風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

おやじバンド

2015年11月23日 21時34分49秒 | 風竿の音楽夜話

親父バンドが台頭著しい昨今である。

若い頃は買いたくてもとても買えなかった舶来の楽器が、為替レートの関係もあって、手に入りやすくなったのも後押ししている。

オヤジの若い頃はエレキギターなど持っているだけで、不良といわれた時代であった。

海外ではビートルズ旋風が吹き荒れ、それに影響を受けたグループサウンズといわれるバンドが雨後のタケノコのように次々と生まれた。

ブルーコメッツ・スパイダース・タイガース・テンプターズ・オックス・ワイルドワンズ・ジャガース・ゴールデンカップス・サベージ・パープルシャドウズ・カーナビーツ・シャープホークス・ビレッジシンガース・・・・・思いつくだけでもこれだけある。

そんな時代に団塊の世代は育ったのだ。

その頃ビートルズのジョンレノンが使っていたギターがある。

ギブソン社のJ-160Eというピックアップを備えたギター、これが1966年頃に盗まれたにも関わらず、最近発見されてオークションにかけられ3億円で落札されたのだという。

確かに初期の頃はこのギターで録音したものが多い。

 しかし3億円とは如何に・・・・

因みに私のギターコレクションの中にもこのギターがあるのだが、

こちらは僅か20万円ほど・・・・。

オークションにかければせいぜい15万円くらいだろうか・・・。

それはそうと、今週の金曜日は久しぶりに博多でライブ出演

長浜公園の近くの「Sugar time」というお店で夜の8時から

また12月5日(土)には有明町のライブカフェ「ROAD」で毎年恒例のJohn Lennon's Night Vol16が開催されます。

どうぞお近くの方でビートルズフアンの皆様はぜひオヤジバンドの味のある音を聴きにおいで下さいませ。

特に博多は人脈が薄く苦戦しております。

あらあら、ライブの告知になってしまいました。

とブログを書いていたら、嬉野の同好の士からアドバイス

彼はビートルズの現役世代の私とは違い、まだ31歳という若さなのだが、ビートルズフリークを通り越して、まさに研究家の域に達しているお方。

ある老舗旅館の若旦那なんである。

ポールのライブには万難を排して駆けつけるほどなので、ポール命かと思いきや、ジョンのこともごっっう詳しいのだ。

ということでジョンのギブソン160-Eは1963年に盗まれたということでした。

ここに訂正して深くお詫び申し上げます。

 

 


旅立つ秋

2015年11月23日 00時07分17秒 | 風竿日記

秋は実に早足である。

9月、10月、11月と仕事に追われているうちに

季節は木立を抜けて晩秋を迎えた。

「武雄物産まつり」で二日間献血運動に精を出し、疲れきっての帰り道に見かけた武雄市文化会館の生垣は、

銀杏の帽子を被って、ちょっとお洒落を気取っていた。

今年の紅葉はヘンな夏を経た昨年からすれば、マシな方ではあったように思う。

それにしても銀杏の落ち葉を散りばめた生垣とは・・・贅沢な晩秋の装いである。

そして我が家の軒先も・・・晩秋の風物詩がぶら下がっている。

平谷温泉の物産販売所から買ってきた干し柿用の柿が33個

男手で剥かれて軒先へ

美味しい干し柿が完成する頃には

すでに秋は旅立っていることであろう。

昨年もこのような晩秋であったのが昨日のことのよう。

あっと云う間の一年。

時の過ぎ往くのが年毎に早くなり、それが寂しくもある。

柄にもなく、ボズ・スキャッグスの「We are all alone」でも聴きたい気分である。

 


One Fine Day

2015年11月12日 23時45分21秒 | 風竿日記

かって、「ワン・ファイン・デイ」というポピュラーソングがあった。

カーペンターズのバージョンが一番秀逸であったので、それをご紹介して話を進めてみたい。


私のOne は文字通り犬が吠える「ワン・素敵な日々」と和訳する。

相棒の愛犬レオンはその後、術後の経過もよく、家の中を脱兎のごとく走り回り、すっかり元気になってくれていた。

8月後半に脾臓に大きな腫れが見つかり、9月初旬に山口大学動物医療センターで摘出手術を受けていたのだが、何とか元気を取り戻し、10月は元通り平穏な日々を送っていたのである。

家族同然とも云うべき愛犬との普通の生活が、いかに有難いものかと痛切に感じていた幸せな10月であった。

ところが、この8日の日曜日の午後、頭を縦横斜めに頻繁に動かすので、おかしいとよく見たら目が回っているような素振りなんである。

これはいかんと月曜になって動物病院に駆け込むと、前提障害の恐れありとの診断

まずは眼振を止めねば脳がおかしくなってしまうということで、この日注射を7本も打たれた。

ステロイド系の薬を投薬されて、微睡むことにより少しは楽になったのか、目が回る状態の眼振は収まってはきたのであるが、歩くと首を左に傾けながら、足がもつれてすぐに転んでしまう。

本人は必死になって歩こうとしているのだが、歩けない。

思い余って「クン、クン、クン」と鼻にかけて泣くのが可哀そうなのだ。

悔しいに違いないのだが、本人は自分の身に何が起こっているのか判らないのが本当だろう。

脳梗塞の恐れもあるので、主治医に駆け込もうとしたが、日曜当番医の代休で月曜日はお休みなんであった。

困り果てて違う病院の門を叩いたのだが、待つこと、待たされること・・・・。

それでも診てもらえたから良かったものの、飼い主からすれば本当に心細かった。

今年14歳となる老犬ゆえに、この先は介護の日々が待っていることであろう。

これまでの「ワンちゃんのFine Day」がいかに素晴らしい日々であったのかと、しみじみ思わされているが、これまで十分に癒されてきた私。

これからは私が彼に恩返しをする番がやってきたのだ。

終末医療に通じる道かもわからないが、愛犬の立場に立ってモノを考えていかねばなるまい。

彼が我が家に初めてやってきた日のことを昨日のように覚えている。

私の両手の中にスッポリ納まってしまうような子犬であった。

歳月のスピードは実にあっという間、そして無常に速いものだ。

歳月は犬を待たずである。

 

 

 


もっと身近に

2015年11月09日 23時08分42秒 | 武雄法人会頑張る

武雄法人会にお世話になって丸一年が経ちました。まだまだ大した仕事は出来てないのだけど、減少傾向が顕著だった会員企業の動向が増加に転じたのは嬉しい限り。

脱会者から言われるのは、会社の転出か解散を除けば、法人会のメリットなのだが、それはそのまま私の仕事のテーマでもあるのだ。

当事者たる我々事務局は一年中、のべつまくなく走り回っているのだが、それが一般会員様に見えてないのが残念でならない。️

そこで少しギアチェンジして、「もっと身近な組織に」を合言葉に色んな仕掛けを施してきた。

会員増加対策。

ローカル色を強めた会報の発行。

青年部の活性化。10月には会員交流を強化するために、100人規模のゴルフコンペを実施した。お世話は大変だったが、反応は抜群に良かった。

そして今度はたけお法人会異業種交流会の開催である。

というのも、武雄税務署管内が私達のテリトリーなのだが、武雄市、鹿島市、嬉野市に大町、江北、白石、太良の各町という旧藤津杵島地区で、県下でも一番広い広域。

支部も10支部を抱え、その管理だけでも大変な労苦を強いられているのが実情ではある。スタッフは私とベテラン事務員の二人なのだ。

そしてその武雄税務署管内での異業種交流会がこれまで無かったのが不思議なくらい。️

この地域内での交流親交を深め、新たなビジネスチャンスの創設の場を作れないかと大それた事を考えた。

理事会に計ると、直ぐに 「よしやってみろ!」

ということになった。長年武雄商工会議所の異業種交流会に所属して勉強してきたことがこんな場面で役に立ちそうな気がしてきた。

新しい色んな事を創意工夫しながら会員目線でやってきたので、立ち上げが少し遅れたのだが、来年早々に第一回の発会式を行うべく準備しているところ。

失敗を恐れていたら何も出来ずにそのうち死んでしまう。

試行錯誤しながらも、少しでも前に進みたいものだ。

そしてそんなクリエイティブな仕事ほど愉しく、燃えるものだ。

また頑張らねばと思う。


休日の散歩道で

2015年11月08日 21時44分25秒 | 風竿日記

絶対的に歩かなければならないことを、今更に思わされている。

老化とは筋力の衰えから始まるものらしい。

何処に行くにも「ドアツウドア」に慣れてしまっていて、週末のゴルフも腰痛で避けていた私。

まったくの運動不足は火を見るよりも明らかなのだ。

ということで何度か習慣化しようとしてきた散歩を復活。

3000歩のウオーキングから始めることにした。

しかし、休日の散歩は実に気持ちのよいものだ。

疲れた腰を庇いながらではあるが、時折いい景色に出会うとスマホのカメラで切り取りながら歩く。

燃えるような鶏頭に出会い、ハッと驚いたりしながら歩く。

人様のお花であるが、ちょっと失礼してパシャリ。

紅葉も顔負けの美しさなんである。

私の家は冬野堤の水下に面している。

私は堤とは呼ばずに湖だと言い続けているのだが・・・・。

その水面に私の家と山の稜線が、グラデェーション絵の具で描かれていたような景色を切り取ったのだが、

思わず・・・ホーッという水彩画的な写真であった。

こんな光景も、歩くから撮れるモノダネなんである。

大豊作だった田んぼの光景も田舎ならでは・・・・。

今の自宅に満足している私である。

こんな素晴らしい環境にお世話になっていてウォーキングしないなど無いよね。

といいつつ、雨で今日の散歩は早速断念したのであった。

2.5キロほどの湖周り一周コース。

今は歳をとって長い散歩は無理の愛犬レオンと、何度も歩いた道である。

30分ほどで帰り着くといい汗をかける道。

私の人生と同じで、長く曲がりくねった道でもある。


今度の週末はライブでお会いしましょう

2015年11月06日 23時17分53秒 | 風竿の音楽夜話

 

ビートルズのススメ vol 2

2015.11.7(土)19時半

有明町・ライブ喫茶 「ロード」

 

秋の夜長をビートルズで愉しもう❢❢

出演 ◆レギュラーバンド  The Apples

◆ミュージック・チャージ1000円

ライブカフェ・ロード ☎0954-60-0041

(有明町深浦国道207号沿い・ロードの看板が目印です)

※リクエストがあれば、事前にロードまでどうぞ

 

 

今度の土曜日11月7日は有明町ライブカフェ「ロード」での定例ビートルズライブ

私の所属するThe APPLESが出演します。

風邪で苦しんでおりますが、何とか体調を整えて出演します。

2ステージ、ビートルズの曲を取り揃えてお贈りします。

メンバーは・・・・

EB 岡ちゃん、EG 中島くん Dsチャーリー EG・Pf 風邪竿

の仲良し4人組

 

お時間の許される方は、是非お越し下さいませ。

愉しい時間を一緒に過ごしましょう。

ライブ告知でした。


人間万事塞翁が馬

2015年11月05日 22時58分32秒 | 風竿日記

今年の5月からずっと腰痛に悩まされていた。

時々ゴルフの後など、歩けなくなったりした。

少し座って休むと何事もなくまた歩けたので・・・・坐骨神経痛と自分で勝手に決め込んでいたが、症状としては脊柱間狭窄症の疑いもあるということ・・・・。

7月頃から、立ったり座ったりする時には、とうとう腰からお尻にかけて、ピリリと気持ちの悪い電流のような痛みが走るようになり、それが膝の後ろ側にまで来始めたのだ。

それゆえに、体を後ろに反らすのがとても大変になってしまったのである。

ありとあらゆる治療を試みてきたのだが、なかなか良くはならなかった。

そんな中でいつも通う武雄川良整骨院のテーピングは効果ありであった。

それでも腰の重苦しさはとれなかった。

病院に行けば直ぐ手術と言われるのが嫌で、色々と一人思い悩んでいたんである。

さて、10月の仕事の忙しさは最上級であったが、腰痛と闘いながら10支部の研修会をこなしていた。

DVDを流したり、司会をしたりして研修会の仕切りをやらねばならないのだが、その途中で歩けなくなることまであった。

月末近くは疲れもピークであったが、たけお法人会始まって以来の会員様向けゴルフコンペを開催することになっていて、私も無理を押して出場することに・・・。

前日整体に行き、テーピングをして頂き、さらには腰痛コルセットを纏い、幸い18ホール、何とか回ることができた。

96のスコアはフルスイングの出来ない腰痛の状態からすれば自分を誉めてあげたいほどであったが、その後も、表彰式・懇親会と進行役を務めねばならず、ずっと立ちづくめ・・・・。

自分が可哀想と自己憐憫する暇もなく、スタッフとの慰労会もこなして深夜にヘロヘロ帰宅。


折り悪く、翌日からは県内の法人会事務局の年に一度の視察研修慰安旅行で沖縄へ

早朝から、腰痛を押しての強行軍であった。

沖縄は話題の普天間基地問題の最中であったが、街中は立派な建物ばかり

道路も素晴らしく整備されていて、国際観光都市の様相であった。国の予算が手厚いのは仕方が無いにしても、活気に溢れていた。

観光客は中国人が圧倒的に多く、嘉手納基地を眺める「道の駅嘉手納」ではたくさんの中国人が基地を観ていた。

どんな気持ちなのか、そこに不思議な調和を感じたものだ。

 

さて、前日のゴルフで相当歩いたのだが、沖縄でも連日相当の距離を歩かされた。

首里城から沖縄ワールドテーマパーク、国際通り散策、美ら海水族館、フラワーガーデン、さらに空港でも歩け歩けである。

都合ゆうに6キロは歩いたことだろう。

そして瓢箪から駒、いつの間にか腰痛、とりわけ背面の嫌なピリピリが本当にいつの間にか消えうせていた。

あれだけ苦しんだ痛みが消え去ってくれたのだ。

これは思わぬ収穫と喜んだものだ。

こんなに嬉しいことはない。

相当な距離を歩いたからであろう。

腰痛から断念すら考えたゴルフと旅行

バスから降りるときは、「また歩くのか・・・」と顔をしかめていたのにである。

 

人生は何が幸いするか判らぬものだ。

沖縄から帰ると有田町ポーセリングパークのドイツビール祭りでのライブの仕事が待っていた。

腰痛が消えたので2ステージを愉しく務めることができた。

29日から続く強行軍にも、好きなビートルズを奏でられての喜びが心をウキウキさせた。

ステージが終ると、メンバーが嬉野で反省会をやろうと切り出した。とんでもない、早く帰りたいほど疲れていたのだが、

言い出したら聞かない男なので、疲れた身体を引きずって無理やり付き合うことにした。

その時にちょっと寒かったのだが、メンバーとの語らいは愉しく気にもならなかった。

翌日からは仕事。

喉が酷く痛かったので、

「ああ、しまった!」

とばかりに病院へ行くと、やはり風邪をひいていた。

3日の文化の日は悪寒が酷く、一日中寝る羽目になった。

4日の仕事も昼から帰らせてもらった。早退して抗生物質を投薬し、ずっとベッドで只管眠ったのだが・・・・

一向によくはならなかった。

そして、今日も具合が悪い。

とまあ、馬鹿な男の話なのだが、

人生は糾える縄の如し

いいことも悪いことも一枚の皮の上の出来事なんである。

そんなここ数日でありました。あーあ。

人間万事塞翁が馬なんである。