風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

春がいっぱい

2010年02月28日 16時56分37秒 | 花の日記帳

武雄市の仕事を朝のうちに一つ片付けて、それ以外は終日ひきこもりの、「まずまず」いい日曜日でした。

心配された津波の被害も今のところ心配なさそうで良かったのですが、チリの皆さんは大変ですよね。被害が極めて小さいことを祈ります。

さて、そんな怠惰な日曜、獲物を探すライオンのように、首から切り離された視覚だけをぶら下げて、広大な庭を散策しました。

ヒトは猫の額のような庭と揶揄するのですが、汗まみれのサラリーマン人生にとっては、150坪の土地はアフリカ大陸よりも広いのであります。

そんなMy Empty Gardenですが、注意深く見回すと・・・・

ホラ、ここにも、そこにも、春が訪れてくれているのです。

まずは床屋さんで散髪して貰ったばかりの、タンポポ君

誰も知らない間に、どこからか風に乗ってフラリと舞い降り、この庭で旅装を解いたのでした。

 

それから次のお客様は・・・とても小さな彼女・・・そして名前はあるのでしょうが、名乗らないので判りません。でも可愛い。

ド、アップで撮らねば写らないほどの恥ずかしがりやさん。

とても控えめな大和撫子さん

「お嬢さん何てついとっと・・・

「どこから来たと・・・・」「お母さんは・・・

ウーンどうやらヘンなおじさんだと警戒されてるらしい。

まあ、いいか。縁あってわが庭の住人だもの。仲良くしましょう。

 

そして、東側に陣取る「さくらんぼ君」ついに花開きました。

今5分咲きといったところか・・・。花弁を大きく広げてミツバチ君のおでましを待っている。

まさに、Cherry Blossom なんであります。

長く、暗く、寒かった冬も、ようやく白旗をあげてくれたようで、今からどんどん日が長くなるにつれ、アウト・ドアに繰り出そうではありませんか・・・。

中2の英語の教科書New Horison、一番初めの言葉、過去形を習ったんですね。

Spring has came . Roy to see Peal.を今頃になってやっと、この時期になると思い出す、英語が苦手の困ったおじさんなんであります。

 


散歩 ・・・Mistyな夕方

2010年02月27日 23時59分59秒 | 風竿日記

チリで大きな地震が起こったらしい・・・。大変だぁ・・・。

今日は完全休養、愛犬ミニチュアダックスフンドのレオン君と夕闇迫る中を散歩しました。

霧雨の降る中で、30分間彼に付き合うことに・・・・。

勿論デジカメは首からぶら下げております。

天気は悪いのだけれど、心なしか春の宵を、そこはかとなく気配に感じるようになりましたね。

土の匂いが

水の色が

風の音から

やさしい雨からも

そして霧もかかっていて、とても優しく、Mistyな雰囲気なのがいい

田舎くらしも、中々捨てたもんじゃない

土手の上を、水溜りを避けながら、愛犬と会話しながら歩く

「おっ、レオン見てごらん、猫やなぎのあるね・・・・・。」

彼が私の言葉を理解する筈はないのだけれど、気脈で繋がっていると信じているので、つい話しかけてしまうんである。

いつものヒトと犬の不可思議な会話を愉しむ

なまめかしい春の宵を・・・・しばし味わう

我が家のすぐ近くにある湖・・・けして堤とか池とか表現してはならぬ・・・・。あくまで湖なんであるが、いかにも水ぬるむという感じがしてきて、心が少し「ほんわか」とした。

我が家のさくらんぼうの木も花開こうとしている。

明日は・・・・よい天気らしい。

 

 

ということで、今夜は世界のナベアツではなかった、世界のナベサダのMISTYをお聴きください。

<!-- NabeSada  playing  MISTY -->


ビーモンの涙

2010年02月26日 23時59分59秒 | 風竿日記

冬季オリンピック、真央ちゃん頑張りましたね。

今日はその、オリンピックネタ。

実はもう42年も前のお話です。それは1968年メキシコで開催されたオリンピックでの出来事。

当時はベトナム戦争ではテト派が攻勢に転じて泥沼化し混迷を極め、アメリカでは厭戦気分が国中を席巻してフラワームーブメントに象徴される愛と平和運動が巻き起こり、ヒッピーと呼ばれる人々が国中に溢れた時代である。

一方北欧ではチョコスロバキアがより自由な社会主義運動「プラハの春」が旧ソ連 軍事介入で踏みにじられた。

中国では66年に始まった文化大革命運動が吹き荒れ、言論統制と弾圧が国中に敷かれた時代である。

わが国では高度成長時代の負の遺産である「公害問題」が表面化して水俣病、イタイイタイ病が公害病として認定された。

このような中、若者を中心として反戦・反権力闘争が吹き荒れ、東大の安田講堂が占拠されたりした。

 

そんな不安定な世相の中で、私は多感な高校生であったのでありました。

そして東京オリンピックのあと、舞台はメキシコシティに移されたのであった。メキシコオリンピックでは日本は11個の金メダルを獲得するなど大活躍、サッカーでは釜本邦茂が6試合で7得点を上げ得点王になり、チームも銅メダルに輝いた。

マラソンでは君原健二が銀メダルをとった。

さて、陸上男子の走り幅跳びで、アメリカのボブ・ビーモン選手は、当時の世界記録を55cmも上回る8m90cmの驚異的な世界記録を樹立して金メダル獲得した。この大記録の原因は第一に開催地が約2400mの高地であったことにあると言われている。

そしてこの記録は1991年東京世界陸上競技選手権大会マイク・パウエル(アメリカ)によって更新されるまで、23年間も破られることはなかった。なお8m90cmは現在もオリンピック記録として残り、41年経った2010年02月現在でも世界歴代2位の記録でなんである。

 Bob beamon の涙
 

その記録を知った瞬間、当のビーモンは歓喜するどころか、まわりの祝福を他所に、その場で号泣してしまったのだ。

どうして彼が泣き崩れてしまったのか・・・・・。

今でこそ黒人大統領が選出されるアメリカ合衆国であるが、当時は極めて人種差別とりわけ黒人差別が酷く、国内ではそれに抗議するブラックパワーが抵抗運動を興しており、多くの黒人はこれを支持していたんである。

その影響から陸上の男子200mのメダリストである、スミスとカルロスの「祖国での人種差別への抗議」が大問題となった。表彰式で国家演奏の時、裸足で登壇し、黒い手袋をはめ、ブラックサリュートの象徴といわれるパフォーマンスである怒りのこぶしを突き上げたのである。

IOCは「五輪に政治を持ち込まない原則を破った」と激怒した。
米国五輪委員会はすぐ、2人を選手団から追放、選手村から退去させた直後のビーモンの金メダルだったのである。

そしてビーモン自身も黒い靴下で表彰台にのぼったのである。

この間のことを私は朝日ジャーナルの記事で知り、高校の文芸誌に「ビーモンの涙」として投稿したのでありました。

 

そしてつい最近のこと、私の尊敬する従兄弟に私の同級生がこの「ビーモンの涙」のことを語ったそうなのであります。

42年間も印象深く覚えていた友人の感性の素晴らしさの中に、ビーモンの涙が甦ったのでありました。


九州ひぜん信用金庫のイメージソング「プロペラ」

2010年02月24日 21時28分05秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

九州ひぜん信用金庫が船出して10日が経ちました。

たいした混乱もなく、役職員一同元気に業務に励んでおります。

オープンの記念品は懐かしいサクマの缶入りドロップス、一万個を用意しましたが、あっという間になくなりました。大好評でした。

そして佐賀県西部地区と長崎県北部・中央部の特製地図をプレゼントしました。

この地図の地域に私達の店舗が19店舗展開しているのです。

<!-- 九州ひぜん信用金庫TV・CM -->

そしてオープンの日にBGMで流れていた私達九州ひぜん信用金庫のイメージソング「プロペラ」を、素晴らしい友達が画像編集してYoutubeに貼ってくれました。

スタジオ・インプットの山光さんです。このお方にはお世話になりっぱなし・・・・。今回もチャンポン一杯で快く引き受けて下さいました。奥さんの分まで2杯だったっけ・・・。

イメージを損なうことなく、とても素晴らしい出来栄えに、思わずウルウルと込み上げて来てしまいました。

この歌、少年の無垢な心で飛ばす模型飛行機、役職員一同で末永く大切にしていきたいと嬉しく思っています。

そしてこの街を、この地域を風に乗って、笑顔の花を探して飛び回りたいと念じております。

 九州ひぜん信用金庫イメージソング「プロペラ」

とてもいい曲でしょう。重厚感もあって、でも堅苦しくなくて・・・。

作詞・作曲北村尚志さんです。どうぞYoutubeからご自分のブログに貼って広めて頂ければこんなに嬉しいことはありません。

実は彼が大学生の頃からのお付き合いなのですが、現在佐賀のCMシーンで大活躍、STSテレビやFM佐賀、NBCラジオなどで彼の歌やナレーションCMが流れない日はありません。

そして今回のこの素晴らしい楽曲にとても感謝しております。

山光さん北村尚志さんは、私にブログの手ほどきをしてくれたお師匠様、そしてブログの縁で仲がとても深まりました。

持つべきはブログの友、前世からかも知れない深い地下の水脈で通じ合うのです。

 

最後にこの「プロペラ」という曲、何度聴いてもジーンと来てしまいます。

風に吹かれながら、ただ佇んでいるだけなのに、何故だか胸がジワーッと熱くなるような・・・・そんな不思議な力を秘めている曲です。

 

 九州ひぜん信用金庫 イメージソング  プロペラ

           作詞 作曲 北村尚志 編曲 石橋序佳  

                                          

息はずませ駆け上がる 坂の向こうに浮ぶ雲          

あふれ出す夢や憧れを 力いっぱいに飛ばそう 

明日という名の標(しるべ)なき空へ

まわれまわれプロペラ 風に乗れ 時を越えて

街の中に咲いてる 笑顔の花さがしながら

 

よろこびも悲しみも 人のやさしさの手ざわりと

ありがとうを抱きしめて 誰もが朝を歩き出す

出会いという名の新しい街へ

まわれまわれプロペラ 風に乗れ 海を越えて

街の中に生まれた 心の糸つむぎながら

 

息はずませ駆け上がる 坂の向こうに浮かぶ雲

あの頃の僕が歌ってる 夢の飛行機をかかえて

ふるさと色した想いでの歌を

まわれまわれプロペラ 風に乗れ 虹を越えて

街の中に咲いてる 笑顔の花さがしながら

笑顔の花さがしながら

 


ガンにまつわるセミナーに参加しました

2010年02月23日 23時59分49秒 | 風竿日記

福岡市の全日空ホテルへ、招き猫ダックさんのセミナーに出席

今回の講師は「NPO法人キャンサー・ネット・ジャパン」の松井亜矢子さん・・・・とても、とても美人の講師先生

演題は「人生変わった35歳からのがん体験」・・・なって初めて判る情報・経済・心の問題」というもの

講演の説得力は彼女自身が「がんサバイバー」だから

 

彼女は演題の通りに35歳で乳がんを宣告される。大学を出てテレビCMをメインに取り扱う大手の外資系広告代理店に転職して、結婚も決まったばかりの頃、家族のガン発病に見舞われ、突然奈落の底に落とされたのだ。

2000年4月にお父さんが白血病発覚、6月にはお母さんも大腸がんの告知を受けられ、8月にはお父さんが他界されたというのである。彼女はこの年から「がん人生」がスタートしたと定義づけられている。

そんな家族を襲ったがんの悲劇に泣き暮れているうちに、自分の右胸にしこりを発見・・・・・。

初めは情報と知識不足の中で、何も判らぬまま、婦人科の門をたたいたそうである。しこりが柔軟性があるから大丈夫などと酷い誤診を受け、2年間放置するハメになったという。

教訓がんの疑いがある時は専門病院に相談すること、情報を出来る限り収集して、納得のいくベストの治療法を選択することである。

結局彼女は治らないシコリを乳腺科に相談すると、その場でガンを宣告されてしまうのである。

この時の驚きと狼狽振りは想像難くない。

彼女は力説する。ただでさえショックな上に、数日間で膨大な情報を読み込み判断せねばならないと・・・・。

例えば・・・ガンのタイプは?、術式は?、ステージとは?悪性度は?、浸潤度とは?治療方法は?化学療法の種類とは?放射線治療とは?副作用は?日数とコストは?標準治療とは?エピデンスとは?生存率は?などである。

殆どの人がガンの知識を持たないまま、専門用語の多い世界に突然放り込まれるんである。そしてこれらの情報からベストの道を選択せねばならないのである。

 

教訓  ガンの相談窓口は信頼のおける専門医を複数(セカンド・オピニオン制度を活用)してベストの治療法を選択

治療法には標準治療という多くの臨床例から現時点で最も効果が高く、副作用が少なくしかも再発リスクが低いという治療法なのだが案外この治療法が選択されていないケースが多いのである。患者さんの半数にものぼるという。

あまり長くなるので、次回にまた続きを書くことにしますが、昨年5月来、友人の死を契機として「がん撲滅キャンペーン」を貼っている私のささやかなブログですが、今回のセミナーでまたたくさんのことを教えて頂きました。

松井さんの所属されるNPO法人キャンサー・ネット・ジャパン(CNJ)にはアドバイザースタッフとして、あのMDアンダーソンの上野直人先生も加わっておられ、とても信頼できるガン啓発組織です。

CNJからのメッセージに

「ガンについてのNOをKNOWに変えよう」というのがあります。

もっとがんについての知識を高め、罹病された患者さんが、よりよい選択の出来る環境作りを急がねばなりません。

日本はがん治療に関しては米国から35年も遅れている「がん後進国」なのだそうです。当初武雄市の協力も得てやってきたキャンペーンはガン撲滅のための「早期発見・早期治療」に徹底的に拘りましたが、今年は次のステップに入っていかねばなりません。

それは、緩和ケア・ホスピスの病床確保に対するムーブメントと多少のカウンセリング機能を持った啓発活動の組織造りのステップなのです。有能な仲間も集まってくれています。

その意味から松井さんのお話はとても参考になるものでした。

最後に美人講師の松井亜矢子さん・・・・ご本人の承諾を得て掲載しております。

竹内マリアに似た素敵なお方です。

彼女は自らの苦しい体験を踏まえ、ガンに苦しむ人々のために立ち上がったのです。今でも後遺症に苦しんでおられるとのことですが、とてもイキイキと輝いていらっしゃいました。

セミナーの場を準備して下さいましたアフラックの皆様、どうも有難うございました。

一年前のの「周南いのちを考える会」の前川育先生の涙、涙、涙累々ご講演を思い出しています。思えばあのお話を聞いてから私の重たい体が動き出したのでした。

                                         以下次号


宝石  

2010年02月21日 23時14分39秒 | 風竿の悪友烈伝

若い頃5人でバンドを演っておりました。

その頃の思い出はキラキラと輝く青春の宝石なんであります。

Strawberryというバンド、勿論The Beatles の曲 Strawberry fields for everからとった名前です。下の写真恥ずかしながら、紺色の短パン一番右端が私めであります。

そこのバンドリーダーM君は、今や鹿島市の優良中堅企業の重役さん

当時の彼のパートは、少し渋めのドラマーでした。その彼の長女Rちゃんの結婚披露パーティなんです。

洒落たフランスレストランでのパーティ、彼から言われるままにピアノで3曲ほど唄い、その後は彼の家で、呑むほどに昔噺の花が咲き乱れました。

さて、娘さんはまるでモデルさんのように美しく、キラキラ輝く宝石のような花嫁さんに・・・・。

ご主人となられるお方は、スリランカ (昔のセイロン) の王家の血筋を継ぐ方。

そして世界中で大きな宝石商を営んでおられます。

友人のKがすかさず、「引き物は宝石じゃいも判らんバイ!」と脂ぎった顔で・・・

「まさか!一万円会費のパーティに引出物、しかも宝石はなかろうもん!」と常識人の私

「何て言いよっと、新郎の家はスリランカで三本の指に入るくらいの大金持ちてバイ・・・・。」脂ぎった顔で友人の語気が強まります。

ところが帰り際に招待客に配られたのは、堅牢な木箱に入っているし、いかにもそれらしく、高価そうな雰囲気が、そこはかとなく漂うものでありました。

因みにそれがこの写真・・・・・・なんです。ジャーン

写真では残念ながらも量感・質感がお伝えしにくいのですが、かなり豪華な木箱なんでありますよ。

ひょっとしたら・・・・1月から12月までの誕生石がドロップみたいにゴマンと詰め込まれて、ジャラジャラと唸り声をあげているかも・・・・・・。

ま、まさかとは思いつつも、丁寧に梱包された引出物を震える手で開けると・・・・・・。

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なんと本場セイロンのハーブティーのセットではありませんか・・・・。

しかも宝石のように美しいパッケージ・・・・まさに最高の引出物

勿論、オリビアを聴きながらが大好きな僕は「ジャスミン・ティー」から封を切ったのですが、これが旨いの何の・・・・・。

M君素敵なプレゼントありがとう。そしておめでとうございました。

可愛い宝石のような純白の花嫁さん、お幸せに・・・・。

物欲はともかくも、人のご縁を大切に、長い人生、ましてや国際結婚、ご苦労されることもあるかと思います。

素晴らしい原石を磨きあげ、心の宝石を光り輝くものにしてくださいね。

いつかスリランカに旅したいものです。


我が家の庭で春を見つけました

2010年02月20日 23時59分59秒 | 花の日記帳

風はまだ冷たいけれど、ここ数日とてもいい天気です。

この時期いい天気だと実に嬉しいものですね。

「三寒四温」とはよく言ったもので、梅は見頃を迎え、何もない、平凡なMy empty gardenにも注意深く観察すれば、いつの間にか春が遊びに降り立っているのです。

ムスカリさん、こんにちわ いつの間に顔を出していたの?

はるかトルコの国から来たのでしたっけ・・・・・。この愛くるしいブルーサファイヤみたいなダンディ振りはどうでしょう。

カタバミ科のオキザリスの可憐な花も咲いていました。太陽にとても敏感な花なので、ちょっとでも日陰になるとすぐに花弁を閉じようとします。英語でLucky Cloverというらしいです。

家の中に入るとシクラメンが咲き誇っています。

水の与え方に注意が必要ですが、割と管理がしやすい花で、しかも長く咲いてくれます。

気品があって、それでいて可愛い。

真綿色したシクラメンほど清しいものはない

花は誰かに見られようと、見られまいと、精一杯に咲きます。

そこに一種のはからいは何もありませんね。

ただ咲ききるのみ。時間がくれば黙って散っていく。

花は語らずに人生を教えてくれているようです。

花はいいですね。たくさんの花を愛でる春もいいですね。

久しぶりの花の日記帳でした。今から花の季節到来、とても楽しみです。ニコンのデジカメで撮るのも愉しみ。

そしていつも思うのですが、一体誰がこんな美しい植物を造りたもうたのでしょうか・・・・?

 


佐賀のがばいじいちゃんのゴルフコンペ

2010年02月19日 23時59分45秒 | 風竿のゴルフ&ゴルフ

塩田町が生んだ超怒級のウルトラスーパーじいちゃんがいらっしゃるのをご存知だろうか。

その人の名は平野重徳先生

嬉野市の名誉市民にして鹿島・嬉野地区の政財界のドンなんである。

この佐賀のがばいじいちゃん、半端じゃないんである。

格言の名手「温故知新」ではなく「温故創新」だと仰る。

実は、歯に衣を着せないとはこの人のこと・・・。

代議士やろうが、警察署長やろうが、遠慮なく云いたいことをズバリと斬りつける。

しかし本当のことなので誰も文句は言わない。言わないのを良いことに、さらにケチョンケチョンに切り刻む。

そのくせに回りは友達ばかりなんである。

そのくせにいつも笑いが絶えない。

誰とでも分け隔てなく親しくお話をなさるから、逢った途端にみんな友達にしてしまわれる特技の持ち主。

しかも熱くてとてもやさしい・・・・。

おん年87歳なのだが、まだ50年、100年先のお話をされる。

武雄・嬉野カントリークラブの競技日程手帳には、毎年2月17日は平野先生の誕生日のお祝いコンペが先の先まで完全予約してあるのだから凄い。

題してこのコンペの名は「平野メモリアルコンペ」と称する。

先生が70歳の古希を迎えられた時から始まって、今年で第18回なんである。

ということは先生は今年88歳の米寿を迎えられることになる。

そして参加者は厳選して160名という大きなコンペ

なんと市民ゴルフ大会よりも参加者が多いのである。

嬉野・鹿島近郊のゴルファーが挙って先生の誕生日のお祝いに駆けつけるのである。

例年だと表彰式・懇親会パーティは鹿島市の清川で250名の規模で行われていたのだが、今年は先生の米寿を祝う会が企画されていて、ゴルフ場でのパーティとなった。

ゴルフ参加者が160名でパーティが250人というのが平野先生らしいところ、懇親会は先生の誕生日を祝賀するために、さらに多くの友人が駆けつけるのである。

皆さん「ゲイノーじん」でもあるまいに、自分の誕生日を250人もの人々が集まって祝ってくれる、そんな人が居ますか?

一緒に回った峰松哲也さんの華麗なフォーム とても紳士です

同じく鹿島の織田カラー専務さんの豪快なフォーム

鹿島の藤永建設社長さんのフォーム、パワーヒッターなのだ。

ということで私も末席にて参加させて頂いたのでしたが、本当に凄いウルトラ・超怒級・スーパー・怪物・カミナリ・小言じいちゃんなんである。

そして実は私も大好きなじいちゃんなんである。

こんなじいちゃんが頑張っているうちは、我が日本国も安泰なんである。

 

表紙の写真はパーティの謝辞で、いつものようについ熱が入り「なんじの隣の人を愛せ、友達を多く造れ、田澤義鋪 の精神に学べ!」と力説するスーパーじいちゃん。

88歳でも強烈なんである。

 


プロペラは回り続ける ・・・ローカルCM考

2010年02月18日 23時25分00秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

2月15日に誕生した「九州ひぜん信用金庫」のTVコマーシャルは、空に憧れる少年が飛ばす、紙と竹ヒゴで出来たゴム動力の模型飛行機。

ジェットエンジンでもロケットエンジンでもない、人間の力だけでプロペラを回して、風を掴み、野を越え、山を越えて飛んでいくのです。街に咲く小さな笑顔の幸せの花を見つけながら・・・・。

   「九州ひぜん信用金庫誕生!」TVCM

Youtube動画は山光動画研究所さまのご好意によるもの。

このCMは同名のイメージソングを作ってくれた、SプランのCMディレクター北村尚志さんのプロデュースによるもの・・・・。

オープニングの広報チラシからテレビ・FMラジオ、新聞と、一貫してこのプロペラのイメージで統一してきましたが、今回は中々どうして、頗るつきで評判がいいのであります。

そのCM誕生秘話を彼がブログの中で、実に味わい深く書いてくれています。

佐賀と長崎、県境を越えた合併を、彼は温かみのある紙飛行機を飛ばして二つの地域を見事に繋いでくれたのです。

こんな夢のあるCMを製作してくれた彼の力量を、僕は今回の広報活動で存分に教えられました。

いくつになっても少年のような感性を失ってはいけないと・・・。

そして、昔懐かしい模型飛行機のコンテストを企画したいと思っています。

お父さんと子供、おじいちゃんと孫でもいいから、少年の夢を育むふれあいの絶好の機会であると思います。

そんな手作りのイベントを行い、街に笑顔の花を咲かせていきたいものです。

今回はその佐賀が産んだ偉大なシンガーソングクリエーター「北村尚志」さんのストーリー性の高いCMソングをご紹介したいと思います。

アライ警備保障さんのCMとしてお聴きになった方も多いと思いますが、とてもいい歌なんです。

この歌に対する彼のライナーノートには

「もう一度生まれ変われたら、長い人生そんなふうに思うことは一度や二度はあると思います。
たとえそう思っても足下を見たら仕事、お金、時間、恋愛、家庭全てが自分の軌跡であり、人生に「もしも‥」
は大かたないようです、それでもどんな仕事でもお金のために働くことは辛いもんです。
全ての働く人たちにエールを贈ります。 」とあります。

.<!--  Watch this video in a new window道の上 北村尚志 -->
..  

 

さて、九州ひぜん信金のCM、当初この愛くるしい少年はサンテク・ジュペリの「星の王子様」だったのですが、どうも誰かに似ているような、いないような・・・・。

 

 


ナイト・ブルーの誘い

2010年02月16日 22時34分12秒 | 風竿日記

仕事を終えて帰宅する道の途中で、車を脇に止めて空を見上げました。丁度19時ジャストの西の空。

あたりは一面ミスティー・ブルーの照明に彩られていました。

不思議な色合いです。

冬から春へと移行している空のいろなのでしょうか・・・。

地球とは不思議な星です。花嫁さんのように、時間ごとに見慣れたはずの自然をお色直しさせるのですからね。

そして川面に映るナイトブルーのえも云われぬ光景

思わず見とれてしまいました。

寒さでなのでしょうか、手ぶれが酷いのですが、まずは色合いだけでも楽しんで下さい。まったくフィルターも画像処理もなしの自然そのままなのです。

この情景に似合う曲、探したのですがうまく浮かびません。

で、僕が若い頃にバンドでやった曲をご紹介することに・・・。

   Ride on Time 山下達郎

 

時には手ブレがおもしろい世界を Ride on time !

ではもう一曲達郎を・・達郎って僕の親父と同じ名前なんです。

アカペラのとてもいい曲ですよ・・・・。

 山下達郎-CLOSE YOUR EYES / chiristmas in new york