋しいんである。

くたくたになって疲れて辿る家路は、とても嬉しいものだ。

ゆっくりと、くつろぐ家

好きなギターも無造作に転がっているが、微笑みながら私をウェルカムで迎えてくれる。

質素な大根葉の漬物も、私を温かく迎えてくれる。

そんなありきたりな日常であっても、

家が、その存在が実に有難い。

好きなビートルズを寝転がって聴ける。

そんな時間が有難い。

ボーッとしているパジャマ時間が嬉しい。

仕事をして、しみじみと判る。

家、家族、愛犬、趣味の有難さなんである。

そういうただ平凡なことが、生きている喜びなのかも知れない。


多忙は大好物だった筈だ。

2014年11月07日 00時50分11秒 | 風竿日記

午前中は大町支部研修会で30名ほどのご出席を賜った。

税にまつわるエトセトラのお話を武雄税務署さまからして頂き、昼食を取ると、大急ぎで武雄に戻って

今度は税制に関する提言書を法人会会長が、市長さま、議長さまに手渡す大切な役目のお供をする。

武雄市・嬉野市・鹿島市へ出向く。

武雄市は昨日経済産業省の委員会の公聴会で、痛快な意見を述べてこられたばかりの樋渡市長が面会に応じて下さった。

短い時間ではあったが、頭の回転の速いこと・・・・。

千手観音のごとく多種多彩な政策を展開されるしちょうだけあって、精気に溢れておられた。

次ぎに嬉野市長様も会って頂いた。

ご実直な市長様で、よくお話を聞いて頂いた。

帰り際、私の再就職にも触れていただき、嬉野市のこともお願いしようと思っていたのに・・・と最大級の賛辞を頂戴して恐縮

鹿島は全然会えず・・・・。残念

法人会の来週は支部研修会が目白押しの日々、2回の懇親会を含め殆ど毎日なんである。

これは不慣れなこともあって、心してかからねばなるまい。

 

夕6時からはライオンズクラブの理事会

来週から再来週にかけての驚異的なスケジュールのチェック

11日はライオンズガーデンの芋掘りと夕方は45周年実行委員会

14日は、クラブ例会と武雄物産まつりの献血、さらには200個にも及ぶバザー品の値付け準備

15日は献血とバザーの武雄物産まつり本番

夜はある先生の恒例行事、収穫祭に招かれている。

合間をみて、大ホールでの音楽イベントへの出演、その練習もせねばならない。

16日も武雄物産まつり本番で引き続きバザー出店

ところがこの日は法人会でも献血ボランティアをしなくてはいけない。

そして再来週はいよいよライオンズ創立45周年記念パーティの本番となる。そのための準備が半端ない。

何しろ総勢280人ほどの祝賀会を仕切らねばならないのだ。

 

その大パーティが終ったら、次の日は永島会の忘年コンペで三川内のゴルフ場へ・・・

 

さて、自分の体力・気力を充実させておかないと、忙殺されることにもなりかねない。

最近蝉が鳴いているような耳鳴りがするようになってきたのもちょっと気に掛かる。

いずれにしても、ただ漫然とやってるだけではダメ。

気持ちをこめないと・・・・。

自戒して、この大忙しの二週間を乗り切らないと・・・・。

忙しいのは望むところだった筈ではないか・・・。しっかりせねば。

 

 


新人二日目、ああ目が回る。

2014年11月05日 23時58分27秒 | 風竿日記

4ヶ月ぶりの仕事を頂いて、いかに体が鈍っていたかを痛感する。

公益社団法人の組織で、会員様はすべからく企業の社長様ばかりという性格上、前後左右、縦横斜めに気配りを怠ってはいけない。

いやはや、何の仕事も楽ではないのであるが、その点、引継ぎをなさってくれている専務さんの仕事振りたるや、見事・・・・。

間断なく動き回られ、そのスピードたるや神業の如しなんである。

私はただただ、オロオロしてついて回るのがやっとの状況。

どちらかと言えば戦略と経営判断、そしてお客様とのコミュニケーションを持ち場としてきた私には、

そのことは、とても新鮮なのだが、

4ヶ月間惰眠を貪ってきた体がヒイヒイ云っている二日目。

肩がガチガチに張ってしまった。

驚異的にスケジュールをこなす先輩を、凄い!と心底思わされている。

支部研修会と言う恒例行事が、今日から何と7連荘くらい続く。

そして合間を見て、役員企業さまへの挨拶回り・・・・。

その間18日は、税を考える週間の記念講演会も控えているというのである。

11月は特別に忙しいのよね・・・。先輩は笑いながら、何も判らない私にそう云った。

 

普段はとてもお会い出来ないな立派な会社の社長様に、アポなしでドンドン会って親しく話される先輩・・・・。

11年という事務局を預かる責任と格闘され、進化されたのだと心から尊敬に値する仕事振り。

名刺が二日間で50枚無くなった忙しさ。

明日は支部研修会が一件、その後は管内の各地方自治体の首長さんと議会議長様へ税制の提言書を会長のお供で手渡しして廻らねばならない。

頑張らねば・・・・。

 

 

 


合唱団やまびこ定期演奏会

2014年11月04日 23時59分02秒 | 風竿日記

今朝は冷え込みました。5度だったそうで・・・・。

そんな中を初出勤致しました。

武雄法人会という公益法人に再就職を果たし、第二のサラリーマン人生を歩みだしました。

慣れない職場だけに、帰り着いたら、もう口も利きたくないくらいにヘトヘト

それでも、少しでもお役に立たねばと思わされています。

張り切っているというほどに、もう元気はありませんが、期待してお迎え頂いた訳ですから、ここは頑張らないと・・・・。

さて、日曜日はかって私も在籍していた合唱団やまびこの定期演奏会

身内から妻と母が出演していますので、これは行かねばなりません。

聴いていて、ふと気が付いたこと・・・・。

コーラスのレベルが上がっているということ。

僕らの頃は、リラックスはしていて、仲間意識で楽しく歌いましょうという雰囲気だったのですが、今の合唱団は、意識が高く、コーラスの質が高いのです。

それはピアニッシモの時によく判ります。

発声の基本が出来ているので、弱い音でも乱れなく美しいハーモニーが奏でられています。

よく鍛えられているなあと感心しきり・・・・。

さて、わが嫁は・・・・・

居ました。頑張っておりました。

今年はピアノを弾かないのが残念だったけれど、それでも音楽に関わっている彼女は、ステキです。

第一ステージのアニメソング、中々合唱のアレンジが垢抜けていて、素晴らしかった。

第二部は合唱組曲「蔵王」

難しい曲ですが、見事に暗譜しての堂々の挑戦

伊万里合唱団の応援も、よく息が合っており、見事でした。

三部のキッズミュージカル仕立てのステージも素晴らしいものでした。

大ホールが満員になるほどのお客様

同じ音楽を嗜む身としては、羨ましい限りでした。

さて、早く寝なければ・・・明日も頑張るぞ・・・・。

 


再就職

2014年11月01日 23時50分28秒 | 風竿日記

ありがたい再就職のお話をたくさんご心配して頂いていました。

それは身に余る光栄なもので、恐縮・汗顔の極みでありました。

お一人お一人の温かいお気持ちを考えると、随分と悩みましたが、条件はともかく、一番はじめにお誘いを頂いた仕事に就こうと決めました。

連休明けると、また社会人に復帰いたします。

これまでの経験と、人脈を行かして、幅広く社会にご恩返しの出来る仕事だと思っております。

また、こんなつまらぬ、少し疲れた、粗末な男でありますが、

どうか宜しくお願いを申し上げます。

丁度クールビズも終わり、ネクタイをギュッと締めて、張り切って職場に向いたいと思います。

新人が持っていくべき大学ノートを持参して、習ったことは一言も聞き逃さぬように、忘れぬようにしなければ・・・・・。