風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

赤い宝石の季節

2014年04月30日 18時36分32秒 | 風竿日記

我が家の「はっぴいガーデン」のゴールデンウイークは、真っ赤なルビーの宝石が鈴なりになってやって来る。

家を建てた時に私が植えた、3本の暖地さくらんぼが、今年も山のように実をつけてくれた。

私はこの美しい宝石が可愛くてたまらぬのだ。

「おお、今年もこんなに鈴なりになってくれたか・・・。ありがたい・・・。」

そんなことを呟きながら、感謝の気持ちで収穫に追われる。

そしてそれは、ご縁ある人々に小分けして届けることになる。

見て、見て、見て

この宝石のようなさくらんぼ

口に入れると、甘酸っぱい初恋の味がする。

還暦を過ぎると、きちんと季節が巡り来るのが、とても有難く、嬉しくなるものだ。

ましてこんなにもステキな宝石のプレゼントを自然から頂くとなると、喜びも一入なんである。

昨年はこれでジャムを作った。

見よう見まねで作ったのだが、これが中々美味しかったんである。

さくらんぼ、その殆どを、くいしんぼの当時お付き合いしていた今の嫁さんにあげたのであった。

彼女は殊の外大喜びであったらしく、云わばこのさくらんぼが嫁さんを連れて来てくれたようなものなんである。

 

その私達の暮らしの窓辺に ひとりでたわわなるさくらんぼは今年も実りし

 

さくらんぼさくらんぼと くいしんぼの妻はわらひたる結婚指輪のよふな実りに

 

 

一年一年を大切に生きていかねばと笑ひたる出窓の先のさくらんぼに

 


縁は異なもの、ゼロスターズの奇跡

2014年04月28日 20時05分04秒 | 風竿の音楽夜話

昨夜の「温泉deビートルズ音楽祭」プレイベントは合計3バンドでライブ

そのオープニングを飾ったのが、お馴染みゼロスターズ

相変わらずすこぶる付きで元気がよろしいステージなんである。

なんというか、温かいステージというか・・・・元々浴衣を着てのステージだから、温泉気分の温かさが売り物のバンド。

時々子供さんの観客が居るとお菓子を配ったりもする。

彼は、豊村貴司先生、この春から見事、武雄市議会議員として当選

行動力抜群の素晴らしい男なのだが、実は佐世保市の出身

仕事の関係で武雄市に来て、もう20年近くになるのだろうか。

同級生も誰も居ない土地で、見事市議に当選したのは立派。

武雄人(たけおんちゅ)という町おこしグループ、ボランティア、PTA、温泉まつり実行委員会、街づくり委員会、温泉deビートルズ音楽祭、バンド演奏からうれしめでたまで、体が休まる暇もないほど忙しく人のために動き回っていたから、市議会議員は彼の天職のようなもの。

当選して良かったなあと心から喜んでいる私なのだ。

そしてこの日は自己啓発の勉強に上京していた、もう一人の市会議員朝長君も居るのだ。彼がメインのヴォーカリスト。

ライブ中東京から電話で出演するという離れ業を演じてくれた。

それにしても、バンドに市議会議員が二人も居るってのは、日本中を捜してもないだろうと思う。まさに奇跡というほかない。

次の奇跡はこの男・・・・・。

まだベースを弾き始めて3ヶ月にしかならぬのに、口元に妙な余裕の笑みを浮かべているのは、我が九州ひぜん信用金庫のあるお店の支店長さん。かって私の部下だったお方。

彼も温泉deビートルズ音楽祭の優秀なスタッフなんである。

口数は少ないが、仕事きっちりのタイプ。

この日私は彼のベースプレイが気になってというより、心配で仕方が無かった。

それでも3ヶ月の割には・・・・何とかなっていたようで、正直ホッとしたものである。

小さなメモ紙のような譜面を見ながら弾いていたので、こっそりそのペーパーを覗き込んだら、何やら暗号のようなものが書かれていた。

めでたく栄光のゼロスターズの二代目ベーシストとして活躍している。

・・・・・そもそもである。

このゼロスターズは、温泉deビートルズ音楽祭の実験バンドなのだ。

何の実験かというと、まったくバンドや楽器そのものを手にした事が無いズブのど素人が、バンドを結成したらどうなるのか・・・・というもの。

ところが僅か半年の猛特訓で、一年目の温泉deビートルズ音楽祭のコンサートで見事なデビューを飾ったのであった。

このインテリ風な男は実は九大卒のインテリバンドマン。

彼は遅れてこのバンドに入ったのだが、音楽的な素養は抜群で、彼のお陰でサウンドがギュッと引き締まったものである。

地方公務員で市長の信任も厚く、勿論とても素晴らしい仕事ぶりなので、とても忙しい人なのだが、いつも気取らず、常に前向きで明るく、素晴らしい人格者なんである。

そう云えばヴォーカルの朝長議員も九大卒だから、このバンドには九州帝国大出身者が二人も居ることになる。

何とも奇跡的に面白いバンドではないか。

ドラムの正木君も抜群のリズム感で、素人とは思えないステック捌きであるが、とぼけたボケ役に徹しているのが見事。

この人が初代の温泉deビートルズ音楽祭の実行委員長さん。

料理の腕前は五つ星の紅一点、ユキエ姐さんのキーボードとヴォーカルもいい味を出してくれている。

この6人が温泉deビートルズ音楽祭を通じて出会い、然も一緒に音楽を醸し出しているのだから、縁というものは異なもの、不思議なものである。

この素人バンド「ゼロスターズ」は、ゴールデンウイークの5月4日、いよいよ博多のビートルズのメッカ「キャバーンビート」にデビューすることになった。

その日は私達のバンドも8回目の「祝ご出演」なんであるが、彼らのパフォーマンスの前に沈没せぬように頑張らねばと思わされている。

とにかく面白いバンド「ゼロスターズ」仲の良さも抜群であります。

 素人でもここまでやれるのだから、皆さんもバンドに挑戦してみたらいかがでしょう。

さて、5月4日の夜、福岡の皆さんご期待下さいませ・・・。

 


温泉deビートルズ音楽祭プレイベント

2014年04月27日 12時36分11秒 | 風竿日記

今日は午後6時から温泉deビートルズ音楽祭のプレイベント

今年の音楽祭の幕開けを告げるコンサートがスタジオINPUTさんで開催されます。

まだ発表は出来ませんが、今年のイベントは凄いことが起こります。

武雄の新名所「武雄市図書館」とタイアップした、ビートルズのメンバーに関する未発表の、ある展示が行われる予定。

全世界初となるもので、大きな話題になることは間違いありません。

まだ発表できないのが心苦しいのですが、それはもうしばらくお待ち下さい。現在慎重に話を進めております。

さて、今夜のライブは長崎市からThe VOXという実力派バンドと地元で人気のゼロスターズというバンドとのタイバンとなります。

私達The AppleBeatsも地元では久しぶりのライブ

長崎・佐世保・博多・大分と遠征が多かったので、今日はリラックスして愉しみたいと思います。

会場費の関係で有料となりますが、是非お越しいただきたいとスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

今夜は私達の新曲もご披露しますので、重ねてよろしくお願い申し上げます。

少し年取ったポールとジョン、ジョージそれにまだ若いリンゴに会いに来て下さいませ。

 

 


木を見ず森を見よ

2014年04月25日 20時00分54秒 | 風竿日記

最近のマスコミ、メディアのていたらくぶりはちょっと酷いというか、情けない。

ものの現象ばかりを捉えて、あれこれとまるで三流タブロイド誌なみの浅ましさ。

現象はよろしいので、その本質を明らかにすべきなんである。

小保方さんの問題も然り。

キャスターがまるで嘘つきのような扱い方をしていた。

では、もしSTAP細胞が存在するとしたら、どうであろうか・・・・。

彼女が単に売名行為だけで、あんなことをするのだろうか。

ダグラス・マクレガーのY理論派の私としては、仕事もそうだけど、いつも人を見る目は性善説を採る。

人は生まれながらに善人なのだ。

だから目覚めさせればちゃんと素晴らしい仕事をするものだと思っている。

したがってその人がイキイキと仕事を始めるように目覚めさせるのが管理者の大切な仕事なのだ。

世の中にはいろんな人がいるから、私の価値観がすべて通用するわけではないのだが、やる気を引き出すにはセルフモチベーションを刺激する他ないんである。

枠にはめてその人をコントロールしようとしても、それは一時のことでしか終わらない。

大切なことはいかに考えているかを引き出すこと。

そしてそのスキルは性善説に基づかないと身につかないものだと思う。

仕事では部下に「木を見ず森を見よ、森を見ず山を見よ」と言ってきた。

目先の問題にばかりとらわれていると戦術家で終わってしまうざ。

戦略の見える管理者になれ・・・・。

最近、若い職員向けの勉強会でいつも戦略の重要性を説く。

想いは伝わっていかねばならない。

そして一人でも多くの若手の人を目覚めさせねばならないのだと思う。

「木を見ず、森を見よ」である。

 

 


信友会200回記念大会

2014年04月24日 23時59分36秒 | 風竿日記

23日は武雄地区の信友会ゴルフコンペであった。

何と200回記念大会、今回は60名の参加で盛り上った。

二ヶ月に1回のペースでやってきたから、ここにたどり着くまでに33年3ケ月を要したことになる。

それでも100回大会の頃は5、6組であったから、とんでもなく会員が増えて下さったんである。

きっかけは私が本店長をやってる頃、ある次長さんが断りの電話を入れていたのを聞いてから・・・。

「ああ、すみませんが、もう締め切りました。」

正直びっくりした私は、

「次長さん、一人二人も50人もお世話するのは一緒だから、多い方がいいに決まってるよね。せっかく参加したいと仰っているのだから、断ってはいけませんよ・・・。」

年上の次長さんだったので、言葉遣いには気をつけながらも、嗜めたのであった。

それから会員を3倍に増やそうと、あちらこちらに声を駆け出したのであった。

果たしてその成果ありで、半年ほどしたら、いつの間にか会員は100名を超えていたんである。

当時は嬉野地区も一緒にやっていたから、最終的に会員は150名に達して、目論見通り3倍になった。

コンペも10組を超える規模となり、次第にお客様から「信金のコンペは凄い・・・・。」という声が囁かれ始めたんである。

そんな時代を経て今の盛況振りがあるのだ。

だから私は200回記念大会が盛大に催されることが嬉しくて仕方がなかった。

お客様は楽しい場所に集まるのだ。

だからいつも楽しい工夫をしてきたのだが、それが通じているのが嬉しいのである。

各店で行っている信友会であるが、嬉野地区は何とも凄いの一言

ここまでお客様を楽しませるかという店長の工夫が随所に散りばめられていて、まさにピカイチなんである。

佐世保地区ももっと工夫を凝らして、お客様の輪が広がる会にしたいと願っている。

そのことがすべてに波及していくのを身を持って体験したからである。

 


美しいものたち

2014年04月22日 23時59分58秒 | 花の日記帳

花や若葉のことばかりで恐縮なのだが、心が疲れた時には自然のテーマに限るんである。

商工会議所が主催する異業種交流会である「武雄交流プラザ」の仲間が急逝した。

時は百花繚乱の春だというのに・・・・。

いつも前向きで熱く想いを語る社長さんだったのにと、第一報を聞いた時は、しばらく呆然自失の状態に陥った。

夏の暑い盛りに、黙々と草刈りをこなす頑張り屋さんでもあった。

武雄交流プラザの宴席では、分煙と称して煙草呑み軍団ばかり席を寄せ合って呑んだ仲間だった。

花はピンクのドレスを纏い、一心不乱に咲き誇っている。

この美しい花の妖精も、やがて枯れて土の上に落ちる。

終わりのある生涯は私達とて同じ。

しかし、そんな宿命も何処知らず、花は咲き切る。

いつも、そんな潔い男らしい彼であった。

今となっては、彼なりに咲き切った人生だったと思うしかない。

葬送の曲は彼が生前口ずさんでいたという「イエスタディ」であった。

お葬式でビートルズの音楽を聴いたのは初めての経験だったが、

それまでせっかく哀しみを堪えていたのに、この曲で一気に泪が溢れてしまった。

これまで、聞き飽きたくらいに聴いたこともあり、ビートルズの曲の中ではあんまり好きな曲ではなかったのだが、

心に沁みた。

やはり名曲なんだと、しみじみ思ったんである。

心から彼のご冥福を祈るばかりである。

 

八重桜は十重に二重にドレスを纏い一枚一枚風に泪をながす春夜

                                        合掌


若葉のころ

2014年04月22日 00時46分09秒 | 風竿日記

つつじは若葉と同居して私たちを愉しませてくれている。

色紙色のつつじを愛でると、若葉の緑にハッとさせられる。

 

初夏に向うこの季節もまた希望に溢れ、すべてが若く光り輝き、力強く素晴らしいものだ。

それは私のような老境に差し掛かる人間には、多少眩しくもあるのだが、やはり清々しい気分になれるこの時期はいい。

同じ御船山楽園で撮った写真なのだが、違う場所に行ったように、全然イメージが変わってくるのだから、実に不思議なものである。

この時期、First of Mayというか・・・・、その昔、映画にもなった。

そんな若葉のころ、我が家のささやかな「おでかけ」は、愛犬レオンを伴うものとなった。

こんなにも犬を可愛がるお嫁さんのために、ちょっと古いが、こんなにいい映画があったことを教えてあげたいと思った。

Melody Fair「小さな恋のメロディ」という映画である。

その挿入歌がこの「若葉のころ」であった。

瑞々しい若葉にはもうなれない私ではあるが、せめて心は、しなやかで若々しくありたいと思う。

それは夫としての役割でもあるし、務めでもある。

それでは、その映画音楽に使われたBeegeesの秀逸なナンバーをプレゼントしようではないか。

<!-- First of May - Bee Gees -->

 

 


春がいっぱい

2014年04月20日 23時59分31秒 | 風竿日記

春爛漫なんである。

桜が咲いた時には、日本中が桜だらけだと思わされたものだが、葉桜の季節になったとたんに・・・・。

どこに、こんなにもツツジが植えてあったのだろうと思うくらいに、そこかしこにカラフルな色紙のようにそれは咲き出した。

今、まさに日本中がツツジだらけなんである。

花を愛でるという国民性は世界に引けをとらぬのだ。

侘び、寂びを「おかしみ」に感じる独特の日本人の感性とは世界に比類なきもののように思う。

金曜日。土曜日と佐世保の仕事の仲間たちと過ごした。

平戸の友人がやってる「サムソンホテル」で年度始めの会議を行い、食事の後、さらに第二会議を開催、深夜遅くまで熱く語り合ったのだ。

同じ釜の飯を食うというのが、意外に大切なことなんである。

土曜日は平戸カントリークラブで佐世保の7人のサムライ達とゴルフ

楽しく和気藹々の時間を共有した。

体が悲鳴をあげていて、スコアは相変わらずとんでもないのだが、それでも職場仲間とのコミュニケーションは大切。

そして、今日日曜日は妻とのコミュニケーション

桜に続いて、季節の花を愛でる時間を共有した。

我が家から車で10分ほどの御船山楽園に出かけた。

大人一人の入園料700円也を支払い中へ

とても人が多かった。

 この御船山の絶壁はその昔ロッククラミングの練習場所で慣らした場所で有名であった。

その奇岩の下に満艦飾のツツジは競い合って咲き誇っていた。

ツツジだらけのブログとなってしまったが、また来年も再来年も、このツツジを一緒に愛でたいものである。

 

 

 


泊まりがけの支店長会議

2014年04月18日 20時19分03秒 | 風竿日記

新年度が始まり、今夜は平戸の友人のホテルに来ています。

佐世保地区の支店長さんたちと、泊まりがけの会議。

夜中まで、一つの部屋で雑魚寝状態で新年度の仕事のやりかたを話し合うのです。

ということで、ブログはあまり書けませんが、いい会合になることと思います。

今からお風呂に入って、9時から会議スタート

何時にそれなりの結論が導き出せるのか・・・・真剣勝負の時間。

仕事は仕込み7割だと思います。

仕込みを想いと呼び変えてもいいです。

さて、みんなの想いはどれくらいのレベルに成長しているか・・・。

愉しみでもあります。

佐世保地区は創業100年を迎える節目、私達の頑張り次第というステージを与えられました。

全員で思い切り歌い踊りたいものであります。


Drive my car

2014年04月17日 23時59分41秒 | 風竿日記

佐世保市まで1時間の通勤は確かにきついのである。

往復2時間の運転。

殊に帰路はメチャクチャに込むので、軽く1時間を超えてしまうんである。

なんか長距離運転手になったような気分なのだが、

それでも老いのご奉公と頑張っている。

そんな時の運転の友がたくさんの音楽CDたちである。

聴くのは勿論の勿論、ビートルズが多い。

そんな彼らのナンバーから運転に相応しい曲「Drive my car」

久しぶりにYoutubeから見つけてきた。

 

 ジャズアレンジもなかなか聴かせるではないか・・・・。

ところで、来週の日曜日は温泉deビートルズ音楽祭のプレイベント

 どうか景気つけにたくさんのお出ましを切に願っておりまする。

僕達のバンドThe AppleBeatsも出演します。

そん時に「Drive my car」もやりたいものです。

それでは、私の親友、東京でポールの奥様のバースディパーティで演奏した「The ParrotsのDrive my car」をお聴きください。

彼らは3年続けて温泉deビートルズ音楽祭で武雄に来てくれました。

今年はキーボードの都合がつかず、残念ながら来れないかもしれません。

<!-- Around The Parrots Promotion Video - Beatles Tribute / Drive My Car . -->